[ヨーロッパスタジオ]>[イベントCheck it out]


Lマガジンのヨーロッパ特集で「若者文化キャラ」と紹介された土佐です。まさにそんな僕なので、学生時分は当然クラブイベントなんかにも足繁く通っていましたが、最近ではすっかり食傷気味で、自分の中ではもうなんかそういうのは1周した感じがあって、なので最近ではナイトイベントよりももっぱら地域密着型のデイイベントです。
このコーナーでは、そういったエッジの効いたイベントを、ミラーボールとドラッグに辟易したキミに紹介できればと思います。NO EVENT NO LIFEってことで。

第1回  古着交換会 第2回 妖怪仮装行列  第3回 区民ペタンク講習会  第4回 京都銭湯KING 第5回 うたごえ喫茶
第6回 大もちつき大会 第7回 グランドゴルフ 第8回 みんなであそぼう 第9回 いきいき筋トレ 第10回 イベントチェキラ
第11回 ダンサー・イン・ザ・ダーク 第12回 京都市成人の日記念式典 第13回 ふれあい朝市 第14回 HEP HALLからの脱出 第15回 渋谷大好き
観光写真コンテスト




第1回




チャラチャラ街を歩いていると、掲示板によさげなフライヤー発見!
「第十七回古着交換会(最終回)」主催 こまばリサイクルの会
ジャケやばいです。

イベント名からしてヤバそうなにおいが漂っています。
しかも最終回。フライヤーによると「今までは残った古着は区に引き取ってもらって有効利用されていたが、今後はゴミとして処分せざるを得なくなり、また、スタッフ不足ということもあり、今回で最終回」ということらしい。

「ゴミはあくまで出さない」と
いうリサイクルの会の心意気。信念を貫くために自ら命を絶つ。一本芯の通った骨太なイベントであることは間違いないでしょう。


これ、HERE WE GO!

いらなくなった服をおしゃれアイテムにかえてやろう。
ダサいシャツをカットソーにかえてやろう。
交換に交換を重ねて、すべてをリニューアルして帰ってやろう。

しかしそのためには、こっちもそれなりのアイテムをださなければ。
というわけで、手放すには惜しいけどもはや1軍ではなくなった服たちを
両腕いっぱいにかかえて、いざ区民センターへ!



受付に到着すると、奥からおばさんが出てきた。こいつが今日の主催者か?
そしておばさんはいきなり「先に荷物あずかります」といって、手を差し出してくる。
ので、言われるがままに、持ってきた服たちを預ける。

そして、受付にて、参加料の100円を支払う。
100円でおしゃれキッズになれるのなら安いもんだ。

よし、いよいよ始まる。交換が始まる。
僕のものはあいつのものあいつのものは僕のものだ。

そして、交換に臨むべく、先ほど荷物を預けたおばさんのもとへ。

あれ?荷物がない……。
とさ「あれ?僕の荷物はどこにいきました?」
おばさん「あっ、もう置いたよ」

もう置いた??どこに……?

会場を覗いてみると、並べられた長机の上に、たくさんの古着がおかれている。
そして、一番手前の机に目をやると、そこに僕の荷物はあった。

おー、あったあった。ここが僕のブースというわけですな。
ここで交換に交換を重ねていけと。わかりましたよ、それならそこで交換を……。



あれ?今盗られた……おばあちゃんが僕の服を盗んだ!
ちょっとちょっと、いくらおばあちゃんでも勝手に人の服を盗んじゃ、許さんよ。

あら!また盗られた。今度は別のおばあちゃんが……

あらあらあら……
僕の服がどんどんおばあちゃん達の袋の中に入っていくよ……

おばさん「好きなだけ、持って帰ってね」


そうです!
取り放題ルールだったのです!
お互いの一個一個を交換するのではなく、最初に全部持っていかれて、
それをみんなでいっきに交換するという、なんとも男らしいルールだったのです!
つまり、とったもん勝ちなのです。というか、出したもん負けなのです!

このままではいかん。
慌てて会場に入り、まずは少ないながらも残っている自分の服を取り返す。
僕の服!僕の買った服!



こんなはずじゃなかったのに、こんなつもりじゃなかったのに……おしゃれキッズに……それでもなんとか気を取り直し、服を探すが、
どれもこれもお年寄りの服ばかり……
そりゃそうだよね、こんなところに若者来ないよね。
っていうか年寄り多いな!



そうして朦朧とした意識のまま服を選んでカバンに詰め込み(記憶はない)、
10分やそこらでイベントは終了。それでも最後に受付のおばちゃんと記念撮影、出会いはイベントの醍醐味だからね。
お疲れ様でした!




今回振り返り思うことは、イベント名から自由気ままにそのイベントを判断すると痛い目に会うと言うこと。そして街のイベントにはお年寄りが多いということ。この二つは失うものの多かった今回のイベントの唯一の収穫といえる。
しかしそういう意外性が従来のイベントとは違う刺激をあたえてくれたことも事実であり、今回の古着交換会、イベントとしての評価はかなり高いと思われる。しかしこれが最終回。非常に残念であるのと同時に最後に立ち会えた喜びも大きい。


よって今回のイベントは
95点!