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ヨーロッパ企画の自称・アーティストたちが、自分の自信作を持ち込む、仮想スペース「GALLERY TG」。彼らの作品を、”オーナー”が独断と偏見いっぱいにご紹介します!
11月のGALLERY TGは、ヨーロッパ企画主催のSSMF(ショートショートムービーフェス)のプロデューサーとしても活躍する中川晴樹。……ホント私情ですみませんが、中川さんの“眉間にシワ”と妙なこだわりが以前から大好きでして、コメント2行目からすでにずきゅんと来てます!

第4回 中川晴樹    「ちょっとピンぼけ」



初めまして。ヨーロッパ企画のロバート・キャパこと中川晴樹です。
昨今の写真というものに、大変懐疑的な思いを抱いておりまして、といいますのも、写真はやはり芸術だと思ってますし、その瞬間の心のときめきや機微、撮影者の感性、さらにはシャッターを切った後の状景をも写しとるべきものだし、永遠に止まったかに見える時間、いや光と言ってもいいでしょう、永遠に止まった光であるのに、とても雄弁である、それこそが写真だと僕は考えています。
ところが、昨今の写真はどうでしょうか?
僕には何も声が聞こえません。これはいかん。そういった思いで、使命感を持って、今回僕もこのギャラリーに写真を展示したいと思いました。 三つとも僕が命を削って撮影したものです。携帯の写メですので美しさとか構図とか、そういうものは皆無ですが、皆さんもこの写真からあふれ出る言葉、それを感じ取って頂ければ幸いです。
①「驚きすぎた人」
①「驚きすぎた人」
満員の喫茶店、他のお客さん、そして被写体に白い目で見られることも厭わず撮影。
この被写体が例え銃を構えていたとしても、僕はシャッターを切った。




②「見つめ合う二人」
②「見つめ合う二人」
脱ぐ男、そしてその身体に値段をつける男。ここは現代日本。




③「乳首男」
③「乳首男」
「仕事終わりは乳首が腫れるのよ」そんなことを呟きながら、今日も彼は街角に立つ。

撮影者の目線を強く感じる3枚ですね。それぞれのインパクトもさることながら、2枚目と3枚目を並べたあたりに、中川さんの“見せる”ことに対する強いこだわりを感じてしまいます!

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