[ヨーロッパスタジオ]>[本多、すべてのバーで]


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本多:じゃあ、よろしくお願いしますー。
筧:筧と申します。
本多:5人目のゲスト。
筧:俺、今までの4人、全員知ってんだよ。
本多:え! ほんとですか!?
筧:工藤さんも会ったことあるし、徳尾さんも、キセルの辻村さんも。徳尾さんは、こないだ初めて挨拶したくらいだけど。全員いちおう、生で見たことがあって。
本多:マジっすかー。
筧:縁だなーと思って。1人目の人は、すげー知ってるし。
本多:ああ、ムロさんね。名前言ったらいいじゃないですか(笑)。そんな、「名前言うのイヤ」みたいな。
筧:1人目、Mさん(笑)。
本多:もう僕、「ムロ」って言いましたから。まあまあそれで、みんなね、やっぱ違うんですよ。「1杯目に何を頼むか」っていうのが。
筧:ああー。俺ね。バスペールエール・・・。
店員:ごめんなさい、アサヒ生しかないんですー。
筧:あっ、俺ね、今「アサヒ生」って言おうと思った。
本多:そんな、「お調子もの」みたいなん、いいですよ(笑)。え、ビールですか、やっぱり。
筧:ビール、好きだね。ただ、よく男性が言いがちな「とりあえずビールでしょ」みたいな感じには、思ってない。
本多:え、なに、これは聞きたいぞ。
筧:ちゃんと、味わいたい。ビールを。「のどごしだね」とか思ってない。だから、海外のビールが好きなんですよ。
本多:じゃあ、アサヒは・・・。
筧:あ、キライじゃないけどね(笑)。
本多:キライじゃないけど、まあね。
筧:いま、大人の発言でしたね。





筧:でも、一番好きなのは「プレミアムモルツ」かな。おいしいじゃん、あれマジで。真剣にウマいよね。高いだけあるよね。
本多:そうですね。ちょっと、高いっすけどね。
筧:高いけど、この3年くらい自ら発泡酒は買わないっすね。
本多:あ、やっぱ違います?
筧:味がねぇ。サワーは、買うよ。120円くらいの。「氷結」とか、ウマいと思うんだけど。やっぱ、200円以上出しても、おいしいビールが飲みたい。
本多:じゃあ、バーに来ても、やっぱビール。
筧:ビールはねえ、意外と飲める。ま、でも1軒目か、2軒目までだけどね。
本多:そっか。これ、1軒目ですもんね。(店員さんに)じゃあ、スーパードライを2つください。
筧:2軒目だったらね、1杯目はビールじゃないかも。
本多:じゃあ、2軒目の1杯目は何ですか?
筧:俺ね、カクテルとか、洋酒系あんまし詳しくないの、実は。でもねぇ、最近「ウイスキーのソーダ割り」が好き。ウイスキー自体は、そんなに味は分かんないんだけど。ここ1年くらいは、ソーダ割り。
本多:なんで、なんで? だってね、けっこう「飲むキッカケ」がなかったら、ウイスキーとか飲まないじゃないですか?
筧:うーん。なんだろうね。ただ、これが「ロック」じゃないってとこが、まだ大人じゃないよね。「味の差」とかじゃなくて「ウイスキーの香り」があるじゃない? あれが、ちょっと好きっていうくらい。
本多:え、どんなときに「ウイスキー」なんですか?
筧:ウイスキーとか日本酒とか飲んじゃうときって、ワインもそうだけど、「べつに明日、なんもないし」みたいなときが多い。あとは、家が近いときとか。あとは、酔っ払ったふりして相手とちょっとこう・・・ニャンニャンしたいとき(笑)。
本多:「ニャンニャン」!! これ、載せますよ、ほんとに(笑)。
筧:まだ一口も飲んでないのに、「こういうこと言うか!」っていうね(笑)。しゃべってるうちに、脳内にアルコール出せる人だもん。軽くいま酔っ払ってきてるし。
本多:まじでー?
筧:ウソだけど。
本多:あ、うそ? ちょっと、どっちなんですかー。
筧:冗談、冗談(笑)。ちょっとほら、冗談が許せる相手とか、完全に酔っ払ってヘンなこと言っちゃったりしても大丈夫、っていう人の前だと、ワインとか日本酒とか飲みますね。酔っ払っちゃえる。
本多:そっか、ワイン、日本酒は酔っ払いますもんね。
筧:酔っ払っちゃうねー。ウイスキーもわりとそう。でも焼酎、ビール、カクテルとかは、わりと大丈夫。それだったら「帰ってからも、仕事するぞ」みたいな。
本多:ほんとに?
筧:飲んでも、帰ってから仕事するよ。1時くらいに帰って、2時から5時くらいにかけて、なんか脚本書いたりとかして。
本多:へえー! すごいな。僕、酔っ払っちゃうともう、帰ってすぐ寝るんですよ。眠くなるタイプなんで。



本多:バーってどんなときに来るんですか?
筧:2次会が多いよねー。
本多:2次会で、「バー行こう」ってひとがいれば。
筧:そうそうそう。バーって要は飲むだけじゃない? なんだろうね。こないだ、それこそムロさんに連れてってもらったバーはビールバーだったんですよ。恵比寿かなんかにある。
本多:へえー。あ、ありますねぇ。
筧:自分からはあんまり行かないですかねぇ。誰かに誘われて、とかは多いですけど。
本多:じゃあ、「ひとりバー」みたいなんってないですか?
筧:「ひとりバー」なんて、ぜったい行けない。まだ、こわい。
本多:「ひとり居酒屋」とかやったある? それもない?
筧:それはある。立ち飲み。立ち居酒屋っていうか。あるじゃん、最近。
本多:ああー、はいはい。
筧:あれは、行くね。

    (そこへ、ビール到着)

本多:じゃあじゃあ、1杯目ー。乾杯ー。

    (2人、飲む)

筧:うまい!
本多:うまい。
筧:ビールってさぁ、「入れ方」があるよ、ぜったい。
本多:あ、それ言いますよねー。
筧:入れ方、ある。ここはたぶん、うまい。
本多:おいしい。
筧:泡がうまいもん。



本多:でも、映画監督とか、勝手なイメージですけど、「撮影のあとに、ひとりでバーに行って、脚本を読む」みたいなとか、そんなん、ないんですか?
筧:ないよ(笑)。
本多:あ、ないんですか。
筧:だから、あるとしたら、さっき話が途中になっちゃったけど、立ち飲み屋とかだったら、ある。
本多:立ち飲み屋行って、飲みながら脚本読む?
筧:なんで脚本読むの(笑)?
本多:いや、なんでか、読んでるイメージがあって。でも僕、ひとりで飲みながら台本読むの、したりするんですよ。
筧:でも、飲みながら読んだら、ほら。・・・そうだ、僕は役者さんたちと違ってかなり分析しなきゃいけないから。集中して読むから。「コーヒー飲みながら、喫茶店で集中して読む」ってことはあるけど、「お酒を飲みながら」は、ないね。
本多:ない。でも、喫茶店とかって、ザワザワしてるじゃないですか? それでも集中できるんですか?
筧:そのほうが、集中できる。家は、DVD見たり、インターネットやったり、いろんな誘惑があるから。
本多:ああー。
筧:・・・あと、「中途半端に好きな女の子にメール」したりとか。やることいっぱいあるから。
本多:(笑)。それべつに、喫茶店でもできるじゃないですか。
筧:そうなんだけどね。まあ、それはおいといて(笑)。今のは、冗談ですよ。三段オチです。「DVD・インターネット・中途半端に好きな女の子にメールをする」。3段オチです。
本多:なんすか、この映画監督は(笑)。
筧:そもそも俺、人のホンを読んだりしないから、あんまり。
本多:人の脚本ってこと?
筧:そう。たまにあるけど、読んでも「ちゃんと(話が)流れてるか」とか、自分が映像化するなら、自分のなかに「ないな」っていうものに関しては、変えてもらわないといけないから。「ナナメに読む」っていうかね。簡単に言えば。「ナナメ読み」っていうんじゃなくて、「面白いなー」っていうんじゃなくて、非常に、悪い言い方をすると「分析」してしまうから。自分のホンも含めて。
本多:あ、自分のホンも、書いたものは分析して読む?
筧:もちろん、もちろん。いったん自分で書いたことを「抜いて」読みます。何日か空けたりとか、なるべく客観的に読めるようにするね。
本多:時間空けたら、ちょっと抜けます?
筧:うん、抜ける抜ける。でも、こうやってちょっと飲んだ状態で、サラっと読んでみることで、客観的に読めるってこともある。あんまり、他人はじっくり読まないから、そのほうが全体の流れが把握できていい、ってこともあって。最近、何回かそれやったら、それはそれでよかったけど、今まではあんまり飲んだ状態で、ホンは読まないよね。





本多:あのね、もうすぐ放送されます 『かわい子くん』。あれ僕、主演じゃないですか。
筧:おめでとうございます。
本多:いや、「おめでとうございます」って(笑)。ありがとうございます。僕あれね、まず「えっ?」って思ったんですよ。
筧:「俺、主演?」みたいな。
本多:そうそうそう。単刀直入に言うと、あれ、「なんで呼んでくれたんかな」っていう疑問が最後まで消えないまま、今に至ってるんですけど。
筧:あ、そうなの? それを今、知りたい、と。
本多:知りたい。
筧:やっぱさ、今回の企画は、藤子・F・不二雄の原作がまずあってさ。僕は「原作至上主義」じゃないので、原作の内容、「何が起きてるか」とかは、全然変えていいと思ってるんだよね。とはいえ、その原作が好きで作ってるってことは、自分の中で変えたくない部分もあるわけじゃないですか? で、あの話は、主人公の設定を活かしつつ、チャーミングな一面もあり、お芝居もできて、っていうこと考えると・・・まず、その時点で本多くんが頭に浮かんで。
本多:おぉ。へえー。
筧:あと、今回、これちょっと核心に迫ってきちゃうんだけど。いきなり核心に迫ってもいいですか?
本多:え、いきなり来るんですね(笑)。
筧:たぶん、俳優さんも作品によってあるんだと思うけど、今回、僕には裏テーマがあったんだよ。すごいこまかーい、誰も気づかない「チャレンジ」をしてるつもりなんですよ。いろんなチャレンジを。こまかーいチャレンジを。つまり、いつもの方程式にはめるんじゃなくて、何か新しい演出的なチャレンジが出来る原作だと思ったの。ある程度、何年も俳優やってると、パターンができてくるでしょ?
本多:そうですねぇ。
筧:「このホンでこのキャラクターで、自分の配役だったら、こういう芝居だろうな」っていう。
本多:まあー、なんとなくね。
筧:でもそれがさ、いやらしくなるとき、あるじゃん? 分かるでしょ? 「楽してるんじゃない?」みたいな。
本多:そうですね。それって結局、なんの前進もしてなかったりするし。
筧:そう。やったことのあるパターンに過ぎなくて。で、ある程度作品数も増えてくると「本多力というひとは、ああいうのがウマい」みたいなことを、まわりも分かってきてくれるから、そういうオファーが多くなってきたり、するじゃない?
本多:はい、はい。



筧:・・・で、後で「どうして、本多くん主演にしたか」っていうのに帰っていくけど、まずちょっと違う話をすると、あの話は、僕が最近ここ何年か作ってるものとしては、なんていうか、物語に「ひねり」がないというか、すごくシンプルな話じゃん。
本多:まあ、シンプルですねぇ。
筧:でしょ? 簡単に言えば、「男の子が、ひとりの女の子に興味があって、好きになって、恋の指南をしていくうちに、そっちに行っちゃう」いわゆる三角関係な感じじゃないですか?
本多:はい、はい。
筧:べつにほら、僕のほかの作品みたいに、「大きいどんでん返し」とか、「オチ」とか「冒頭にある妙な設定」とかは、ないじゃないですか? だから、これは、ストーリーの意外性とかで見せるんじゃなくて、表現方法っていうか、演出で30分もたせる作品かな、と思ったんですよ。演出と、キャスティングっていうか。キャラクター?で魅せる作品だなと。
本多:ああー、はい。
筧:ひねったストーリーじゃなくて、キャラクターというか。人間のやりとりとか。そう思うと、「なるべく知った俳優さんでやりたい」っていうのもあったんですよ。メインの4人を。
本多:なるほどね、役者どうしのコミュニケーションもそうだし。
筧:僕が、なんていうか「見える」人とだけ、したかった。だからそこでは、ちょっと失礼かも分かんないですけど「変な賭け」をしないほうが、いいと思ったの。キャスティング命だし、キャラクターを見せるようなね。ストーリーにちょっと自信がなかったから。だから、演出になるべく時間を割きたくて、「見える」役者さんとだけ仕事したかった、今回は。そこが、勝負だと思ってたのね。
本多:その、筧さんの今言ってる「演出」っていうのは、「どうやって撮るか」とか、「どういう芝居をしてもらうか」とか、「カメラワーク」とかも全部?
筧:そうそうそう。全部含めて。もちろんどの作品も、演出もキャスティングも大事だし一概には言えないんだけど、話がよくできてると、そこまで変に演出でサービス精神を盛ってあげなくても、見れちゃうんですよ。どんでん返しがあるような、分かりやすい話だと。けど、『かわい子くん』は、そうじゃなかったから。ってことで、一度仕事したことのある本多くんとか、昔から面識があった上に、脚本にピッタリだった麻生さんとか。まあ、いとうさんと要さんは初対面だったけど、執筆中からイメ?ジしてて、その配役が叶ったから。自分の世界観の中にいる人だけで、まとめたかった。だから、そういう意味で、一番最後の理由は「やったことがあった」っていうのもあるし、もっと前の、個人の理由だけでないのであれば、さっき言ったように「原作に、はまる人」っていうのを見てたら、本多くんが・・・『筧Google』で検索したら、本多くんが出てきた、と。
本多:筧Googleで(笑)。
筧:カケグーグルで。カケヤフーで(笑)。けっこう早々に、プロデューサーとかも、このキャスティングは気に入ってたしね。
本多:いやでも、出来あがってから見せてもらったんですけど。その、今言われて「あ、なるほどな」って。見て、すごい印象的やったんが、まあ別にそんな突飛な設定でもないし。
筧:そう、ほんとシンプルな。
本多:ねぇ。でもすごい、「かわいらしい」っていうか。なんて言うんですかね。べつに、世界が壮大なわけでもないし、たぶんこういう筧さんの「キュッ」とした、かわいらしいところの。なんか、そういうところで・・・。
筧:「エスプレッソ」的なね。
本多:「エスプレッソ」は(笑)・・・分かんないですけど。
筧:少なさ。小さいけど、濃い。みたいな。
本多:なるほどね。そういう感じ。
筧:でしょ? 変に・・・なんていうのかな、突飛なことはやってないんだけどね。なんかねぇ、テーマだったんですよ、それが。僕の作品はいままで「プロット」「あらすじ」ありき、みたいなところが、普段はあるから。全部そうなのよ、今までのをよく考えてみると。ファンタジーっぽいのが多いし。今回も最後のほうに、ちょっとあるけど。でも、それまでほんと素じゃないですか?
本多:じゃあ、「そういうのをやる」っていうのが、チャレンジやった、と。
筧:そうそう。



筧:そもそも、もう『かわい子くん』っていう原作をやるって選んだ時点で、「あ、もうこれは、やることがちょっと新鮮な感じになるな」っていうのがあって。こんなに会話が多い話を書いたのは、初めてだし。
本多:あ、そうなんですか?
筧:うん。麻生さん、しゃべってばっかしだったでしょ?
本多:そうでしたねぇ!
筧:麻生さんも最初、読み合わせのとき「セリフ多いですねぇ、監督ー」とかって言って。あれたぶん、映画とかだったら、1時間分くらいあるんじゃないの?
本多:セリフ量?
筧:うん。もっとやっぱ・・・。あ、本多くんは演劇だから、そうでもないのかなぁ。
本多:そうですね。演劇は、ほんとセリフ多いじゃないですか。
筧:間、埋めてくもんねー。今日も(『昭和島ウォーカー』)見てて思った。まあ、それはとくに上田くんの作風かもしれないけど。みんなでつっこむじゃん。
本多:はいはいはい(笑)。
筧:再度、ボケるとか。4人くらいつっこむじゃない? 「もう分かったよ」ってくらいつっこむよね? あれが作風でしょ? 映画はさあ、どっか「間」とかで・・・「変な間」ができることで、クスッって笑ったりするから。あんまり、セリフ多いのはね、僕はふだん書かないんですよ。だから、あんだけ多いのも、初めてだったり。内容面でちょっといろいろやってるんで、キャスティングとか、スタッフィングとかは、知ってる人で固めたかった。だから、今回スタッフも、ほとんど知ってる人ばっか。初めてやった人は、ほとんどいないんだよ。
本多:そうなんですか。僕も前回、ご一緒させてもらったときの人が多かったですねぇ。
筧:毎回毎回、あの人たちでやってるわけじゃないからね。今回はぜったいそのほうが、自分がコントロールできるなぁと思って。
本多:そっか、その作品によって、いろんなものをチョイスしていくってことですよね?
筧:そうそう。そうなんですよ。
本多:で、自分のなかで、どこを「チャレンジ」していくか。
筧:そうそう。「ふだんは、こうやらないけどね」みたいなことを言っても、スタッフが「ふだん」やってなかったら「ふだん」を知らないわけだから。話が進まないわけじゃないですか。
本多:そっかそっか。だから「ふだんを知ってる人」のほうが、今回は、よかったってことか。
筧:そう。僕らって、その状態から始まってるんだよ、仕事が。「誰とやるか」っていう時点でね。キャスティングもそうなんだけど、スタッフィングも含めて。



本多:「スタッフィング」っていうんですね。
筧:「キャスティング」の・・・。
本多:そっか、そっか。「ing」。初めて聞いたー。「スタッフィング」(笑)! これから言おー。「フィッテイング」とか、言いますもんね。
筧:そうそう。「今回のスタッフィングは誰?」とか。監督にむかって「キャメラ誰?」とか。
本多:「キャメラ」(笑)!!
筧:今度現場があったら「ああ、ナントカちゃんねー」って。「ナントカちゃんは、フィルターがいいよねー」って。
本多:筧さんに言お、今度一緒になったら。
筧:「キャメラマン誰?」って。「カメラマン」じゃないからね。「キャメラマン」。
本多:「キャメラマン」なんだー。
筧:「カメラ」はスチール(写真)で、「キャメラ」がムービーなの。
本多:そうなんですか!? ほんとに?
筧:ほんとほんと。
本多:ギャグじゃなくて?
筧:ギャグじゃなくて。ぜんぜん、ギャグじゃなくて。僕、映画の学校行ってたでしょ? 昔気質の教授とかだと「キャメラはね」って言ってた。ほんとに「カメラ」ってぜったい言わない。「カメラ」はスチール。「キャメラ」がムービー。
本多:へえー。これは、面白いー! じゃあじゃあ、2杯目。何飲みますか?
筧:何系かねー。
本多:何系が。ウイスキーいきますか? まだ早い?
筧:とりあえず、ジントニックだな。
本多:ジントニック(笑)。
筧:普通にね。(店員さんに)すいませんー。ジントニックください。
本多:2つ。
店員:はい、2つ。
筧:あれ、必ず同じの飲むの?
本多:違うときもありますけど。今日はもう、あわせていこうと思って。