[ヨーロッパスタジオ]>[本多、すべてのバーで]


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本多:3杯目ー。
2人:うぃー。

    (乾杯する、ふたり)

本多:いっさい、入れモンが変わんないっすね。トリス。
辻村:トリス。ウイスキー。
本多:あのね、それでね、僕らも京都で、キセルのふたりも京都じゃないですか?
辻村:宇治っすけどね。
本多:(笑)よく、なんか宇治に対する劣等感みたいな、なんか。「京都じゃない」っていう、劣等感ですか? では、なくって?
辻村:劣等感っていうか。でも、言われるっスからね。
本多:京都の人に?
辻村:「京都ちゃうやんけ」って。で、思ってるしね、実際。
本多:あははっ、思ってますけど。
辻村:京都人は、碁盤の目じゃないと……。
本多:あ、よく言われました? やっぱり。「あ、宇治、京都ちゃうわ」みたいな。
辻村:はい。言われるっスよやっぱり。
本多:あ、もう、言われる前に言っとく感じですか。
辻村:本多くん、だって、アレっすもんね。
本多:むっちゃ、都会っすよ。
辻村:どこやっけ? 東本願寺の近く?
本多:ハイ。
辻村:シティーボーイ。
本多:シティーボーイですよ。(笑)なんですか、その、チョイチョイからんでくる感じは。酔っ払ってないですか? まだぜんぜん?
辻村:酔っ払ってないです。まだ。
本多:むっちゃ強いっすよね。僕、酔っ払ってますよね? もう。






本多:そうそう。京都を離れて、東京来て、どうですか?
辻村:東京来て、ですか。
本多:僕らやっぱ、「まだ京都で全然やっていこう」っていう感じなんですけど。
辻村:京都でやってるほうが、楽しいですか?
本多:やっぱねぇ。東京来たら、刺激も多いですよ、やっぱ。多いですけど……でも、京都で。ゆったり暮らせるじゃないですか。で、なんか。じっくり……フワフワ生活して。その延長で作品つくって、それを持ってくる、っていう。
辻村:でも、すごいハイペースやから、そんな。「ゆっくり」って言っても、ずっとやってる感じやろ? たぶん。
本多:ああ、まあ……そうですね。
辻村:毎日、やってんの?
本多:なんか、やってますね。
辻村:何やってんの?
本多:何やってんのって(笑)。毎日、何やってんにゃろ。……なんか、まあ練習やるときは、練習もやりますし。
辻村:それは、本番前?
本多:はい。あとは、会議とか? ミーティングとかで、「今後どうしていこうか」とか、そういう。
辻村:へぇ。それは、「次のやつ、どんな感じにしよう」とか?
本多:そういうのも、話し合ったりしますし。そういうの、ふたりで話し合ったりします? 「次、今年はこうしよう」みたいな。
辻村:たまに。たまにっていうか、ちょくちょく。話すっスけど……。あんまこう、実現しいひん、っていうか。
本多:何、「実現しない」っていうのは?
辻村:作業とか、具体的に進んでいかん。たぶん、「会議して決めたこと」っていうのは、ぜったいやるでしょう?
本多:やりますね。会議して決めたこと、やらないんすか?
辻村:……はい(笑)。
本多:それ、会議……。
辻村:いや、会議になってへんのよ、たぶん。いや、「曲をいついつまでに作らな」とか「こんな感じにしたいな」とかはあるんですけど、なんかこう、それがウマいこと、まわっていかないんですよね。
本多:ほうー。
辻村:なんか、できひんかった、って。
本多:でも、それは「ここまでにって決めたやろ」って言って。
辻村:それも、あるんですけどね。ふたりとも出来ひんかったとき。誰も、言えへんっていう。
本多:(笑)。よくあるんですか? ふたりとも。
辻村:あるんですよ。それ、よくないなぁと思って。
本多:で、また会議。ふたり会議で。「よくなかったなぁ」って、言うんですか?
辻村:ですねー。そういう風に、していったほうがいいですねー。反省を、ちゃんとして。




本多:京都でやろうとは、思わなかったですか? その、ビクター辞められて、カクバリズムさん入るまで、3年間? 1年でしたっけ?
辻村:ああ、その間? 1年……でも、実質は1年くらいっすけど。わりと、カクバリくんに会ったのが早くて。まあでも、カクバリズムに入るのは、けっこう後やったスけど。2年後とか。ライブは、ちょくちょく観に来てくれたりしてましたけど。でも、その間、京都帰ろうとかは、あんま思わんかったっすね。京都帰っても食えないっすからね。仕事……仕事っていうか、そんとき、ほんまライブで食ってたから。
本多:ほー。そっか、ライブ。そっか、そりゃ東京のほうが。
辻村:東京、人多いっすから。
本多:宇治、人少ないっすもんね。
辻村:少ないっす……宇治っていうか(笑)、まあ京都でやるにしても。月1回やったら、だって……ね。なんか東京は、よく分かんないっすけど、月5本、6本とか、東京ばっかりでやっても大丈夫。大丈夫っていうか……。
本多:ふーん。
辻村:なんか、ビクターの人とかにたまに会って「京都に帰ってないんだね」みたいなこと、言われたりするんですけど。……すごいなんか、逆に「絶対帰るか!」みたいな。
本多:(笑)あー。なるほどね。そのね、カクバリズムに入るまでの間って、けっこう。そのときの心境って、焦ったりとかってあるんですか? 自分達ふたりで、やってたワケじゃないですか?
辻村:そんときは、ぜんぜんなかったっすね。
本多:でも、ライブがホント増えましたよね? そんとき。
辻村:ライブが増えて、楽しかったんですよね。で、なんか、ホンマ会ったことない人に会ったり、とか。ライブ行くのも、ほんと自分らで直接やりとりして行くから。まあ、それはヘコむこともあるんですけど、逆に。
本多:はあー。
辻村:でもそれは、やりとりしてる分。出来悪かったら、悪かったで、なんかせっかく呼んでくれて、ライブが「アレ?」みたいな……、「アレ?」ってことはなかったっすけど。なんかもう、すごい、自分に返ってくる分が。ヘコむ分も楽しい分も、返ってくるのが、楽しかったですね。
本多:うんうん。
辻村:でも、まわりの人とかのほうが、たぶん心配してくれてたし、状況をよくわかってた気がするっす。ほんま感謝してます。今ずっと一緒にやってるスタッフの人とか、PAさんとか、サポートのエマーソン(北村)さんとか、そういう間に安いギャラで手伝ってくれた人たちとか。でも「CDは出したいな」って、すごい思ってたっスけど。






本多:なんか、その演劇とかやったらね、他のところとか出たりしたり、「プロデュース公演」っていろんな人集まって、1本のお芝居作ったりとか、自分の劇団以外の人とかと、そういう「絡みかた」っていうのはあるんですけど。基本、音楽は「対バン」って言っても、それって「個々が出て」っていう感じじゃないっすか。
辻村:あっ、でもあるっすよ。今、斎藤さんの……、あ、でもまた違うのかもしれんけど。
本多:あ、斉藤和義さんの。
辻村:サポートギターを。斎藤さんと、ハナレグミもやったっすけど、そういうのはすごい、逆にこう、やって、それをまたなんか、キセルに持って帰れるみたいなことも。
本多:おー。
本多:そこでは、なんかこう、けっこう「せめぎ合い」みたいなんて、あるんですか? 先輩の人らと一緒にやったら、ちょっとなんか怒られたりするときもあるじゃないですか? それって、「怒ってくれる」っていう人が、ちゃんといるからやと思うんですけど。ぜんぜん、それがイヤとかじゃなくて、むしろありがたいんですけど。
辻村:ね。「怒られる」とか、すごい「いいな」って思うっすけどね。
本多:怒られたりしてないっす? あんま。
辻村:いや、あるっすけど。でも、サポートでは1回もないです。キセルで、怒られるっていうのは(ある)。
本多:ええ(笑)?
辻村:何回か、ぐらいですけど。でもなんか、そういう、大人になってからあんま「怒られる」って、ないから。
本多:ないですね。
辻村:ないからっていうか、ホンマは、もっと、すごい上までいるわけじゃないですか? その、音楽にしても、演劇とかもそうやと思うんですけど。でも、怒ってくれる人とか、あんまいなくないですか? 自分もそうやし。自分もあんま、下とかに怒れへん、っていうか。
本多:うん。うん、うん。
辻村:「怒れへん」っていうか、怒ることも、そんな、なんかないっていうか。
本多:分かります、分かります。
辻村:「めんどくさい」みたいなんも、あるし。
本多:ね、怒るほうも、めんどくさいっすもんね。
辻村:怒ってくれたりする人……。東京出てきてから、怒ってくれた人とかは、すごい覚えてるっすね。
本多:はぁー。え、ど、どう怒られるんすか?
辻村:単純になんかもう、「音」とかで。ある。
本多:え、「そのギターの音はありえへん」ってことですか?
辻村:「ありへん」とか、そんな言いかたじゃないっすけど……なんて言うんすかね。その、「怒られる」。
本多:「ああー怒られてんなー」っていう。
辻村:でも、こっちもちょっとムッとするから、ちょっとケンカみたいになるっすけど。
本多:(笑)なるほど。
辻村:とか、でも、単純に、こっちがホンマに準備不足、とかで。レコーディングとかっすけど、準備不足で。当たり前っすけど、ホンマに。「宿題忘れてきて、先生に怒られる」みたいなのと、同じっすけど。そういうの、いまでも、ある……あるんですよ。「できひんかったな」みたいな。なんやろな、あんまうまく言えないっすけど。
本多:うんうんうん。
辻村:なんかそういうを、普通にまじめに怒ってくれる人とかって、いない……。ちょうどそれで怒られたんが、メジャーデビューしてすぐ、ぐらいやったっすけど。




本多:「その(カクバリズムに入るまでの)期間ライブ多くて、楽しい」って、さっき言われてたじゃないですか? 音楽をやってて楽しいときって?
辻村:ええー。
本多:ライブがやっぱ、いちばん楽しかったりします?
辻村:いや、そんなことないっす。ライブも楽しいっすけど……(しばし考える辻村さん)いや、でもたぶん、なんか「いいなぁ」って思う曲ができたときが、いちばん楽しいっすね。今は、まだ。……でも、もっと昔は、ライブのほうが楽しくなかったんですけど。今のほうが、すごい楽しい。
本多:ライブを楽しめる?
辻村:はい。
本多:それは、意識の変化なんすかね?
辻村:「ライブの本数が増えたから」っていうことやと思うんですけどね。あとなんか、お客さんとかがやっぱ、こう、盛り上がったりとか、「リアクションがあるライブ」が増えたから。やっぱそういうのがあったら、楽しいじゃないですか。
本多:うん、楽しい。
辻村:っていうのもあるし、もうあとは、単純にライブのときに、昔は「いい演奏ができてるかどうか」とか、あんまり自分で分からへんかった、っていうか。
本多:それは、「余裕がなかった」ってことですか?
辻村:「余裕がない」っていうか。……今でもまだ「分かるかどうか」って言われたら、分かんないっすけどね。でも、昔よりはもうちょっと、「客観的に」分かってる「気が」する、くらいの感じで。だから、「ライブの良し悪し」って、ぜんぜん分からへん、っていうか。自分で「いい」と思っても、お客さんからは「あんまりやった」って言われることもあるし。ぜんぜん、よくなかったのに「すごいよかった」って言われることもあるから……。ホンマによく分からへん、っていうか。
本多:うーん。
辻村:じゃあどこで「いい」っていうのを、決めたらいいんやろう、みたいな。なんとなくは、あるんやと思うんですけど。みてる人みんなが「いい」とか。そういう、絶対的な基準があんまり。まだよく分からへん。
本多:あー。僕らもやっぱ、お芝居やってて「今日、よかったかな」って思ってても、ぜんぜんやったり。僕らが「ダメやな」って思ってても「よかった」って言われるときとか、あるんですよ。なんなんすかね、その、「くい違い」というか。「ボタンのかけ違い」みたいな。
辻村:なんなんすかね。
本多:でも、やってて楽しくて、お客さんも楽しかったら、もう最高じゃないですか。
辻村:うん。ね。
本多:そういうの、ならんように、なってきてるんですかね? なんかもう、そういう。




本多:MCって、タケフミさんが喋られるじゃないですか? 基本。
辻村:基本はそうです。
本多:で、友晴さんがちょっとツッこんだり。「ながい!」とか。あれって、そう、MCってね、考えてるんすか? 喋ることって、もう事前に。
辻村:あ、けっこう考えてるんすよ。1個くらいは、考えてるんですよ。「これは喋ろう」って思うことは、いちおう考えてる。
本多:それは、なんか……何種類か、あるじゃないですか? 曲のことを「こういう曲です」みたいなMCとか、「今日こんなことありました」的なMCとか。どんなやつを考えてるんですか?
辻村:あ、それは両方。両方考えてて。なんか、ショボイっすけど「笑うかなー」みたいなことは、1個ぜったい考えとくんですけど(笑)。それで「あれ?」みたいな、ぜんぜんアカンときは、けっこう……。で、弟のカラミとかも最悪で、みたいなときも、あります。でも最近は、もうそれを気にせず、ちょっとはもう、大丈夫になったっす。そんな、あんまり影響されへんくなりました。
本多:じゃあ、昔ってけっこう「ちょっとコレ、笑うかな」みたいなんを用意してて、それがいわゆる「スベった」ときとかって、そのあと曲に影響出てたんですか?
辻村:いやもう、曲っていうか、雰囲気的に。
本多:ああー。場の(笑)。
辻村:そうっすね。でも、意外に、あんまり関係なかったり。でもMCすごい大事っすからね。
本多:そうですよねー、やっぱ。
辻村:でもその場で出るのが、やっぱ一番いいっすけどね。
本多:そっか、用意してくるよりも。
辻村:そんときに、なんか出て。ライブっすからね。そんとき出て、なんか「なごむ」みたいな。MCはすごいやっぱ、大事っす。
本多:「ココとココの間にMC」っていうのは、決まってる?
辻村:それは、いちおう決めてあるんですけど。
本多:へぇー。曲で、いきなりこう、突発的に、アドリブっていうんですか? 即興始めたり、とかっていうのは?
辻村:ないっす。そういうのは、ぜんぜんないっす。曲の中っすよね?
本多:中とか。「終わらん!」みたいなとか。ノって。
辻村:あ、演奏で? あー、ちょっと長くなったり、とか、「自由にやっていいコーナー」とかはあるっすけど。でもあんまりないっす。その、「勝手に弾きはじめて、勝手にアドリブで歌詞つけて歌う」とか、そんなんは、ぜんぜん。向いてないっす。




本多:その、やりはじめたキッカケをね。今さらなんですけどね。僕もね、やろうと思ったんですよ。
辻村:音楽ですか?
本多:はい。兄がやってたから。家にギターがあって。それをやろうと思って。お兄ちゃんに「教えて」って言ったら、メトロノームを渡されて、それに合わせて「ドレミファソラシド」って……。
辻村:ああ、「弾いとけ」と。
本多:弾いとけ言われたんすよ。ぜんっぜん面白くないじゃないですか。
辻村:(笑)。
本多:それで、やめたんですけど。
辻村:ああ。なんやろ、なんとなく……。でも、お兄ちゃんはタメになると思って。
本多:ああ、そのメトロノームですか? ほんとですか?
辻村:なんとなく。「まずは、それから」みたいな。
本多:お兄ちゃん、それやってるの、見たことなかったですけどね。
辻村:お兄ちゃん、何やってたんですか?
本多:お兄ちゃんは、なんかパンクロックみたいな。
辻村:メトロノーム、いらんやろ(笑)。
本多:いらないでしょ。タケフミさんは、その……なぜ。
辻村:音楽っすか。なんでやろ。でも、好きは、好きやった。あ、でも「好きは好き」ぐらいの感じ。
本多:「聴くのが好き」から、だんだん。
辻村:聴くのが好きで……(考えこんで)成り行きは、成り行きで。でも、高校のときにギターを、メタルっすけど、してたときは、すごい練習してたし、すごい楽しかった。
本多:「早弾き」とかですか?
辻村:早弾きもそうやし、リフが好きで。
本多:「リフ」って? どんなですか?
辻村:低いとこで……。
本多:……低いとこで。
辻村:弾く。あんま、早くないんすけど。ひずんでて、こう。
本多:「リフレイン」ていう、そういう意味ですか?
辻村:あ、そうっすね、たぶん。




辻村:で、人前で歌うとかぜんぜん、思ってなかったんすよ、ホンマに。「ぜったい無理」っていうのもあったし。今でもなんか。
本多:今でも、緊張します?
辻村:緊張します。緊張するし、楽しいのは、すごい楽しいんですけど、キセルでは、いちおうフロントやけど……なんやろな、こう、なんか「すんません」みたいなのが、ずっとあるし。
本多:え、「スンマセン」? どういう? 「やっててすんません」みたいなことっすか?
辻村:やってていうか、なんていうか、もっとこう。フロントマンとか、ほんまやったら、盛り上げたりとか、いろいろあるじゃないですか? カタチ的な。
本多:はいはい。
辻村:だから、たぶん「兄弟」っていうのもあると思うんやけど。うーん。うまく言えないですけどね……。
本多:……兄弟。
辻村:べつに、「やる気がない」とかそういうワケじゃないんですけど。なんか、こう「メインで歌う人」って、すごいじゃないっすか、やっぱり。
本多:ああ、前に出てる感じの。
辻村:前に出て、フロントで、ボーカルとって。いわゆる「フロントマン」って。でも、そういうんじゃないっていう。そういうのじゃ、ないじゃないですか?
本多:でも、そういうのをやりたいわけでも、ないですよね?
辻村:じゃないです。だからまあ、全体で、なんかあれば。まあ、その、友晴さん……弟がいて、ふたりでしか出せへん感じが出せれば、それでいいんやろうな、と。……まあ「友晴さんにもっと頑張ってほしい」みたいな。
本多:あれ、なんで(笑)、なんでそこに行ったんかが、ちょっと。
辻村:だからその(笑)。「ふたりともフロント」みたいに、こう。もうなってるのは、なってるんですけど。
本多:なってますよねぇ。ライブ、すごい、いいですもん。なんか。お二人がいて……。
辻村:あっ、そうですか。
本多:うん。ホント、ふたりにしか出来ない感じが。まあ、そこにエマーソンさんとか、サポートの方が……。
辻村:ほんと、サポートのときとか楽っすもん。楽っていうか。
本多:ああ、他のところで。
辻村:うん。なんか、「そういうほうが向いてるなー」みたいな、思ったり。サポートとか、サイドギターとか。性格的にも、ぜったいそうやなと。
本多:あ、映像かなんかで見たんすけど、たぶん斎藤和義さんのギターかなんかで、それぞれ楽器の人のソロパートがあって、グワーと前にでて行って、タケフミさんも前に出て、弾いてる。ああいうのとかは? どういう気持ちでやってんのかなと。あんまり、普段やんないじゃないっすか。
辻村:やんないっすね。
本多:バリバリ、なんかこう、「今、オレの時間」みたいなんって。
辻村:やっぱでも、「出なアカンとき」とかって、あるっすからね。出なアカンっていうか。でもホンマ、出て楽しいときも、あるっすけど。「オレの時間」っていうか、「和義さんのライブ」みたいなのがあって、そこに乗っかって出てるだけやから。
本多:ああー。……ちょっと、じゃあ4杯目いきますか? 4杯目、僕もロックに。

    (店員さんを呼んで、注文)