[ヨーロッパスタジオ]>[本多、すべてのバーで]


 公式サイト:http://www.catnet.ne.jp/usimaoda/one_more/maho/




本多:3杯目〜。じゃあ、乾杯ー。

(乾杯)

本多:梅佳代さんと、一緒にタイ行ったんですよね?
しまお:よく知ってるねー。
本多:(オフィシャルサイトの)「しまおまほメッセージ」読んでますからね。なんか昔「たけしの誰でもピカソ展」を、スパイラルホールかどこかでやってて、そこの中2階みたいなとこで、梅佳代さんの「ハッとした瞬間」っていう写真展やってて。面白かった。石川県の人なんですよね?
しまお:そうそうそう。でも私ね、遊んでる友達は、大学の友達ばっかりだよ。大学のときの同級生と、高校のときの同級生と、予備校のときの同級生と、小学校のときの同級生ばっかり(笑)。
本多:へえー。でも、いいですね。僕いま、同級生とは年に1回くらいしか会えないですね、もう。
しまお:仕事の人と遊ぶことも、まあ、あるけど。でも、仕事の友達はねぇ・・・男の人のほうが多いかな。
本多:しまおさん、男っぽいというか・・・なんて言うんやろな。なんか、スッと喋れるかんじしますね。なんでやろな。言いたいこと言う感じが、あるからかな。
しまお:ああ・・・そう・・・。
本多:違う? 心外?
しまお:えっ、そんなことないですよ。ぜんぜん、心外じゃない。・・・いやでも、分かんない。それは人が判断することだから。「私って、喋りやすいでしょ?」って、言うひといないもんね(笑)。でも、なんて言うか、とても・・・気はつかわないでほしい。
本多:でも、しまおさん「気ぃつかい」でしょ?
しまお:そう。すっごい「気ぃつかい」。幼稚園のときからですよ。全然わがまま言わなかったもん。
本多:まじで? いっちばん「わがまま」しなダメなときじゃないですか。
しまお:わがまましたかもしれないけど、でもけっこう空気読むかんじ。「ここで泣いたら、大人が困る」とか。けっこうそんなこと考えてた。だからすごい、ストレスがたまってたと思う。私、兄弟がいないから、小学校のときにやたらと友達のことを、ビンタする時期があって(笑)。なんかすごい、ストレスがたまってたんだと思う。一番仲いい女の子をビンタして。
本多:そこで発散してたんや。無茶苦茶やん!
しまお:すごい、嫌われてたと思う(笑)。ビンタするか、パンツ下ろすかしないと気が済まなくて。
本多:無茶苦茶や(笑)!
本多:でも、今でも空気を読むでしょ?
しまお:今は、よく分かんないけど。
本多:まじで? でも、何かねぇ・・・何人かで喋ってたら、それすごい感じたときがあった。
しまお:相手のようすを見るんだよね。自然と。
本多:相手が何考えてるのかな、とか?
しまお:まあ、今はそんなでもないけど・・・。
本多:そうですよね、今はけっこう、外見たりしてたでしょ?
しまお:(笑)・・・。
本多:・・・。今は、何考えてたんですか? この沈黙のあいだ。
しまお:いや、あんま・・・何も考えてない。
本多:ボーっとしてる?
しまお:いや・・・。なんか前ほどは、気つかわなくなったけどね。
本多:前はもっと、気つかってたんだ。
しまお:前はすごい、気つかってた。でも、過剰すぎて、おせっかいになってたと思う。
本多:それはなんで、気をつかわなくなってきたん? 年とともに?
しまお:「空気読まない」っていうのも、「空気を読む」ことのひとつなんだな、と思って。
本多:今なんかすごい、体掻きながら言ってますけど(笑)。
しまお:なんかすごい、かゆくてかゆくて。
本多:眠くなってきた? 大丈夫?
しまお:うん。
本多:僕もね、京都でラジオをやってるんですけどね。
しまお:ああー! 浅野温子さんが来たラジオでしょ?
本多:そうそう。そんで、しまおさんのラジオをポッドキャストで聞いてたら、ぜんぜん淀みなくしゃべるじゃないですか? あんまり噛まないでしょ?
しまお:あるよ、淀みが! 噛むよ!
本多:まじで!? あれで「噛んでる」って言わないでしょ?
しまお:だって、ぜんぜん言葉が出てこないもん。「あれあれ。あの人あの人・・・」とか言って。
本多:まじで? そんな回あったかなぁ。
しまお:あるある。いっぱいあるよ。
本多:けっこう用意は、していくんですか?
しまお:用意は、するようにしてる。・・・でも、あんましてない(笑)。
本多:どっち(笑)。
しまお:あんま、用意してない。だって、宇多丸さんが、すごい用意するひとだから。宇多丸さん、ほんとすごいですよ。「この映画を題材にしゃべる」って言ったら、その監督の、前の作品も見るし、その原作の本も読むし、それに関連する、べつの映画も見たりとか。
本多:ええー!
しまお:超、勉強家だもん。私、ぜんっぜん、やんない。
本多:だから面白いんかな。二人の感じが。
しまお:人種としては、おなじ人種だと思うんですけど。・・・人種っていうか、生きるセンスは一緒だと思うんですけど。
本多:「生きるセンス」。おぉ。
本多:でも、楽しいでしょ? あのラジオ、やってて。
しまお:うんでも・・・夜、おっそいんだもん。なっがい。
本多:え、あれ何時から?
しまお:番組は、9時半から11時半なんですよ。でも、11時半で番組終わったあとに、ポッドキャスト録らなきゃいけなくて。「放課後ポッドキャスト」っていって、番組終わったあとに、雑談みたいなのを録るんですね。それが、長いの。1時間とか2時間とか、すっごい喋っちゃって。宇多丸さんは、とにかく「残ってしゃべる」のが、大好きなの。
本多:ああー、そういうタイプの人ね!
しまお:放課後とか、部室とかでダベるのが、大好きな。私も、好きは好きだけど・・・(笑)。だって、私が帰ったあとも、宇多丸さんたちはゴハン食べに行って、あーだこーだ言って、朝5時とか6時に、帰るんだもん。
本多:ええー! 体力、すごいっすねぇ!
しまお:すごいよ! で、その次の日もクラブでDJやって、とか。すごい体力だと思う。
本多:肺活量も、すごそうですもんね。宇多丸さん、声がハッキリしてるし。
しまお:いつか脳みその血管切れて、倒れるんじゃないかって思う(笑)。
本多:テンションも高いですもんね。むっちゃ面白かったですもん。「旅行先で、パンツを捨てる話」とか。
しまお:ああー。旅行先でパンツ捨てるのが、一番いいなぁと思って。自分ちでパンツをゴミにだしたら、ねぇ。・・・まあ「誰が漁るか!」っていう話なんだけど(笑)。
本多:まあまあ(笑)、カラスとかね。
しまお:そうそう。間違ってね、人の目に触れることとかね。透明の袋だしさぁ。
本多:そっか、昔は透明じゃなかったから。だから、旅行先で捨てる、と。
本多:あと、ラップをしてたのが、むっちゃよかったです。
しまお:やだ。
本多:なんで?
しまお:あれは、やだ。
本多:なんで!?
しまお:恥ずかしいもん、だって(笑)。本業じゃないことを、ひとの前でおおっぴらにやるっていうのは、恥ずかしいですよ。
本多:でもそれが逆に、よかったりするじゃないですか。感動を生む、みたいな。
しまお:あるかなー。
本多:宇多丸さんも、1回目じゃないとできない「荒削りさ」みたいなのを録りたい、みたいなこと言ってはったじゃないですか。なんか、そういう感じが、すごい・・・僕もぜんぜん知らないですけど・・・。
しまお:いいよ、いいよ。そんなの。
本多:なんで? 歌ってくださいよ。
しまお:やだやだやだ。
本多:歌ってくださいよ(笑)。
しまお:やだやだ、やだやだ。
本多:もうじゃあ、ラップもしない?
しまお:ラップも、しない。
本多:役者も、しない?
しまお:役者も、しない。
本多:いま本業以外で、ほかに興味があることは?
しまお:・・・雑貨屋(笑)。
本多:え、それは雑貨屋に行く? 雑貨屋をやる?
しまお:やりたい! けど、やりたくない。
本多:え、なに!? もう、扱いづらいわ〜(笑)。雑貨屋めぐりは、好きなんですか?
しまお:そう。モノを買うのは、大好きなんですよねー。
本多:けっこう、買いもの行ったら、パッと買えるほうですか? 悩むほう?
しまお:いろいろ悩むよ。
本多:けど、ぜったい1個は買うひと?
しまお:まあ、そんなべつに・・・買いたいときは、買うけど。でも、海外とか行ったときの買いものは、すごいですよ。
本多:なんで? それは開放感?
しまお:いやいや、もう、ぜったい2度と会えないから。その「モノ」に。
本多:ああー、そっか。下北とかやったら、もう1回行けるけど。
しまお:そうそう。「明日来よう」とかあるけど。海外に「明日来よう」とか、ないから。おなじとこに何日か泊まってても、おなじ店に行くって、そんなにないから。時間がもったいないじゃん?
本多:だから、買っちゃう、と。
しまお:あと、人におみやげとか買うの好きだし。
本多:ああー。そっか、前もおみやげいただきましたよね。
しまお:・・・。
本多:・・・覚えてないですか(笑)?
しまお:何あげましたっけ?
本多:ベトナムみやげ、みたいなん、公演に持ってきてくれたでしょ?
しまお:ああー。何あげたっけ。
本多:何やっけな。
しまお:おかし?
本多:うん、おかしおかし。あ、おかしは違う。また、違うときだ。
しまお:ことたん、どうだった?
本多:いきなりやな(笑)! ことたん・・・京野ことみさん? いい人やったですよ。マンガの『ONE PIECE』が、すごい好きで。
しまお:ああー、女性のアイドルのひととかは、みんな好きだよね。
本多:あ、麻生久美子さんも、好きって言ってた。
しまお:麻生久美子さんの「好き」は、またノリが違う気がする。辻ちゃんも「『ONE PIECE』好き」ってブログで言ってた。
本多:辻さんって、元「モーニング娘。」の。
しまお:そうそう。あと誰が好きって言ってたかなー。あと矢口(真理)。
本多:へー! しまおさんは?
しまお:読んでない。
本多:そういうのを聞いても、読もうと思わない?
しまお:思わないー。
本多:じゃあ、漫画、なにが好きですか?
しまお:なんでも好きだよ。
本多:今、やってるやつの中では?
しまお:今やってるやつ? ぜんぜん分かんないかも。
本多:今は、連載ものとか読んだりしてないんですか?
しまお:ぜんぜん読んでない。
本多:じゃあ、どんなのを読むんですか?
しまお:ひとに薦められたのとか、自分で面白そうだなって思ったのは、買うけど。
本多:ジャケ買い?
しまお:う〜ん・・・。でも、「こまわり君」のさ・・・。
本多:山上たつひこ?
しまお:そうそう。山上たつひこのさ、最近のやつ面白いよ。こまわり君が、中年になったやつ。
本多:ええっ! 買いにいってみよ。なんか僕きのう買った漫画が、小林まことの・・・。
しまお:ああ〜! 私も買った!
本多:あれ、みんな「いい」って言うから。
しまお:そうそう。なんだけ。・・・『青春少年マガジン』。
本多:読みました?
しまお:読みましたよぉー。すごいよかったよ。
本多:いいですよねぇ。「いい」って聞いてて読んでも、よかったもん。
しまお:私、小林まことの絵、すごい好きなの。『What's Michael?』とか。
本多:そう僕、『What's Michael?』が小林まことって知らんくって。
しまお:ほんとにー!?
本多:知って、びっくりした。
しまお:『1・2の三四郎』は?
本多:それは、知ってて。むしろ、そっちのイメージやったから。
しまお:『I am マッコイ』とか知ってる?
本多:知らんー。え、男の漫画が好き?
しまお:うん、男の人の漫画のほうが好き。少女漫画とか、ほとんど読んだことないもん。『花より男子』とか、読んだことない。
本多:ああー。あれは? 『3月のライオン』。
しまお:ああー、羽海野チカ。
本多:うん。『ハチミツとクローバー』のひと。
しまお:あれ「いい」って言うねぇ。
本多:あれは、少女漫画ですか?
しまお:半々じゃない?
本多:え、岡崎京子とかって、あれは少女漫画?
しまお:あれは・・・青年漫画の、少女版みたいな? 高校生のときは、すごい好きだったけどね。
本多:漫画描くときって、下書きとかするんですか?
しまお:下書き? ・・・しない(笑)。
本多:いきなり、いっちゃう?
しまお:いきなりいっちゃう。めんどくさいから(笑)。
本多:じゃあね、そろそろ4杯目にね。
しまお:あったかいお茶、頼んでもいい?
本多:え!
しまお:体が、冷たくなってきちゃった。
本多:じゃあ、いいですよ。ソフトドリンクを頼んだんは、今までこの企画やってきて初めてですよ。
しまお:へえー。女性だから、いいんじゃないですか?
本多:いいと思います。(店員さんに)すいません、温かいお茶2ついただいてもいいですか?
しまお:もう、時代は「温かいお茶」ですよ。
本多:なんすか、それ(笑)。
しまお:(笑)。
本多:むっちゃね、ファンやった人とかと会ってるじゃないですか。カールスモーキー石井さんとか。
しまお:ああー。「石井竜也」。
本多:仲良くなれました?
しまお:ぜんぜん! 「石井竜也」は、仲良くなれないでしょ。
本多:なれないんかな。
しまお:趣味も違うし・・・もう、自分の「ファン」としての地位が、揺るぎなさすぎて・・・。
本多:(笑)! 「ファン」から1歩も進めない。
しまお:1歩も、近づけない(笑)。スチャダラはすごい好きだったけど、すごい近しい感じがして、好きだったんですよ。
本多:ファン時代から「近しさ」を感じて。
しまお:そうそう。生きるセンス。
本多:石井さんは?
しまお:ぜんぜん違う。
本多:なにが好きやったんですか? 僕、聞いたとき意外やったんですけど。
しまお:わからないー。小・中学校のとき、大好きだったの。