[ヨーロッパスタジオ]>[本多、すべてのバーで]


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本多:どうもどうも。
ムロ:どうも。稽古お疲れ様でした、今日は。 
本多:ちょっとじゃあ、僕バー来るの初めてなんで。いろいろ指南してください。
ムロ:はいはい。
本多:まずね、飲み物を頼みたいんですけど。
ムロ:飲み物は、ぜったい動揺しちゃいけないよ、バーでは。
本多:ダメなんですか?
ムロ:オドオドしちゃいけない、バーは。
本多:そうなんですか?
ムロ:そうなんだよ。俺も別にいつもさ、オドオドするんだけどさ。
本多:(笑)するんだ。
ムロ:ままま、でも普通にさ、飲みたい物頼んだ方がいいですよ。
本多:お勧めはなんですか?
ムロ:ジョージさんはね、メキシコにはまっている人なんですよ。『ジョージズバー』のジョージさんは。
本多:本当だ。サボテンとか、いっぱいありますね?
ムロ:テキーラが。テキーラがすごく種類があります。普通のバーに比べたらテキーラすごくあります。
本多:はー。一杯目からテキーラとかもありなんですか?
ムロ:いや、一杯目はビール飲んで、それかねコロナとか。コロナも美味しいですから。コロナも置いてありますから。
本多:じゃあここはちょっとムロさんと同じもの頼みたいです。
ムロ:まずじゃあ一杯目は、2人でコロナ飲もうか?
本多:はい。
ムロ:(ジョージさんに)コロナを。
ジョージ:コロナ?
ムロ:コロナ。
ジョージ:ソルね。
ムロ:ソル。これねソルです。
本多:コロナじゃないじゃないですか。
ムロ:この前コロナだったの(笑)。
本多:(笑)間違ってるじゃないですか。


ジョージ:ハイよー。
2人:ありがとうございます。
本多:まずは一杯目。
ムロ:乾杯!!
本多:乾杯!! あ、(瓶の飲むとこに刺さってるライムかレモンを)入れるんだ?
ムロ:入れますよ。ソルだから。

    2人飲む

ムロ:ソルね。
本多:ぷはー。なるほどね。
ムロ:なるほどそうでしょ? 日本のビールとは違う感じですよ。
本多:(笑)ソルね。
ムロ:ビールの味が分かる、ムロさんですから。
本多:どんな時に、バーに来るんですか?
ムロ:ほんとに切ない時。
本多:(笑)
ムロ:1人では過ごせない夜だって、あるじゃないですか?
本多:はいはいはい。
ムロ:やっぱりこの……何でもあるけど何にもない街東京に1人でいるとさ、やりきれなくなるわけですよ。
本多:そっか、この前まで横浜に住んでたんですよね?
ムロ:そうこの前まで横浜。地元にいたから、なんやかんや自分の友達がいたわけですよね、地元の。
本多:はい。
ムロ:昔の学生時代からの友達が。で、やっぱり近いけど東京に出てくるとやっぱりその友達は……まあ、それでもいますけどね。多い方だとは思いますけどね。
本多:うん。多いですよね。
ムロ:多い方だと思いますけど、「友達誘うのは今日は無理だな」って遅い時間に、12時過ぎとかに、こちらにお邪魔したりしますよ。
本多:なるほどね。あ、もう今日はねムロさんをね。
ムロ:うん。
本多:もうどのメディアよりも早く、取り上げるっていう(笑)。
ムロ:失礼なこと言うな(笑)。取り上げてくれてるとこ、あるだろ俺を。
本多:(笑)いやいやあんまない。ここまでガッツリは。
ムロ:少しは、取り上げてくれてるよ俺のこと。
本多:いやいやもう、青田買いですよ。
ムロ:青田買いね。ありがとうございます。そんな買ってくれて。




本多:仲間がね、けっこう友達多いって言ってたけど、かなり多いじゃないですか実際?
ムロ:そうですね、ありがたい事に。ただね、お酒の力だと思いますよ。
本多:お酒の力?
ムロ:僕お酒が好きなんで、やっぱお酒が好きな人っていうのは、お酒を一緒に飲むとすぐ仲良くなれる。例えば、1日仕事するよりも1日一緒に飲んだ方が、仲良くはなれますよね?
本多:1日って言うのは、その、丸1日?
ムロ:ああじゃあ、4時間だとしましょうよ?
本多:うん。
ムロ:4時間一緒に仕事するよりも、4時間一緒にお酒飲んだ方が仲良くなれる。
本多:まあそりゃそうですよね?そりゃ(笑)。何、なんか普通のことをもっともな感じで。言われても僕(笑)。
ムロ:(笑)まあまあまあ、そういう事ですよ。だから、お酒が好きだから、お酒の席に呼ばれたらすぐ行っちゃうし、俺も。
本多:うんうんうん。
ムロ:あのーね、そしたらさ、そのお酒を好きな友達が、また、お酒を好きな友達を呼んでさ。それでどんどん、仲良くなるっていうさ。
本多:あ、そうなんだ?
ムロ:うん。
本多:だいたいじゃあ、誰がいてもお酒の席では喋れる感じ?
ムロ:……そうだよね。喋れるね。あの、初対面が得意。あの、人見知りっていう性格あるでしょ?
本多:はいはい。
ムロ:僕、まったくその逆で、初対面がすごい得意なんですよ。
本多:あ、そうなんですか?
ムロ:「自分のことを伝える」とか、「相手のことを最初に知る」っていうのだけ、なんか多分、性格的にすごい長けてるっていう訳じゃないけど、何ていうのかなすごい居やすいっていうのか、その場所に。
本多:はあはあ、あんま知らん人がいっぱいの場でも、ぜんぜん居やすいんだ?
ムロ:だけどある程度仲良くなって1周まわった時期ぐらいから、あの俺どうしていいのか、分んなくなるんだよね。なんかね。
本多:あ、そう、え!?


ムロ:だから人見知りの逆なの。人見知りの人は最初全然そっけないけど、仲良くなるに連れて、どんどんこう自分を出してって、すごく仲良くなれるじゃん?
本多:うん。
ムロ:そういう風な感じになってくじゃん。俺はもう反比例でさ、どんどんこう、最初はすごく、第一印象は凄くいいんだって。
本多:うん、そうですね。
ムロ:だけど、どんどんこう、尻すぼみになってくっていうかさ。
本多:なんで? だって、会えば会うほど、仲良くなっていくじゃないないですか、普通は?
ムロ:俺ね、会えば会うほどが7、8回目くらいからどんどんね、自分がね、どう出していいか分んなくなっちゃって、
本多:何? 普通、人見知りの人にある「壁」みたいなんが、7、8回目くらいになったら出てくるってこと?
ムロ:そうそうそうそう。いや、「壁」っていうかね、それ以上、自分を伝えることがなくなっちゃうの(笑)。
本多:(笑)そっか。だいたい7、8回で全部伝え終わって。
ムロ:伝え終わっちゃうんだよ。だから、人が2年くらいかけるところを、俺たまに、何ていうかな、もう3日間くらいで伝え終わっちゃうときがある。
本多:あ、そうなんだ。
ムロ:そうすっと、その後どうしていいか、分んないんですよねえ。
本多:それは、昔からそうですか?
ムロ:いや、この世界入ってからじゃないですかね。
本多:学生の頃とかは?
ムロ:でもね、ほんとにお酒が美味しいと思ってから。学生のときはそうでもなかったね。
本多:別にそういう、人見知りだったとかでもない?
ムロ:人見知りでもなかった。けど学生とかああいう若いときのほうが、例えば大学行ったときにさ、はじめて会う友達とかにはさ、なんていうの、「小さい人間に見られたくない」みたいな、小さいプライドみたいなのがあってさ、「ちょっと自分を大きく見せる」みたいなとこがあったけど、それがなくなったよね。20代後半になるにつれて。
本多:あ、そうなんだ。そっか、そうじゃないから初対面の人にも全然。ありのままの自分を
ムロ:そうそうそう。あと自分を大きく見せても、絶対ばれるっていうのが分ってきた。30過ぎて。
本多:(笑)
ムロ:多少さ、「こういうことしてます」とかさ、「俺はこういう感じです」とか、「こういう考え方です」って、すごい一生懸命いい部分を、ちょっと誇張して言うときあるんだけど、結局ばれるよね相手に。
本多:ばれますよね。
ムロ:俺の、薄っぺらいところがさ(笑)。だから、無理してもしょうがないなってところはあります。
本多:だからもう、はじめから薄っぺらで?
ムロ:そう。はじめから、薄っぺらいところでいく。だから腹黒い部分もあるのよ。
本多:うんうん。
ムロ:野心もあるからさ。それも全部さらけ出す方法でしか、人と接せられないっていうか(笑)。
本多:それはちょっとなんか変わってますよね? ある意味。それは隠して、ばれてミスった過去があったっていうこと?
ムロ:(笑)いやそんなことないけど。それ以外が合わないっていうか。
本多:うん。
ムロ:「結局あいつそう思ってんだろ」みたいな感じでさ、言われるよりも、「僕そうです、そう思ってます」って先に言っちゃった方が、たぶん居やすいっていうか、その自分で居やすいのかな? どの場所にでもね。


本多:で、そんなムロさんが、1人では過ごせない夜っていうのは? どんなとき? 仕事で失敗したとき?
ムロ:(笑)明日仕事がないとき。
本多:そうなんだ。
ムロ:明日芝居をする場所がないとき。
本多:(笑)
ムロ:(笑)明日芝居をする場所がないとき。
本多:(笑)なんで2回言った。
ムロ:明日芝居をする時間がないとき。
本多:100点の答えやなあ。
ムロ:(笑)100点の答え。役者として、100点の答えでしょ?
本多:うん。今100円って聞こえたけど、100円の答えでもありますよね? 今のは。
ムロ:(笑)100円の答え。
本多:何? いつから芝居が好きなんですかそんなに?
ムロ:えっと、初めて舞台に立ってから5年かな? 5年経った後に、初めて自分の考えたセリフで、お客さんの笑い声をとったとき。
本多:え、自分で書いて?
ムロ:書いたやつだったそれは。それまでは、人のお芝居とか出たりとかして……でもね、セリフ憶えるのとか全然辛くないの。だけど舞台に立ってなんにも楽しくないの。
本多:ふーん。
ムロ:っていうか「なんでやってんだろう」っていう感じがあった。
本多:えー、そうなんだ。
ムロ:そうそう。ほんとに、なんでやってんのか分かんないけど、でも辞めたくなかったの。それがちょっと、分かんないんだけど。


本多:え、じゃあじゃあね、なんではじめたんですか? ムロさんは芝居を。
ムロ:それは、えっと、ある舞台を観てある役者さんを観て、で「俺はこういうのを職業にしたいな」ってところからはじまってるの。「こういうのやったら楽しそうだな」じゃなくて。
本多:あ、職業にしようと。
ムロ:職業として役者をやりたいなと思ってたの。これでご飯が食べたいなって思ってすぐに大学辞めちゃったから。
本多:あーえーあー、そうなんや。
ムロ:そうそうそうそう。だから、職業として成立しないと、意味がないっていう。
本多:ってところで、初めからはじめたんですか。
ムロ:はじめました。
本多:えー。それまではやったことって、高校とかで?
ムロ:ないない。一切ない。
本多:ないんだ。そういうの、観る機会はあったんですか? 演劇を観るっていうか。
ムロ:ない。だから、最初に観に行ったのも、ある女優さんが大好きで、中学の時から芸能人誰が好きっていったら、この人っていう人がいてさ。でその人が舞台をやるっていう情報が、大学1年のときに入ったの。
本多:ほうほう。
ムロ:舞台っていうことは生のその人が観れる、そういう単純な考えで。生のその人が観たいから舞台のチケット、そうだな8000円くらいしたチケットですよ。今ちょっと違う名前になってるんだけど、昔の銀座セゾン劇場ってところで8000円払ってさ、それ観に行ったらちょうど津川雅彦さんとか観に来てたんだけど。
本多:お客さんで?
ムロ:そうお客さんで。「うわ芸能人いるよ」みたいな感じで友達とさ。でもぜんぜん津川雅彦さんに興奮しなかった、早く本番が始まって、早く生のその女優さんが観たくて。
本多:うんうん。
ムロ:で、始まったらその女優さん観て「うわあ、いいなあ」って興奮したんだけど、舞台もけっこう、おもしろい舞台だったのね。
本多:うん。
ムロ:で、そこに出てた、準主役の男の役者さんがいて。それはまあ段田安則さんなんだけど。
本多:あー。(笑)っていうか段田さんは言ってもいいけど、そのある女優さんは言っちゃダメなの?
ムロ:いやだって、恥ずかしいじゃん。
本多:(笑)
ムロ:違う違う。段田さんを言ったのは、これふりなのよ。後に段田さんとのエピソードがまだあるからさ。
本多:(笑)あー、話組み立ててんだ。
ムロ:(笑)組み立ててんの。
本多:なにー(笑)。組み立てんで。はよ酔っ払って。
ムロ:それで、段田さんの芝居を観て2幕の芝居だってさ、途中休憩がある。1幕の終わりが段田さんが泣き叫んで暗転になっていくっていう、今でも絵だけは憶えてんだけど。なぜかそれを観て「あ、俺もこういう風なことしたい」って思ったの。
本多:あ、芝居始めるきっかけになった役者さんっていうのが、段田さんだったの?
ムロ:段田さんの、その芝居だったの。


本多:え、じゃあなに、初めて観た舞台で?
ムロ:本当にそう。初めて観た舞台で感動して、次の日にキャンセル待ちで、並んで観に行ったの。
本多:同じ芝居を?
ムロ:同じ芝居を、2日連続で8000円払って観に行ってさ。でその次の日からかな、「行って来るね」って言って家出て、行ったふりして大学に行かなくなったの。
本多:どこ行ってたんですか?
ムロ:大学の近くのファーストフード屋さんとか、友達ん家に行って「俺は役者やりたいのに大学行ってる意味があんのか? やりたいと決めたのに。」って。
本多:もう決めてたんだ?
ムロ:そうそう。役者やるんだったら大学行くの、辞めようとか。本当に役者やるっていう人生でいいのかなっていうのを、一応俺なりに3ヶ月くらい考えたの、毎日。
本多:(笑)そうなんだ。
ムロ:人として、一番考えた時間。3ヶ月。
本多:あーえー。それさあ、でもね、それって大学の演劇部入るとか、
ムロ:ああ、そういうのは、なかった。
本多:ないんや。
ムロ:その時は安易に考えてるからね、役者になるってことを。すっごい安易に考えてるから、役者イコール舞台じゃないのよ、舞台観たくせに。テレビとか映画とか、映像の俳優さんなのよ。
本多:あ、え、そうなんですか? あの段田さんと、同じ舞台に立ちたいって訳じゃないんだ?
ムロ:「ああいう風になりたい」って思ったくせに、舞台じゃないの(笑)。
本多:それは、職業とするから?
ムロ:職業とするから。もうだって、ご飯食べていけないって思ってるからさ。
本多:舞台では?
ムロ:舞台ではっていうか、それくらい映像とかでも通用しないと、みたいな。売れないと、みたいな。
本多:なるほど。それで、はじめた?
ムロ:うん。で、映像だと思ったから。その、事務所っていうシステムがあるじゃない? 役者さんにはさあ。事務所に所属するとかさあ。
本多:うん。
ムロ:だけどさ、どうしていいか分からなくて、まずこう養成所っていうのがあるじゃない? 映像でも。
本多:うん。
ムロ:そこでお金は無いからさ。大学辞めていく訳だから。バイトも。
本多:3ヶ月悩んで、もう決心してたんですか?
ムロ:そう。大学入学が4月だよね? その舞台観たのが5月で、5月下旬から大学行かなくなって、6月7月8月くらいまで考えて、9月に決心したの。で決心して。俺そうだ、その後4ヶ月くらい何してたんだろう?……あ、いろいろ何をしたらいいか、分かんないから探してたのかな?
本多:役者になる為の?
ムロ:あとバイトも転々としてた。で、後はいろんな情報集めとか、それはそれで、若いから遊びもやっちゃってて。でその次の年明けたときに、ある養成所を見つけてそこに入ったの。
本多:はー。


ムロ:で、そこになんで入ったのかと言うと、いろいろ調べたらそこが1番安かった。っていうのは、オーディション受かったらタダだっていうシステムの養成所だったの。
本多:ああ、受講料が?
ムロ:そう、受講料が全くタダ。半年間。週2回から3回のレッスンで、タダ。タダはさ、怪しくないじゃん? でその場所がよく映像で使われるスタジオの中のビルを、ビルって言うか、渋谷ビデオスタジオっていう、今は無くなっちゃったところなんだけど、そこでやるところだから全然怪しくないの。
本多:怪しくないですね。
ムロ:全然怪しくないところだからっていうんで、そこ行ったら、オーディションに落ちちゃったの。
本多:(笑)落ちたんですか。
ムロ:オーディション落ちた用の、コースもあるの。
本多:それはお金が?
ムロ:お金が12万から。
本多:半年で?
ムロ:うん半年で12万。月に2万かな。でもそこ行こうと思って。他にあてもないし。オーディション落ちたクラスに行って、12万払って、半年間勉強しました。でその次の半年は、また同じオーディション受けて、無料の半年間に通ったの。
本多:受かって?
ムロ:受かってっていうか、オーディションで、審査員の人が「お前だって半年間勉強しただろ」みたいになって。
本多:あ、全く同じカリキュラム? お金払ったやつを、今度はタダで?
ムロ:タダでやろうと思って。もうだって、1回じゃなんにも分かんないしさ。
本多:(笑)
ムロ:「タダだったら、もう半年間いさして下さいよ」的な発言をしたら「オーディション受けろ」って言われて、オーディション受けたら、審査員の人が「いやいやお前いたじゃん」みたいな話になって「お前何やっての」って言われたから、一応そこは格好良くさ、「いや、半年じゃまだ何も分かんないんで、もう半年間、皆さんとこで勉強させてください」って言ったの。
本多:(笑)
ムロ:そしたらその先生が「おい、こんなにまじめなやつ、はじめてだ」って(笑)。本当に本当に、そうなったの。即合格だったの。「じゃあ合格させるよ」って。
本多:その一言で。
ムロ:「好印象だ」みたいな。だから俺は1年で12万で、養成所でまず勉強しました。
本多:え、同じこと2回やったんですか?
ムロ:2回やった。2回目だからさ、日替わりで来る先生とかも「ああ君」言って、「そうなんですよ」みたいな。「やる気あるねえ」みたいな感じで、どんどん評価うなぎのぼりだよ。
本多:みんなが、良いほうに受け取るんですね(笑)
ムロ:(笑)みんなが、良いほうに受け取る。「あいつやらしいなあ」じゃないから(笑)。「あれ、あいつやる気あんなあ」みたいな。
本多:あー。
ムロ:ほんで1年間勉強したらさあ、行くあてはあると思ってたのよ。仕事もあるんじゃないかぐらいの、本当にまだそのときは軽く考えてた。だから、その1年が終わってからだよね、何していいか分かんなくなった、また。



本多:なるほど。ああちょっとグラスが、
ムロ:1杯目が空いちゃいましたね。
本多:ボトルが空いちゃったんで2杯目に、
ムロ:ボトルがね。ソルのビンめ。それ説明しないと。
本多:いや写真がねあるんで。
ムロ:そっかそっか。次はねえ、えっと僕はここに来て、テキーラを教えてもらったんです、ジョージさんに。
本多:ジョージさんに?
ムロ:5種類くらいある晩に、飲ませてもらって、
本多:テキーラって、そんな種類あるんですか?
ムロ:もうね、ここ今何種類あるんですか、ジョージさん?
ジョージ:今21。
ムロ:21種類です。
本多:マジっすか!? あ、じゃあテキーラ飲みたい。
ムロ:テキーラ飲みましょう。じゃあジョージさん、テキーラ初心者。
ジョージ:了解。
ムロ:僕は、中級者入り口で、お願いします。
本多:うわっ。先輩風。
ムロ:まあ先輩やな。
本多:うわあ。
ムロ:俺知ってるもん、だって。俺教えてもらったやつを、わざわざビンで買って、家の冷凍庫に置いてあるもん。
本多:(笑)
ムロ:1番気に入ったやつ。
本多:あそうなんだ。1人でも飲めるように?
ムロ:1人でも飲めるように。
本多:友達来たときも、いけるように?
ムロ:ちょっと冷凍庫に入れてるとこが、すごいでしょ? ジョージさんに教えてもらったの。
本多:え、冷凍庫に入れるんですか? テキーラは。
ムロ:種類によってはですよね?
ジョージ:ショットの場合はね。
本多:何でですか?
ジョージ:とろっとして、飲みやすい。
ムロ:とろみが出てくる。
ジョージ:(テキーラのビンを見せてくれて)これいける?
本多:あ、はい。
ムロ:大丈夫かそれ(笑)。本当につよいよ?
本多:え、やばい? もう全然分かんない。
ムロ:(笑)相当つよいよ。40度とかでしょ?
ジョージ:うん。もし出すんだったら40度。
ムロ:あれですよね? 緑のやつですよね?
ジョージ:そうそう。
ムロ:僕は大丈夫です。家にあるんで。
ジョージ:ロックにしたほうがいい?
ムロ:ロックにしましょう。
本多:あ、はい。
ムロ:最初はロックにしましょう。
本多:顔の色見て言ってくれはった感じなんで、ロックでお願いします。