[ヨーロッパスタジオ][2000本のゴルフ]> [01]


上田

「ゴルフ」のDVDをこの前に販売開始したんですけど、お客さんはご存知なんでしょうかね。

石田
2005年の冬に、大阪で1日限りしか
上演しなかった伝説の?

上田
伝説にはなってないんですが、「ゴルフ」で
ジェントルメンクラブというユニットを
作りまして。

石田

吉本興業の小籔さんと
ヨーロッパ企画は、石田・諏訪・永野・本多の
メンバーでしましたねぇ。

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上田
そのDVD「ゴルフ」の売れ行きが
あまりよろしくないようで。

諏訪
えっ、そうなの?小籔さんでてるのに。

石田
違った意味で、伝説になりかけているってこと?

上田
そういう事にならないように、販売促進企画をして下さいと依頼されまして。

石田
あー、それでこのメンバーが呼び出されたんですか。

上田
そうなんです。残念ながら、本多くんはスケジュールが合わなくて不参加。

石田
小籔さんは無理にしても、本多くんはズルじゃないの。

上田
違いますよ。芝居(Fabrica[12.0.1])で東京へ行ってます。

石田
けど、販売促進なんかしなくても、
「ゴルフ」なんか黙ってても売れるんじゃないの?

諏訪
今までそんなことしたことないじゃん。

石田
じゃあちょっと、この仏間(4.5畳ぐらい)を
見てからそれを言ってくれ、と。

諏訪
へぇー。これ今なんかガラス戸の向こうに
ボヤっと緑が見える。

永野
ジャケット、緑だったっけなぁ。

石田
それは緑でしょう、ゴルフの感じだから・・・。

永野
グリーンの。グリーンが見えるねぇ。もう。

上田
緑の部屋なんか、あったかなっていう。

諏訪
なんか「ゴルフ」仕様なんですかね?

石田
すりガラスの向こうが緑ですね、確かに。

永野
フェアウェイが広がってるんじゃないですか、ここ開けたら。

諏訪
演出が凝ってますねぇ。

石田
ここの向こうが、フェアウェイ(笑)。

諏訪
ここ開けたら、ゴルフ場やったりして。

上田
では、いくぞ。突入!(戸を開く。)

上田

あかん!!


永野
これは、アカンたれですよー!

石田
ぎゃー、うわ、全然売れてないやんこれー!

上田
でもちょっと、アレじゃないの?
下ちょっと、アレしてあるんじゃないの?

石田
あ、本屋とかスーパーとかでよくやる、ダンボールで底上げしてある・・・。

上田
これ抜いたらさ。下はダンボール。

石田
ダンボール! こんなにないでしょ、普通。

上田
じゃあ。ちょっと、どけますよ。はい!

永野
うそ、まじでー(笑)。

石田

うわー、やばいやばいやばい。
下までDVD? おかしいやろう。


永野
え、入荷当時にタイムスリップしたわけじゃなく?

諏訪
え、これがリアルな売れ残り本数?

永野
え、入荷したのはいつですか?

上田

入荷したのは・・・ショートショートムービー前ですね。8月の頭ですかね。
売れ残りは、およそ2000本。


永野
8月の頭!2000本!

石田
まあ一ヶ月・・・二ヶ月ちょっと・・・。

諏訪
二ヶ月ちょっとで。これ、ヤバい。

上田

ちょっと「ゴルフ」で座る場所もないので。
商品なのでね、これ。
ちょっと座る場所を確保しましょうよ。


石田
これちょっと大丈夫ー?
在庫をこんな風に並べて、
これ売り物にならなくなってないの?

永野
(笑)。別にそこは・・・。

石田
包装、破れたりしちゃ駄目よ、
これ。爪とかあたって。

上田
ああ、ぞんざいに扱ったら駄目という。

石田
今、DVDのジャケットみてますけど。いや、普通におっもしろそーやけど。

永野
初めて見ましたよ、僕。このジャケット。こんなコメント載ってたんだ。
・・・これ知られてないってことでしょ、こんだけあるってことは。面白そうだのに、だって。

諏訪
これだって、買うんじゃない?ここに、こうあったら。

永野
あったらねぇ。

石田
ねぇ、ここにお客さん呼べばいいんじゃない?今から。

永野
たたき売れるよ。2,500円。

上田
ここまであると、ちょっと・・・ビビりますね。

石田
やばいなぁ。

諏訪
これ、なんか緑の塊なんかなと思ったら、
パッケージの白が目立ちますね、すごい。

石田
うーわー。

上田
さあ。これをどのように、売るかを・・・。

石田
(笑)。これは、「ゴルフ」の作品だけの
人気では無理ってことなの?

上田
多分ね、まだ。
「ゴルフ」売ってるっていうのそんな知られてない。

石田
これアレでしょ?販売時期を逃したんでしょ?
つまり、毎回ヨーロッパ企画のDVDって本公演の時に新発売して売るようにしてるんですけど。
これ別に、本公演のない時に新発売って出して(笑)。別に売る所ないのに。

永野
それはそうでしょ。残るよ、そりゃ。

諏訪
流通してるわけでもなし。そりゃ売る場所ないんだったら。

石田
で、次の公演の11月にまあこれ売れるんじゃないかと思うじゃないですか。
その本公演の時期はまた、バックトゥ2000シリーズの3本が、3本同時に新発売されるんですよ。
もう、これが宙ぶらりんになるんですよ。

永野

やばい。
もう、この状態で残る可能性があると(笑)


石田
そうなんですよ、まさに。
そういう状況なんですよ。

上田
過去、これと同じ運命を辿ったのが
「ロードランナーズ・ハイ」。
あれも、フワっとしたタイミングで出して・・・。
見事、本公演の時期とバシッとはまったのが
「Windows5000」と「平凡なウェーイ」。
これはもう「ブルーバーズ」の公演時期に
2つ出してスコーンと売れて。

石田
じゃあ実際どうやって売っていくのがいいのかなぁ。

永野
本気でね。

石田
考えっか。

上田
ここでアピールしないといけないんですよ。
面白さを。だってホームページもお客さんは
沢山見てるわけなんで。
とりあえず面白さを今から言うやつにします?

永野
おー、なるほど、なるほど。
(つづく)