[ヨーロッパスタジオ]


SFにゲームにと、理系デジタル世代劇団の名を欲しいままにしてきたヨーロッパ企画ですが、ふと初心に帰って周りを見渡すと、古都・京都に住んでいました。心霊スポットのメッカじゃん!

というわけで、この企画は、オカルトを積極的に肯定していくスタンスで、京都の心霊スポットに足を運び、怖がったりして霊の出そうな感じを高めつつ、ついにはデジカメで霊を捕らえてしまおうという、エポックメイキングな心霊ツアードキュメントです。

第一夜 清滝トンネル   第二夜 深泥池   第三夜 宇治川ライン  第四夜 首塚


第一夜 清滝トンネル

記念すべき第1回目のキャプチャーポイントは、全国的にも有名な心霊スポット「清滝トンネル」!京都西の山奥深くに位置するそのトンネルは「髪の長い女が車のボンネットの上に落っこちてくる」とか「行きと帰りのトンネルの距離が違う」だとか、いかにもな面白怖いエピソードが盛りだくさん。火のないところに煙は立たぬということで、一同はワゴンに乗り込み、デジカメ片手にこのトンネルを目指してみることに。

【参加メンバー】
諏訪 永野 石田 本多 酒井 西村 吉永
(制作スタッフ)
丹原
(造形スタッフ)

行った日:2004年9月22日




■山道

午後10時。清滝トンネルを目指し、山道をワゴンで走る一同。
そのトンネルでは、ドライバーが狂ってしまうという噂がある。
ちなみに、誰一人として霊感を持っていない。

石:酒井、ゆっくり行って。
永:ゆっくりね。酒井くんちょっと、車スピード早いんじゃないかっていうね。そんなことない? 
石:酒井、車の運転早くないですか? いつもより。
永:暴走気味の。
諏:狂った! 酒井が狂った! 早くも!

一同、パニック。
酒井、騒ぎに気を取られ、赤信号に気付かない。

石:酒井、赤、赤、信号。止まって、止まって。
諏:急ブレーキ、急ブレーキ。危ねえー! 
酒:着く前から何なんすか(笑)。
諏:大丈夫? 大丈夫、酒井? 
永:大丈夫? 
酒:全然大丈夫。
諏:狂った? 
酒:いや(笑)。
永:顔がここから見えんから不安なんよねえ。
石:振り返って。振り返ってよ。
酒:(振り返る)
全員:(顔を見て)うわー。
永:暗くてわからん。
西:何か顔が怖かった。

標識で、清滝へは右と指示されている。
が、酒井はそのまままっすぐ行ってしまう。

石:ここ曲がるんじゃない? 
永:おい! 
諏:狂ったー! 
永:ちょ、酒井くん? 
酒:え(笑)? 
石:(酒井に冗談だと思われかけたので)違う、違う、違う、マジ。
永:今のところ右にまっすぐ。
西:右って書いてましたよ。
酒:あ。ごめんなさい。勘違い(笑)。
諏:おっ、酒井が狂ったー! どこに連れて行かれるんだろう? 
永:どこに行くか確認していい? あの、確認なんだけどさあ、
諏:何で何も言わないの? 
酒:今喋ってます、喋ってます。あの、曲がりますよ。

ようやく正しいルートに戻る。

石:間違っただけ? 
酒:間違っただけです。
石:よね? 
酒:(また赤信号なのに進んでいる)
石:あ、信号赤なのに行ってる? 赤なのにちょっと! 
全員:えー! 
永:なんで!? 
石:赤なのに突っ走ってった! 
酒:(笑)いや、左折可だったから。
石:ああ、左折可だったからか。
永:(ホッとして)いやーここから、酒井君の顔も見えんしさあ。
石:いや酒井が狂って、信号赤で突っ走ったのかと思ったんですよ。
永:いやまだね、心霊スポットに着いてるわけでもないのに、かなり怖いムード漂ってるよ。




■こわい神社

以前にも行ったことのある、地図に載っていない謎の神社にさしかかる。
西村が車の窓を開けると、車内に冷たい風が吹き込んでくる。

 

諏:うわわ、やばい、やばい。風がやばい(怖がりだす)。
永:冷気がやばい。
西:(写真を撮って)暗過ぎて写らない。
永:フラッシュ焚いて。
西:(もう一回撮る。撮った画像を確認して)え、何か写ってる。ここ。
石:(見て)もう写ってる! 
全員:ええー! 
諏:え、どこ? 
永:白い玉写ってる。
石:この丸いの? 
西:これ。
石:うわ! ドクロだ! 
酒:ドクロ(笑)? 

永:(ビビッて)ちょっと、まだ目的地に着いてもないのに撮れるの早くない? 
石:これドクロやろ完全にこれ! 
西:ええー! 嫌や。
諏:いや、これオーブやね。すごいオーブやね。あのね、(カメラ目線で)凶暴なオーブが出ています! 
永:(笑)凶暴! 気質の荒い!? 
諏:(カメラ目線で)凶暴でございます! 
西:どうしよう。
永:ちょっとね、落ち着こうね。
諏:西村さん、手無いよ! 消えて無いやんか! 
西:ええー!(パッと自分の手のひらを見て)あるじゃないですか。

いきなりオーブ(球体の霊魂)らしきものが撮れて、興奮する一同。
帰りにもう一度中を散策することにし、ひとまず例のトンネルに向かうことに。




■清滝トンネル

山道を走り、やがて目的地の清滝トンネルが見えてくる。
その脇に、信号が1つ、立っている。

永:酒井くん、この信号何かあるんよね、いわれが。
酒:ええ、これなんですけど、
諏:(皆を脅かそうとして大きな声で)グワーッ! 
全員:キャー! 
酒:(周囲に構わず)今赤じゃないですか。赤だったら大丈夫なんですけど、着いた時に青のままやったら、これは霊に呼ばれてるっていう。
西:えー。
酒:で、そのまま行っちゃうと、ドライバーが狂って、帰って来れなくなるっていう伝説が。
永:なるほど。
酒:なんで、もし青でも、一旦赤になるまで待たないといけないんです。
諏:これはちょっと車降りるしかないやろ。
石:よし、降りようか。

昼の清滝トンネル

トンネルの脇に車を止め、一同、恐る恐る車から降りる。

本:(諏訪に車の陰から脅かされて)グワー! ちょっとー! ひー。
永:大丈夫(笑)? 
本:寒気が。
永:ちょっと急に冷えるねえ。

入り口付近で、写真を撮ったり。

本:(信号機を眺めながら)信号全然青にならない。
永:異様なまでにずっと。
諏:ねえ。
西:そういう信号じゃないんですか?(いきなり信号が青に変わる)
全員:キャー! 
西:怖い! 

石田が、道路脇で立ち小便をしている。

諏:あ、石田が立ち小便を。
本:ええ!
永:罰あたるよ、お前。
石:(立ち小便しながら)何か音聞こえない? 
諏:霊が呼んでる。
酒:ラップ音?
永:うん。ゴオーって鳴ってる。
酒:ゴー。
全員:(緊張して、耳を澄ます)
本:ゴーターって言ってる(笑)。
石:アハハハハ。言ってないよ(笑)。
永:びっくりしたー。
酒:トンネルで写真撮りましょうか。

皆、トンネルに近づく。

諏:(ほんの数歩歩いて)よし。この辺でいいやろう。
酒:いや(笑)、もっともっと近づかないと。
石:ここで写ろう。ここで写ろう。
西:早く並んで欲しい。

写真をとったあと、驚かしあって一同パニックに。
慌てて車に乗り込む。




■トンネルを通過

諏:(ハアハア息を切らしながら)リタイヤでございます。
永:リタイヤでございます(笑)。おっと脱退宣言が今。
酒:脱退宣言ってどういうこと(笑)? 
諏:暑い。ちょっと窓開けて。ガッと開けて。
西:(窓を開ける)
石:怖い。
永:怖いな。
石:(サンルーフを開けて)上から死体が落ちてきたりして。
西:イヤー、怖い! 
諏:ニャー、ニャー、ニャー。
永:お、子猫の鳴き声がするねー。
諏:ニャオー! 
酒:諏訪さんじゃないですか。

車が再び動き出す。
ゆっくりとトンネルに入っていく。

酒:行きますよ。
永:ゆっくり行って。

車がドン!と叩かれる音。

 

全員:うわあ! 
酒:丹原さんが叩いた(笑)
全員:(ホッとする)
諏:疲れたからびっくりするのやめるわ。
本:(笑)
永:びっくりしたー。
石:(西村に)いっぱい写真撮って。
酒:怖い、怖い、怖い。
丹:何か壁にある文字とかが怖いなあ。
石:怖いなあ。
諏:縞模様なのが怖いなあ。 
石:ここは怖いですわ、いつ通っても。
西:トンネルが曲がってる所が怖い。
丹:そこから人出てきたら怖いなあ。
諏:(振り返って)うわ、後ろ。
永:ん?(振り返る)
諏:ごめんなさい、何もないです。
永:うわ。何だそれは(笑)。
諏:っていうか、ここ3、4回来てて、実際、霊に遭ったことないからね(笑)。
西:けど後ろ向くの怖い。
永:もうトンネル抜けるね。



■2つのミラー
 
トンネルを抜け、車で坂道を登って行く。


永:次ね、鏡があって、そこに映らなかったら、死ぬっていう。あ、もう見えるけど、ここから。
酒:どれ? 
永:もう今見えてる鏡。
諏:(パッと見て)映ってない。
永:(笑)誰も? 
石:止まって。写真撮って。


車を一時停止させ、写真を撮る。



本:うわ、こえー。

再び走り出す。懐中電灯で外を照らしつつ、山道を行く。



本:気味悪いわー。
永:暗くて何にも見えない。
丹:(何かを見つけて)何これ、上。
酒:(見て)わ、わ。
諏:ワー! このミラー何!? 気持ち悪い! 


不自然な位置に、ミラーがついている。
山肌の上のほうから、真横に突き立っている。

西:ワー! 
石:何これ! 
本:わ! 
永:ミラーがあんの? 
西:怖くて撮れん。
諏:降りようか。
本:怖い。降りたくない。
西:降りたくない! 

車を止めて、ドアを開ける。
何か生臭い匂いが漂っている。

酒:すげー臭い。
永:臭いよね。
丹:生臭い。
永:急に臭いよね。
石:人間の死体があるからやろ。降りよう、降りよう。

 

同、車から降りる。

丹:(写真を撮って)あれ、写ってないよ。
石:え? 
丹:みんなを撮ってるのに、カメラには写ってなかった。
永:ちょ、乗ろうよ。怖いよ。
本:うわ、車来た! 
全員:ウワ―! 

普通の乗用車が通り過ぎる。



永:びっくりした
諏:(ビクビクした様子で)今5人くらい乗ってなかった? 
永:(笑)それ、どういう、どういう怖さなんですか。
諏:(笑)わからなくなってきた。誰が誰だか。メンバーが他にいっぱいいるんじゃない? 
石:暗いよね。
諏:2、4、6、8、10。10? あれ(笑)? 
酒:え(笑)? 
石:数え方が雑すぎません(笑)? 
永:もう十分撮ったんじゃない? 
酒:もう行きますか




■再び神社へ

皆、車に乗り込み、出発。

諏:神社行こうか。例の。
石:西村さんぐったりしてるなあ。
諏:西村さんが霊にとり憑かれた。
西:大丈夫ですよ(笑)。
諏:いや、これはとり憑かれた。
石:ぐったりしてるなあ。
西:してないですよ。
石:いやいやしてるよ。

そのとき、5、6人の中学生達が自転車で通りかかる。

全員:ええー! 
永:こいつら(笑)。
西:え? (中学生が)止まった。

中学生たち、こっちを見ながら何か話している様子。


酒:僕らを怖がってる。
丹:ああ、あいつらも心霊体験をしに来て、
酒:僕らと一緒や(笑)。
石:怖がってんなあ。
酒:「振り返った! 振り返った!」って(笑)。
西:わたしが何か霊みたいに思われた(笑)。
全員:(笑)
石:「振り返った! ワー!」。
諏:逆に怖がられた(笑)。
永:疲れてるだけなのになあ。
諏:僕らとテンションが違うから明らかに異質だったんやろうな。
石:こっちとしては友好的だったのに(笑)。
永:怖い出来事欲しがってるからな。あいつらも、僕らもやけど。



■神社

そして、先ほどの神社に着く。古びた鳥居が建っている。
街灯もほとんどなく、神社の奥は全く何も見えない。

永:何も見えん。
諏:行こうか。みんなで。
本:怖っ。ここ怖っ。

皆、ゆっくり進みだす。
酒井・丹原がみんなより早い歩調で進んでいる。

諏:丹原と酒井が先々行くからあんまり怖くない(笑)。
永:たくましい2人が。
諏:頼りになるから(笑)。
酒:何かある。ちょ、怖。あ、多分お社だ。
諏:で、その脇に井戸がある。
酒:前、井戸まで来たんですよ。
諏:井戸行こうか。

 

懐中電灯の灯りを点けて、井戸を照らす。

永:うわ、二重に蓋がしてある。
酒:(竹の蓋をめくって)うっわ、腐ってるよ。

酒井、さらにもう一枚の蓋を開ける。


諏:いやいやいや(井戸を覗き込む)。
永:うわ。
酒:水がある。わりとすぐ水面。
石:わ、わ、わ! 
全員:うわー! 
永:何? 
石:虫、虫。虫が首に。
西:何だ(笑)。
丹:では、厳かに閉めます(蓋をそっと閉じる)。

皆、井戸を後にする。
振り向くと、酒井だけが手を合わせている。

本:酒井、それは? 
酒:え、いや何か。
諏:お前だけ(笑)、
石:お前だけ何か(笑)、
本:お前だけ助かろうとすんなよ(笑)。
石:井戸に手合わせてた? 
本:うん、なんか後ろ振り向いた瞬間、こう(手合わせる)やってた(笑)。
石:お前だけ助かんなよ(笑)。
丹:1人生き残んなよ。
酒:いや、蓋開けたりして、実行犯みたいな感じやったから。

そして、さらに奥へ進み、社に着く。


永:この神社って使われてんのかなあ? 
石:こわー。手合わせとこ。1人だけ結界張っとこ。
本:(笑)結界。
石:俺のまわりだけ結界張っとこう。俺だけこうやっとこう(印を組む)。
酒:何の能力も無いのに(笑)。

丹原、社の鍵を開けようとする。


諏:いやいやいやいや。それはないよ。
丹:ないか。
酒:マジで? 
丹:(手を合わせる)
諏:すぐ謝った(笑)。
石:(和尚のまねで)誰や。
酒:戻ろう。

一同、車の方に戻りだす。

石:(和尚のまねで)誰や。
永:誰それ(笑)。
諏:(声の高い和尚のまねで)コリャ。この神社の和尚じゃ。
永:声高いから何かダメやわ(笑)。
丹:和尚ってなんやねん(笑)。
石:(和尚のまねで)誰や。
永:誰だお前が(笑)。
石:(和尚のまねで)どこの誰じゃ。
諏:ふふふふ(笑)。
永:どこの誰じゃ(笑)? 
諏:電気点けてよ。
永:危っ。
西:光が無い……。

そんなこんなで、一同、神社に向かって手を合わせて謝りつつ、車に乗り込みヨーロッパハウスへ向かった。
そして、恐怖の冷めやらぬまま、上田・松田も加わって、デジカメで撮影した画像をさっそく検証してみることに。




永:じゃあちょっと検証してみよっか。まずこれはねえ、トンネルの中ですね。
諏:撮ってたねえ、西村さん。
永:これね、奥にね拡大してみると……。
皆:おー! 
諏:うわ! 
西:うわぁ! 
諏:女や。
上:女ですね。うつむきめの女が。
酒:女が首吊ってる? 
永:下向いてねえ。
酒:吊られて苦しんでる感じ。
皆:あー。
諏:これ縮尺的にでかくない? かなり巨大な。
上:入道。
皆:(笑)
永:入道(笑)。これもう、念の強さだと思うんよ。
諏:気の強さ。
永:うーん。
諏:これ、凄いデカイ顔にも見えへん? 
西:あーっ!
本:これが顔に見える。
上:あー見える見える。
本:何か夏目漱石の
永:結構はっきり顔が見える。
上:そういう、一種の騙し絵的な
皆:(笑)
永:二通りの見方が。
上:若い女性とお婆さん的な。
諏:あーなるほど、そういう事ですよ。
永:このトンネルはやっぱ。
諏:ありますなあ。

永:これトンネル内。
諏:何これ、完全に。
上:オーロラ的なモノに、もう。
諏:何これ、こんなんアカンやん。
上:やっぱ怒りの色。
永:赤でね。
上:紅蓮の炎が
諏:ブワーっと。
永:紅蓮(笑)。
本:これあと、目と鼻がこう。
酒:ホンマやー。
西:あー! 
永:ネズミ?みたいな……。
上:まあ、ネズミにもみえるねえ。
諏:ミッキーマウス的な。
皆:あー。
上:完全にこれは業火に苦しむ……。
諏:なるほどな。 
上:ゲヘナに。
永:トンネル内はシャレになんないかもしれないね。
諏:(企画意図を把握しきれず、戸惑っている松田に)これはこういう企画だから。
松:(笑)うん?
永:積極的に、霊を肯定していくっていうね。
上:そうやって、どんどん霊が出てきやすい土壌を作ってあげるっていう。
永:空気をね。

永:これトンネル入る前の写真なんだけど。
全員:え!? 
酒:何何何何!? 
諏:ちょっと待って待って待って待って! 
上:人が、もうシュワッてなってますねぇ。
西:怖いー! 
諏:何か動きのある。
永:拡大すると……?
上:あーこれ人だ。
諏:うわ! 
全員:わぁ! 
諏:うわ、うわ、うわ、うわ! 
酒:うわぁー! 
諏:怖いー!
永:ノミのようにも見える……。
本:なんかでも老人っぽいですよねえ。
上:俊敏な。
永:(笑)俊敏な老人。
酒:しかもこれ、諏訪さんの右肩に……。
諏:いやいや、それは関係ない! これは遠近法で。
永:なんかねえ、入ろうとしてるねえ。
酒:うーん。
上:俊敏な老人が。
永:(笑)俊敏な老人の霊が。侵入しようと。
酒:右肩は悪霊ですよ。
諏:右肩が勝手に動くー! 
皆:(笑)
永:諏訪さんに用がある感じよねえ。
酒:隣には目もくれず。
諏:うわぁー。

永:諏訪、酒井が犬の目になってる。
皆:(笑)
永:気抜きすぎやろ。
諏:うはー。
上:目が白い。
永:乗り移られてる感じよねえ。
酒:動物霊が。
上:下級霊が。
皆:(笑)
上:これ、エクソシストみたいな。
酒:黒目が消えてますもんねえ。
永:赤目現象はありますけど、白目はねえ。
上:気を失ったみたいに立ち尽くしてますからね。 

永:これまた諏訪さんの肩に。
酒:またいる!
上:(笑)俊敏な老人が。
永:(笑)あーもう、オーブに姿を変えて。
本:さらにこう、腰をかがめて。
永:もうね、丸に近い形になってね。
酒:でも、今度は左肩だから守護霊なんじゃないですか? 
皆:あー。
永:フラーっと。
西:諏訪さんに。
永:オプションみたいな感じで。
上:グラディウスの。
諏:何か、俺が呪われてるみたいやんか。
上:さっきの俊敏な老人といい。

永:西村が取り憑かれたっていう(笑)、
西:あははは。
永:話があったでしょ。
諏:あったねぇ。
永:その直後の取り憑かれた写真なんですけど、これが。
全員:おー! 
諏:確かに。
酒:トロンとなってる。
諏:確かにどこを見てるか。
西:ぼーっとしてただけじゃないですか?
諏:こけしや、これ。
永:こけしになってるって言うねぇ、これ。
酒:何を見てんだろう、この目線の先に。
西:あはは。

全員:あっ!
永:石田の目が完全に、スリラー。
諏:あーあ。
酒:あー、怖い。
諏:霊を見てるねぇ。
酒:(石田の服を見て)えっ、こんなんなかったですよねえ? 
松:シミ……ですか、服の。
永:……血なんじゃないかなぁと。
諏:えっ!? 
酒:これね、帰って来た時はこんなのなかったんですよ。
松:えー。
西:うわ。
永:うわぁうわぁうわぁ。
諏:何やこれ。
上:石田は……。
永:(笑)帰ったけども。
酒:身に危険が。

永:あと、これ本多くんに似てる地蔵(笑)
皆:(笑)

西:これ……口に見えないですか? 
諏:あーっ! 見える見える! 
本:あっ! 
永:どれ? どれ? 
上:大魔神的な……。
永:うーん。
酒:いかついですよねえ。
永:あーなるほどねぇ。
酒:目もありますよねえ。
諏:目があるねぇ、2つ。マスクを被ってる感じで。
永:斜めに見てるってことか。
酒:ここ鼻じゃないですか? 
諏:そうだ鼻やねぇ。
上:口は、口はもう完全やな。
永:口は完全。
松:リアル。
酒:怖い怖い怖い怖い。
本:はっきりと、こう。
永:かなりこれは……霊を……激写してしまってんなぁ。これキャプチャーしてしまったのか……。
諏:すでにキャプチャーが。
松:その線何ですか? 
永:縦のこれ? 
酒:光。
諏:あっ! これ何だ? 火の玉がこれ。
西:ビームだ。
永:ビームのような何か。
上:空に向かってねぇ。
永:うん。
諏:解き放たれてるなぁ。
永:違う、これポールだ。
皆:(笑)
酒:ポールですよねえ。
永:ポールだろうなとは思ったんだけど。
酒:フラッシュ焚いてるから。
西:うわ! 
全員:何何何? 
西:これが何か顔に見えたんですよ。
上:あっ、石柱。
永:これが目で、メガネで。
上:人面柱。
永:人面柱。
上:人柱。
諏:なるほどなー、昔色々あったんだなろうなぁ、ここで。
酒:あっ、これもカエル的な……。
本:目、目、口……。
松:ホントや。
諏:カエルおるなあ。
上:カエルおったな。
永:石田も……
諏:カエルにやられてる。
永:これキャプチャーしたなぁ。
酒:これ完全に。
諏:これきたなぁ。
永:もう、無限にあるね。
上:(笑)葉っぱっぽいところは多いですねえ。

永:これがね、オーブだらけ。 
全員:うわ! 
永:この妙なミラーの。
西:周りが。
永:無数の。
諏:もう光りが分かんないもんねぇ。
永:ポコポコポコポコ、オーブが。
上:幻想的ですらありますけどね。
永:オーブの雨が降ってるわけだから。

そのとき、写真を見ていたマックの画面に、縦縞のノイズのようなものが走る。

本:うわっ! 
西:うわ! 
松:何や! 
酒:今! 
諏:何、今の現象! 
松:怖い! 
上:何だ今の現象は。
永:何だ今の現象は。
諏:何何何何!? 
上:何かヒュッて。 
松:ヒュッて! 
上:縦じまが! 
西:バグリましたよね。
永:ガーッてねぇ。引っかかれたみたいに。
上:こんな現象今までなかったですよ、マックをいじってて。
西:うん。
永:怖かったー! 今。
諏:ガーッて。
永:イタズラされたなぁ。
諏:うるさいぞと。
上:これ以上かかずリあうなと。
永:次はお前だ! 見たいな。
諏:そういう事や。
永:うわぁー。脇に汗びっしょりかいた。

などなど、突然の謎の怪現象に阻まれつつも、ツアー第1回目にして早くも霊体らしきもののキャプチャーに成功!
これが霊なのか、はたまた科学で説明できる現象なのかはともかくとして、ひとまず「霊は見える人のところに集まる」という説を信じて、あれこれ試みを続けつつ、いずれは新しい世界を見てやろう、という思いです!

今回キャプチャーした霊たち