|
|
いとう |
僕もね、UFOとか心霊現象とかね、中学のときかな、やたら買ってきて読んで、はまりこんじゃってたわけ。「おばけ」と「UFO」のことに。それでもう父親に「そんなバカな本を読むのはやめろ」とか言われたりしてさ。とくにUFOのことは、躍起になって怒ってさ。「そんな、バカなことあるか! いいかげんにしろ!」って言われて、禁止になっちゃったわけ。おばけとUFOの本が。
|
上 田 |
はあー、はいはい(笑)。 |
いとう |
それで俺が35歳くらいになってから、つまりそのころから20年くらいしてから、実家にちょっと帰ってたら、母親が俺のとこに来ましてね、「お父さんはね、あなたに秘密があるのよ」って言うわけ。ドッキリするじゃないですか。「えっ親父に秘密が!?」って思ってさ。 |
上 田 |
35とかの。
|
いとう |
35になって、初めて。「お父さん実はね、15年くらい前に、UFO見てんの。」って(笑)。あんなに否定してた親父が、UFO見ちゃってたの。 |
上 田 |
(笑)!! |
いとう |
俺にだけは言わないでくれって。 |
上 田 |
あんだけ、否定してたから。 |
いとう |
あんだけ否定してたから、言うわけにはいかなかったんでしょ。だから、家に帰って「お母さん、UFO見ちゃったんだけど」って。それを、よくよく問い詰めたんですよ、父親に。「ちょっと、UFO見たそうじゃないか」って。「どんなUFOだったんだ?」って言ったらね、「俺が原っぱのところで歩いてたら、目の前5メートルくらいのところに、フワフワフワフワって着陸した」って言うんだよ。それ、相当のUFOの目撃だよ(笑)。 |
上 田 |
かなり、接近遭遇。 |
いとう |
かなり接近遭遇だよ。よく、息子の俺にだまっていられたなぁーって。 |
上 田 |
そうですねぇ(笑)。へえー。 |
|
|
|
|
いとう |
そう、父親はUFO見てるんですけど、僕は見てないんですよね。上田くんは、見てるんですか? |
| 上 田 |
僕も、見たことがないんです。で、好きなんですよ。もちろん、ロマンチックなこととか、ファンタジーとかも好きなんで、そういうのは好きなんですけど。でも理系なんで、どうしても「科学的に考えると、こうだ」みたいな、ちょっと、予備知識もあったりして・・・。たとえばちょっと、目じりで何か光を見ると、「まあ目じりだから、そこは光の感度が強いから見えちゃったのかな」っていうことになっちゃうと、ついつい、否定したりとか。あんまり、だから霊とか怖くないんですよね。たとえば「おばけ屋敷が怖い」のって、じつは、違うじゃないですか。 |
いとう |
うん、そう。驚くのが、怖いんでしょ? 「わあ!」とか、言われるのが怖いだけで。「おばけ」が怖いわけじゃないよね? |
上 田 |
そうなんです(笑)。誰かが潜んでそうやから。 |
いとう |
そうそう。「人間」が怖いんだよね、むしろ。 |
上 田 |
だから、知らない人が走ってきたりしたら、すごい怖かったりとか。 |
いとう |
怖いよ、怖いよ。そう、今日の昼間、セロのマジックショー観てたんだけどさ。セロのマジックショーを「俺」が観たら面白いなー、と思って行ってみたわけ。 |
上 田 |
はいはい(笑)。 |
いとう |
そしたら、舞台上でセロが一回消えるんだよ。布か何かを、女の人がフワフワってやって。「たぶんこれ、セロが消えてんな」って、「分かってんだぞ」って思ってたら、セロが俺の真横に出てきちゃったの。ボン!! って。「うぉー!」って、すんごい怖かった。その怖さでしょ? |
上 田 |
(笑)!! そうです、そうです。それは、マジックが怖いんではなく。 |
いとう |
俺だって別に、セロが怖いんではなくて、人間が「ボン!!」って出てきたことの、怖さだもん。 |
上 田 |
そうなんですよね。っていう意味で言うと、僕ビビリなんで、雷が突発的に鳴ると、すごい怖いんですけど、「霊がいそうで怖い」とかは、ないですね。 |
|
|