
| SFにゲームにと、理系デジタル世代劇団の名を欲しいままにしてきたヨーロッパ企画ですが、ふと初心に帰って周りを見渡すと、古都・京都に住んでいました。心霊スポットのメッカじゃん! というわけで、この企画は、オカルトを積極的に肯定していくスタンスで、京都の心霊スポットに足を運び、怖がったりして霊の出そうな感じを高めつつ、ついにはデジカメで霊を捕らえてしまおうという、エポックメイキングな心霊ツアードキュメントです。 |
| 記念すべき第1回目のキャプチャーポイントは、全国的にも有名な心霊スポット「清滝トンネル」!京都西の山奥深くに位置するそのトンネルは「髪の長い女が車のボンネットの上に落っこちてくる」とか「行きと帰りのトンネルの距離が違う」だとか、いかにもな面白怖いエピソードが盛りだくさん。火のないところに煙は立たぬということで、一同はワゴンに乗り込み、デジカメ片手にこのトンネルを目指してみることに。 |
| 【参加メンバー】 | |||||||
諏訪 |
永野 |
石田 |
本多 |
酒井 |
西村 |
吉永(制作スタッフ) |
丹原(造形スタッフ) |
■山道
石:酒井、ゆっくり行って。
石:酒井、赤、赤、信号。止まって、止まって。
石:ここ曲がるんじゃない?
石:間違っただけ? |
■こわい神社
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| 諏:うわわ、やばい、やばい。風がやばい(怖がりだす)。 永:冷気がやばい。 西:(写真を撮って)暗過ぎて写らない。 永:フラッシュ焚いて。 西:(もう一回撮る。撮った画像を確認して)え、何か写ってる。ここ。 石:(見て)もう写ってる! 全員:ええー! 諏:え、どこ? 永:白い玉写ってる。 石:この丸いの? 西:これ。 石:うわ! ドクロだ! 酒:ドクロ(笑)? |
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永:(ビビッて)ちょっと、まだ目的地に着いてもないのに撮れるの早くない?
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■清滝トンネル
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| 永:酒井くん、この信号何かあるんよね、いわれが。 酒:ええ、これなんですけど、 諏:(皆を脅かそうとして大きな声で)グワーッ! 全員:キャー! 酒:(周囲に構わず)今赤じゃないですか。赤だったら大丈夫なんですけど、着いた時に青のままやったら、これは霊に呼ばれてるっていう。 西:えー。 酒:で、そのまま行っちゃうと、ドライバーが狂って、帰って来れなくなるっていう伝説が。 永:なるほど。 酒:なんで、もし青でも、一旦赤になるまで待たないといけないんです。 諏:これはちょっと車降りるしかないやろ。 石:よし、降りようか。 |
![]() 昼の清滝トンネル |
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本:(諏訪に車の陰から脅かされて)グワー! ちょっとー! ひー。
本:(信号機を眺めながら)信号全然青にならない。
諏:あ、石田が立ち小便を。
諏:(ほんの数歩歩いて)よし。この辺でいいやろう。
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| ■トンネルを通過 諏:(ハアハア息を切らしながら)リタイヤでございます。
酒:行きますよ。
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| 全員:うわあ! 酒:丹原さんが叩いた(笑) 全員:(ホッとする) 諏:疲れたからびっくりするのやめるわ。 本:(笑) 永:びっくりしたー。 石:(西村に)いっぱい写真撮って。 酒:怖い、怖い、怖い。 丹:何か壁にある文字とかが怖いなあ。 石:怖いなあ。 諏:縞模様なのが怖いなあ。 石:ここは怖いですわ、いつ通っても。 西:トンネルが曲がってる所が怖い。 丹:そこから人出てきたら怖いなあ。 諏:(振り返って)うわ、後ろ。 永:ん?(振り返る) 諏:ごめんなさい、何もないです。 永:うわ。何だそれは(笑)。 諏:っていうか、ここ3、4回来てて、実際、霊に遭ったことないからね(笑)。 西:けど後ろ向くの怖い。 永:もうトンネル抜けるね。 |
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| ■2つのミラー | ||||
永:次ね、鏡があって、そこに映らなかったら、死ぬっていう。あ、もう見えるけど、ここから。 酒:どれ? 永:もう今見えてる鏡。 諏:(パッと見て)映ってない。 永:(笑)誰も? 石:止まって。写真撮って。
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本:うわ、こえー。
本:気味悪いわー。 永:暗くて何にも見えない。 丹:(何かを見つけて)何これ、上。 酒:(見て)わ、わ。 諏:ワー! このミラー何!? 気持ち悪い!
西:ワー!
酒:すげー臭い。 |
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丹:(写真を撮って)あれ、写ってないよ。
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永:びっくりした |
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■再び神社へ
諏:神社行こうか。例の。
全員:ええー!
酒:僕らを怖がってる。 丹:ああ、あいつらも心霊体験をしに来て、 酒:僕らと一緒や(笑)。 石:怖がってんなあ。 酒:「振り返った! 振り返った!」って(笑)。 西:わたしが何か霊みたいに思われた(笑)。 全員:(笑) 石:「振り返った! ワー!」。 諏:逆に怖がられた(笑)。 永:疲れてるだけなのになあ。 諏:僕らとテンションが違うから明らかに異質だったんやろうな。 石:こっちとしては友好的だったのに(笑)。 永:怖い出来事欲しがってるからな。あいつらも、僕らもやけど。 |
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■神社
永:何も見えん。
諏:丹原と酒井が先々行くからあんまり怖くない(笑)。 |
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永:うわ、二重に蓋がしてある。
諏:いやいやいや(井戸を覗き込む)。 |
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本:酒井、それは? |
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諏:いやいやいやいや。それはないよ。
石:(和尚のまねで)誰や。
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| 永:じゃあちょっと検証してみよっか。まずこれはねえ、トンネルの中ですね。 諏:撮ってたねえ、西村さん。 永:これね、奥にね拡大してみると……。 |
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| 皆:おー! 諏:うわ! 西:うわぁ! 諏:女や。 上:女ですね。うつむきめの女が。 酒:女が首吊ってる? 永:下向いてねえ。 酒:吊られて苦しんでる感じ。 皆:あー。 諏:これ縮尺的にでかくない? かなり巨大な。 上:入道。 皆:(笑) 永:入道(笑)。これもう、念の強さだと思うんよ。 諏:気の強さ。 永:うーん。 諏:これ、凄いデカイ顔にも見えへん? 西:あーっ! |
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| 本:これが顔に見える。 上:あー見える見える。 本:何か夏目漱石の 永:結構はっきり顔が見える。 上:そういう、一種の騙し絵的な 皆:(笑) 永:二通りの見方が。 上:若い女性とお婆さん的な。 諏:あーなるほど、そういう事ですよ。 永:このトンネルはやっぱ。 諏:ありますなあ。 |
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| 永:これトンネル内。 諏:何これ、完全に。 上:オーロラ的なモノに、もう。 諏:何これ、こんなんアカンやん。 上:やっぱ怒りの色。 永:赤でね。 上:紅蓮の炎が 諏:ブワーっと。 永:紅蓮(笑)。 本:これあと、目と鼻がこう。 酒:ホンマやー。 西:あー! 永:ネズミ?みたいな……。 |
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| 上:まあ、ネズミにもみえるねえ。 諏:ミッキーマウス的な。 皆:あー。 上:完全にこれは業火に苦しむ……。 諏:なるほどな。 上:ゲヘナに。 永:トンネル内はシャレになんないかもしれないね。 諏:(企画意図を把握しきれず、戸惑っている松田に)これはこういう企画だから。 松:(笑)うん? 永:積極的に、霊を肯定していくっていうね。 上:そうやって、どんどん霊が出てきやすい土壌を作ってあげるっていう。 永:空気をね。 |
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| 永:これトンネル入る前の写真なんだけど。 全員:え!? 酒:何何何何!? 諏:ちょっと待って待って待って待って! 上:人が、もうシュワッてなってますねぇ。 西:怖いー! 諏:何か動きのある。 永:拡大すると……? |
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| 上:あーこれ人だ。 諏:うわ! 全員:わぁ! 諏:うわ、うわ、うわ、うわ! 酒:うわぁー! 諏:怖いー! 永:ノミのようにも見える……。 本:なんかでも老人っぽいですよねえ。 上:俊敏な。 永:(笑)俊敏な老人。 酒:しかもこれ、諏訪さんの右肩に……。 諏:いやいや、それは関係ない! これは遠近法で。 永:なんかねえ、入ろうとしてるねえ。 酒:うーん。 上:俊敏な老人が。 永:(笑)俊敏な老人の霊が。侵入しようと。 酒:右肩は悪霊ですよ。 諏:右肩が勝手に動くー! 皆:(笑) 永:諏訪さんに用がある感じよねえ。 酒:隣には目もくれず。 諏:うわぁー。 |
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| 永:諏訪、酒井が犬の目になってる。 皆:(笑) 永:気抜きすぎやろ。 諏:うはー。 |
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| 上:目が白い。 永:乗り移られてる感じよねえ。 酒:動物霊が。 上:下級霊が。 皆:(笑) 上:これ、エクソシストみたいな。 酒:黒目が消えてますもんねえ。 永:赤目現象はありますけど、白目はねえ。 上:気を失ったみたいに立ち尽くしてますからね。 |
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| 永:これまた諏訪さんの肩に。 酒:またいる! |
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| 上:(笑)俊敏な老人が。 永:(笑)あーもう、オーブに姿を変えて。 本:さらにこう、腰をかがめて。 永:もうね、丸に近い形になってね。 酒:でも、今度は左肩だから守護霊なんじゃないですか? 皆:あー。 永:フラーっと。 西:諏訪さんに。 永:オプションみたいな感じで。 上:グラディウスの。 諏:何か、俺が呪われてるみたいやんか。 上:さっきの俊敏な老人といい。 |
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| 永:西村が取り憑かれたっていう(笑)、 西:あははは。 永:話があったでしょ。 諏:あったねぇ。 永:その直後の取り憑かれた写真なんですけど、これが。 |
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| 全員:おー! 諏:確かに。 酒:トロンとなってる。 諏:確かにどこを見てるか。 西:ぼーっとしてただけじゃないですか? 諏:こけしや、これ。 永:こけしになってるって言うねぇ、これ。 酒:何を見てんだろう、この目線の先に。 西:あはは。 |
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| 全員:あっ! 永:石田の目が完全に、スリラー。 |
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| 諏:あーあ。 酒:あー、怖い。 諏:霊を見てるねぇ。 酒:(石田の服を見て)えっ、こんなんなかったですよねえ? 松:シミ……ですか、服の。 |
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| 永:……血なんじゃないかなぁと。 諏:えっ!? 酒:これね、帰って来た時はこんなのなかったんですよ。 松:えー。 西:うわ。 永:うわぁうわぁうわぁ。 諏:何やこれ。 上:石田は……。 永:(笑)帰ったけども。 酒:身に危険が。 永:あと、これ本多くんに似てる地蔵(笑) |
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| 西:これ……口に見えないですか? 諏:あーっ! 見える見える! |
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| 本:あっ! 永:どれ? どれ? 上:大魔神的な……。 永:うーん。 酒:いかついですよねえ。 永:あーなるほどねぇ。 酒:目もありますよねえ。 諏:目があるねぇ、2つ。マスクを被ってる感じで。 永:斜めに見てるってことか。 酒:ここ鼻じゃないですか? 諏:そうだ鼻やねぇ。 上:口は、口はもう完全やな。 永:口は完全。 松:リアル。 酒:怖い怖い怖い怖い。 本:はっきりと、こう。 永:かなりこれは……霊を……激写してしまってんなぁ。これキャプチャーしてしまったのか……。 諏:すでにキャプチャーが。 松:その線何ですか? |
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| 永:縦のこれ? 酒:光。 諏:あっ! これ何だ? 火の玉がこれ。 西:ビームだ。 永:ビームのような何か。 上:空に向かってねぇ。 永:うん。 諏:解き放たれてるなぁ。 永:違う、これポールだ。 皆:(笑) 酒:ポールですよねえ。 永:ポールだろうなとは思ったんだけど。 酒:フラッシュ焚いてるから。 西:うわ! 全員:何何何? 西:これが何か顔に見えたんですよ。 |
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| 上:あっ、石柱。 永:これが目で、メガネで。 上:人面柱。 永:人面柱。 上:人柱。 諏:なるほどなー、昔色々あったんだなろうなぁ、ここで。 酒:あっ、これもカエル的な……。 |
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| 本:目、目、口……。 松:ホントや。 諏:カエルおるなあ。 上:カエルおったな。 永:石田も…… 諏:カエルにやられてる。 永:これキャプチャーしたなぁ。 酒:これ完全に。 諏:これきたなぁ。 永:もう、無限にあるね。 上:(笑)葉っぱっぽいところは多いですねえ。 |
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| 永:これがね、オーブだらけ。 全員:うわ! 永:この妙なミラーの。 西:周りが。 永:無数の。 諏:もう光りが分かんないもんねぇ。 永:ポコポコポコポコ、オーブが。 上:幻想的ですらありますけどね。 永:オーブの雨が降ってるわけだから。
本:うわっ! 西:うわ! 松:何や! 酒:今! 諏:何、今の現象! 松:怖い! 上:何だ今の現象は。 永:何だ今の現象は。 諏:何何何何!? 上:何かヒュッて。 松:ヒュッて! 上:縦じまが! 西:バグリましたよね。 永:ガーッてねぇ。引っかかれたみたいに。 上:こんな現象今までなかったですよ、マックをいじってて。 西:うん。 永:怖かったー! 今。 諏:ガーッて。 永:イタズラされたなぁ。 諏:うるさいぞと。 上:これ以上かかずリあうなと。 永:次はお前だ! 見たいな。 諏:そういう事や。 永:うわぁー。脇に汗びっしょりかいた。 |
| などなど、突然の謎の怪現象に阻まれつつも、ツアー第1回目にして早くも霊体らしきもののキャプチャーに成功! これが霊なのか、はたまた科学で説明できる現象なのかはともかくとして、ひとまず「霊は見える人のところに集まる」という説を信じて、あれこれ試みを続けつつ、いずれは新しい世界を見てやろう、という思いです! |
| 今回キャプチャーした霊たち |
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