[ヨーロッパスタジオ]>[本多、すべてのバーで]


 公式サイト:http://www.tokuo-gumi.com/



本多:よろしくお願いします。
徳尾:よろしくお願いします。
本多:僕と徳尾さんは同い年なんですけど。
徳尾:同じ79年生まれということで。
本多:初めてですよ、こうやって、徳尾さんからね今回ね。
徳尾:そうなんすよ。
本多:「よければ出してください」って言ってくださって。
徳尾:おこがましくも、すいません本当に。
本多:いえいえ。
徳尾:あの、芝居のね、宣伝をちょっとでもしてこい、してこいと常に制作から言われる中で。
本多:うん。
徳尾:なんかこう、ヨーロッパ企画のHPを見たら、本多さんがバーの企画やってて、「これはもう、僕ぜんぜん有名人じゃないけどいいかな」みたいな。
本多:いやいや。僕も、今度とくお組に出させてもらうので、よければ出て欲しいなと思ってたんですけど、いっさいバーと徳尾さんが結びつかなかったんですよ(笑)。
徳尾:(笑)。
本多:まさかバーに行ってる訳ないやろと(笑)。王将の話はしたことあったんですけど。
徳尾:それはまあ半分くらいは当たってるんですよ。
本多:そうなんすか!!
徳尾:結びつかない感じは。
本多:でもこうやって、今日連れてきていただいてありがとうございます。
徳尾:とんでもないです。





本多:僕ね、まだバーで1杯目になに飲んでいいか定まってないんですよ。
徳尾:ああそうなんすか。好きなお酒とかないんですか?
本多:ビールくらいしかないんですよ。
徳尾:ああ、でもいいじゃないですか。逆にビールって。
本多:ビールですか?
徳尾:うん。
本多:なめられないですか?
徳尾:なめないですよ。僕逆にあの、1杯目を居酒屋行ってみんなビール頼むのに自分だけ、何とか、抹茶何とかサワーみたいなのを、
本多:(笑)。
徳尾:生クリームのってるパフェみたいなの頼む人いるじゃないですか? たまに。で、そいつの為に乾杯が遅れたりするじゃないですか? それいい加減にしろよと思うんですよ。
本多:それ居酒屋でしかも打ち上げの話じゃないですか(笑)。バーでなにを飲んだらいいかって話なんで。
徳尾:バーでね(笑)。ごめんなさい。
本多:なんかお勧めあったら教えてください。
徳尾:あれなんですよ。僕ラムが好きで、
本多:ラムですか?
徳尾:うん。ラム酒ってあるでしょ? ここに(メニューを指しながら)。
本多:はい。
徳尾:ラムが僕は好きなんですよね。
本多:はあはあはあ。
徳尾:そん中でも、僕、キューバ・リブレってラムコークなんですけど、これラム入ってるんで、僕だいたいキューバ・リブレを頼みますね。
本多:1杯目から?
徳尾:1杯目からいっちゃおうかなと。
本多:じゃあ僕も、キューバ・リブレで。
徳尾:いきますか?同じので。
本多:はい。
徳尾:じゃあいきましょうか。
本多:これって(バーテンを)呼ぶんですか?
徳尾:(小声で)すいません。
店員:(来る)はい。
徳尾:キューバ・リブレを二つ。
店員:かしこまりました(去る)。
徳尾:こんな感じで。
本多:はー。なるほど。
徳尾:これトークそうそう申し訳ないんですけど、
本多:はい。
徳尾:ちょっとトイレ行ってきてもいいですか?
本多:あ、いいですよ(笑)。
徳尾:(笑)。
本多:びっくりしたー。

    (徳尾、トイレへ)

本多:あれ?普通・・・。えー・・・。

    (一人待つ本多)

徳尾:いやいやすいません。お待たせしまして。
本多:・・・トイレ行ってから、来てくださいよ(笑)。
徳尾:(笑)。
本多:あの、普通で悪いんですけど。
徳尾:ちょっとあれなんですよね、行く暇ちょっとなかったんですよ。
本多:ほんとですか?ラーメン食ってたじゃないですか?
徳尾:ちょっとラーメン屋行ったらほら、ラーメン食べなきゃみたいな、感じでね?
本多:それで忙しかったと。
徳尾:そうなんですよ。で、もしかしてトイレから帰ってきたら3杯目くらいになってるかもって。
本多:ならないですよ。1杯目頼むのにあんな手いっぱいだったんですから。
徳尾:(笑)。



本多:バーとかって、
徳尾:ええ。
本多:行くんは行くんですよね?
徳尾:いや、あの結局下北に住んでたときに、会社の同僚とか近くに住んでると、なんかちょっと食べて、なんかこんなとことか来て喋ってる感じですね。
本多:えー。
徳尾:女の子とは来ない。
本多:来ないんですか?
徳尾:うん。
本多:男の人とどんなこと喋るんですか?
徳尾:いやもう、普通の居酒屋感覚ですけどね。
本多:えー!?
徳尾:居酒屋感覚ですけど、居酒屋ってうるさいから。で、下北ってバーいっぱいあるから。ウイスキー好きな同僚とはこういうとこ来た方が、なんかいっぱい飲めるし種類が。
本多:へー。じゃあ男の人と、だいたい二人くらいで?
徳尾:そう二人で、だいたい。「帰り道一緒だから」みたいな。別に「バーに行こうよ!!」とはならないですけど。
本多:帰り道にあるし?
徳尾:あるし。お酒が好きなんですねだから。
本多:はー。どうしても居酒屋のイメージがあるんすよね。
徳尾:あ、僕はそうですよ。その結局、酒が好きな友達と来てたってイメージですね。
本多:はあはあ。
徳尾:僕は居酒屋な。
本多:居酒屋な(笑)。ああそうなんすね?
徳尾:そんな感じでいいですよ。本多さんの中で。
本多:いやいや実際のとこ聞きたいですよ。
徳尾:・・・居酒屋(笑)
本多:(笑)居酒屋なんすか!? ちょっとー。
徳尾:ふふふ。
本多:おかしなゲストじゃないですか?
徳尾:(笑)。いやでも、やっぱり頻度としては人より行ってると思いますよ、そういう意味では。その、あの・・・
本多:そういう意味ってどういう意味ですか(笑)?
徳尾:あのー、下北に住んでて、バーが多いから、
本多:あ、下北ってバーの町なんですか?
徳尾:そうなんすよ。
本多:・・・ほんとですか? 学生がいっぱい居酒屋行ってる、そういうイメージですけど。



徳尾:あ、これ気付いたんですけどね5年間歩いてて、学生に見えるけど結構みんな年食ってるんですよ。私服だから。
本多:あー。
徳尾:若く見えるけど。僕らだって学生じゃないけど他の人から見たら、サラリーマンには見えない訳ですよ、きっと。
本多:はあはあはあ。
徳尾:下北歩いてるだけでなんとなく。なんとなくモラトリアムな空気ってでるじゃないですか?町全体から。
本多:はいはいはいはいはい。
徳尾:実は若くないんですよみんな。だって学生で駅前劇場とか借りれないですもん。
本多:(笑)。
徳尾:そういうミクロな話で。
本多:基準がもうやっぱり演劇なんですね?
徳尾:はい。で、やっぱりバーの数も多いらしいですよ。
本多:らしい?
徳尾:(笑)。
本多:あれ?ちょっと雲行きが・・・?
徳尾:あの、それはググってください(笑)。
本多:無茶苦茶インドアじゃないですか?
徳尾:「下北 バー たくさん」でやったら結構。
本多:「たくさん」も入れるんですか?
徳尾:そしたら「たくさんあるよねー」ってみんな言ってる。
本多:(笑)そういう口コミのサイトが?
徳尾:ある。「下北ってバーたくさんあるよねー」って黒くなって出てくるんでババーって黒字で。
本多:はー。じゃあ下北以外のバーにはそんなに?
徳尾:そうなんですよ。行かない。
本多:ふーん。じゃあホームじゃないですか?
徳尾:そうですよ(腕を組む)。
本多:(笑)なんで腕組むんですか?
徳尾:下北沢がホームな感じだから。
本多:うん。
徳尾:だから、それは居酒屋とかご飯食べるとことかも他の町よりは知ってるんすよ。
本多:5年住んでたんですよね?
徳尾:そうすね。




    (お酒がくる)
 
本多:じゃあ1杯目。乾杯!!
徳尾:乾杯!!

    (2人乾杯)
 
本多:これ何が入ってるんですか?
徳尾:これね、ラム酒ベースで、コーラが入ってますね。
本多:ラム酒をコーラで割ってるんですね? あ、美味しい。
徳尾:なんかこう、ビールとかいっぱい飲んでバーとか来ると、なんか甘いもの飲みたくなるんですよ。そのときにコーラ。
本多:あ、何杯か飲んだ後に、来るもんなんですね?
徳尾:あーでも、そうかも知んないですよ。結構こう、夜遅くに来るイメージじゃないですか? 2軒目3軒目とかに。
本多:うんうんうん。あ、じゃあ劇団の方とかとはあんまり来ないですか?
徳尾:ほとんど来ないです。
本多:はー。
徳尾:バーのセットで舞台やるときに、研究目的で来たことはあります。
本多:あ、みんなで?
徳尾:いや3人くらいで。
本多:へー。僕らもね1回森で生活するっていう「ムーミン」ってお芝居やったときに、実際に山に行って野宿しましたね。
徳尾:あ、野宿したんですか?
本多:はい。
徳尾:へー。テントとか持って?
本多:テントとか持ってって。じゃあもう夜が恐すぎるっていう(笑)。すぐ真っ暗になるし、
徳尾:野犬?
本多:野犬!! マジで野犬の声とか聞こえて、本当恐くなるんですよ。
徳尾:すごいな、それは恐いですね。「ムーミン」って僕観に行きましたよ。
本多:あ、本当ですか?
徳尾:ちょっと疲れてたんですけども。
本多:寝ました?
徳尾:はい・・・。
本多:(笑)。
徳尾:ちょっと途中で。
本多:これ前のゲストのキセルの辻村さんも途中で寝たって。
徳尾:(笑)合わせたんですよ。
本多:合わせたんですか? なんだちょっともう(笑)。
徳尾:嘘ですよ。寝てないですよ。




http://www.tokuo-gumi.com/next/info.html


本多:今日からね、とくお組の稽古に参加させてもらって、
徳尾:本当に嬉しいです。みんな待ち望んでて。
本多:なんかみんな仲いいですよね?
徳尾:そうっすねえ。仲はいいですねえ。
本多:で、活発っていうか、稽古場が。みんなでつくってる感じが。
徳尾:うんうんうん。
本多:徳尾さんの中に、ものすごくビジョンはあるんでしょうけど、
徳尾:うんうん。
本多:みんなも一人一人ちゃんと明確に持ってやられてて、
徳尾:うんうん。
本多:僕、今日の段階ではまだ声だけじゃないですか、出演が?
徳尾:そうですね。
本多:だから、「どうやってあのみなさんに解け合うんだろう」とか、「どうやっていったらいいか」って、もうちょっと不安ですね。
徳尾:なるほどなるほど。でも、そうそうそうそう、台本はきっちりあるけど、結構バーンとそれこそ台本は渡して、なんかこう結構ワチャワチャ今日彼らだけでやってる、感じって見てて僕も楽だし(笑)仕事放棄に近いんですけど、
本多:はい。
徳尾:その方がなんか、柔らかいものが出来るというか、なんかギスギスしたねえ、きっちりまとめた感じのものが、極力できないように。
本多:はー。
徳尾:なんかやってましたよね? こちょこちょ意見言い合って。
本多:みなさんではい。それを見ながらたまに徳尾さんが口挟む感じですよね?
徳尾:はい。小言を言う。
本多:(笑)姑みたいな感じですね。
徳尾:(笑)。でも、今日の彼らは本多さん来てるっていういい意味での緊張感と、ちょっと張り切ってたのと、まあ僕の台本が遅いせいで切羽詰まってるっていう、この二つの要因で今日かなり彼らは頑張ってました。
本多:なるほど。今日、徳尾さんもうとにかく僕に気をつかってくれてて、申し訳ないって思うくらい。
徳尾:いやそんなことない。
本多:今日お土産に八つ橋を持ってきたんですけど。
徳尾:はい。
本多:袋開けるときから「これは美味そうだ」って言ってたじゃないですか? そんな別にそんな、普通の八つ橋やし(笑)。
徳尾:(笑)。
本多:食べたら、食べた途端に「これは美味いわ」ってみんなに。



徳尾:(笑)違うんすよ。あれは今日も言いましたけど、ヨーロッパ企画さんのショートショートムービーフェスティバルに参加させてもらったときに、「京都に行くならお土産を買ってこい」と家の人に言われて。
本多:奥さんに?
徳尾:そうなんすよ。言われて、それは指定があったんですよ。どこの八つ橋でもいいんじゃなくて、聖護院の八つ橋を、
本多:銘柄の指定があったんだ(笑)。
徳尾:そうなんですよ。「聖護院の八つ橋」って言われたんですよ。だからあれ普通の人は、京都そんなに知らないから「ショウゴイン」って読めないじゃないですか?
本多:はい。
徳尾:でも僕読めたじゃないですか?
本多:読めました読めました。
徳尾:あれは指定されてたから。で、それを買えなくて、今日本多さんいらっしゃって「お土産です」って言ったのが、聖護院の八つ橋だったから、僕今日あんなテンションだったんですよ。
本多:ああ。
徳尾:「これは美味いに違いない」っていうか。
本多:本当ですか?
徳尾:そうなんですよ。うちの奥さんが関西で多分聖護院の八つ橋が美味いのを、知ってたんでしょうね。僕知らなかったんですよ。
本多:えー。僕なんの気もなしに、聖護院の八つ橋だったですけど。
徳尾:あれが美味いんですよ。
本多:美味いんですね。
徳尾:まあ、妻曰くですけど。
本多:美味かったですか?
徳尾:美味かったですよ。
本多:ほんとですか?
徳尾:ほんとにほんとに。栗のこりこりっとした食感が。(笑)表現おかしいですけど。
本多:メンバーの篠崎さんが八つ橋そのものを(笑)、「これなんっていうものですか? 八つ橋の皮ですか?」みたいなことを言われてて。
徳尾:(笑)。
本多:あれが八つ橋で、中のがあんこなのに。
徳尾:そとが八つ橋なのに。
本多:そう。
徳尾:やっぱ東京ではあんま無いじゃないですか? 京都名物だし。
本多:なるほどね。
徳尾:普通知らないのに、僕知ってたから、テンション上がっちゃったんですよね。
本多:じゃあ奥さんの分も買ってこればよかったですね? それ聞いてたら。
徳尾:いえいえとんでもない。



本多:じゃあちょっと、2杯目いきますか?
徳尾:はい。いきますか。
本多:なに飲みますか?
徳尾:ちょっとメニューもらいましょうか。
本多:はい。
徳尾:(店員に小声で)すいません。ちょっとメニュー頂いても?
本多:あ、やっぱあんま大きい声は駄目なんですか?
徳尾:いやまあそうですね。ちょっとね、いくら居酒屋キャラの僕でもみたいな。
本多:(笑)。
徳尾:これいつも思うんですけど、行きなれてる人は多分メニューいらない・・・
本多:いらないですよね? でも前回のゲストのキセルの辻村さんは、メニューいらなかったですけど、全部同じお酒を飲んでました。電気ブランを(笑)。
徳尾:(笑)。なに飲まれます?
本多:いや僕は、まったく同じもの頼みますよそりゃ。
徳尾:あ、そういう決まりなんですか?
本多:決まりじゃないですけど、メニュー見てもなに飲んでいいか分かんないんで。
徳尾:なるほど。じゃあ僕は次レモンハートを飲みます。
本多:じゃ僕も。
徳尾:レモンハートを?
本多:はい。
徳尾:飲み方は?
本多:あるんすか、そんなん?
徳尾:……まああると思いますね。
本多:ほんとですか?
徳尾:ありますよ。僕はもう決まってますけどちなみに。
本多:え、なにですか?ちなみに。
徳尾:……グイッといきますよ(笑)。
本多:その飲み方なんですか? (笑)店員にそんなん宣言しないでしょう。
徳尾:これ文字にしたらかなりすべった感じになってますよね?
本多:いやいや大丈夫ですよ。



徳尾:(店員に小声で)すいません。レモンハートを二つ。
店員:はい。飲み方はどうしましょうか?
徳尾:ロックで。
本多:じゃあ僕もロックで。

    (店員去る)

本多:ほんとですね? 本当に「飲み方は?」って聞かれましたね。
徳尾:そうそうそうそうそうそう。
本多:はー。
徳尾:それで、なんだろう、ウーロン割りって言う人っているのかなあ? って時々おもってるんです。どこぐらいまで、飲み方があるのかなあと。
本多:僕ねえ、正直もう結構酔ってるんですよ。
徳尾:(笑)もう?
本多:はい。僕お酒弱いんで。
徳尾:なるほどなるほど。トーク的には下降していくんですね? クオリティー的には。
本多:そうですね。後でテープ起こししてもらったの見て(笑)、「こんなこと喋ってたっけ?」みたいな。
徳尾:(笑)。
本多:でも相手の人も大体そうなりますね。
徳尾:なるほど。なるんですね。そういう意味では、3杯目4杯目の方がぶっちゃけて、柔らかくなって面白くこう。
本多:ああ。いや正直このバーの雰囲気にのまれまくってたんですけど、お酒入ると気持ちよくなってきますね?
徳尾:この「ザ・バー」な感じが僕は逆にこう好きなんですよね。
本多:バーに来てるって感じがですか?
徳尾:そうそうそうそう。なんか、いや、静かなのもいいんですけど、
本多:うん。
徳尾:ちっちゃいバーとかだと、顔馴染みな感じとか、ちょっとこう親しみが出てくると、ちょっとなあと。それは居酒屋でいいかなあと。
本多:(笑)。
徳尾:今回、居酒屋という単語がすごい多いと思います。
本多:そうですねえ。(笑)もう尺度が居酒屋なんですね? その基本の。
徳尾:違いますよ。そう本多さんが誘導してるんですよ。
本多:(笑)いやいやそんなことないです。
徳尾:本多司会者が。
本多:いやいや。



本多:あのね、「とくお組」じゃないですか? 名前が。
徳尾:ええ。
本多:徳尾さんが主宰、代表で作演出で、「とくお組」。
徳尾:はい。そうとう自分が好きなんじゃないか、みたいな?
本多:そう。あんま最近ないでしょ? 最近っていうか、あんまないでしょ?
徳尾:あんまないですね。でも自分で付けた訳じゃないので、劇団名。
本多:ああ、そうなんですか? 誰が付けたんですか?
徳尾:あの、スタッフでいるんです、その、付けた人が。それはちょっと学生時代のときに、色んなチームに別れてワークショップみたいなのやってたんですけど、たまたま僕が入ってたチームは便宜上ね、「おい早く準備しろ、とくお組」とかって呼ばれてたんです。もちろん違う「田中組」とかもあって。代表者の名前に「組」つけてたんです。
本多:はい。
徳尾:その頃僕ちょうど申請書を書かなくちゃいけなくて、劇団名決めなきゃいけなくて、そんななんかねえ、いろいろ格好いい劇団名とか思い付かないじゃないですか?
本多:他候補とかあったんですか?
徳尾:いや、憶えてないです。多分ほとんど無くて。
本多:うん。
徳尾:あの、誰も文句言わないっていうか、なんて言うのかな、誰も傷つけないような名前っていうと、やっぱ自分がかぶるしかないのかなあと思って、思い出したのが。
本多:ああ、そのとき呼ばれてたの……。
徳尾:呼ばれてたのなんですよ。まあ会議で決めた訳でもなんでもないんですけど。決めたのが僕かって言うと、まあ僕かも知れないけど。
本多:でも発祥は、その、呼ばれてたのなんですね?
徳尾:はい。
本多:はあ。みなさんね、第1回目からではないんですよね?
徳尾:そうなんですよ。今のメンバーは第2回目とか。第4回からとか。
本多:第1回目の方々っていうのはもう……?
徳尾:もうみんな就職して。
本多:あ、学生のときに立ち上げたから、卒業と同時に?
徳尾:そう、そんな感じです。後輩たちと第1回やったんで、僕はもう社会人なってたんですけど、第1回目のときは後輩はまだ学生だったんです。で卒業して就職という。
本多:なるほど。