[ヨーロッパスタジオ][雪の街〜砂漠の国  座長ホットライン]>[第11回]





第11回

 
中川:今回は、先週話してた座員からの「座長評価」を。大阪公演中どうだったのかっていうのを、東京公演を前にアンケートとってあるそうなんで。
永野:半期を振り返るっていうね。
 
スタジオ編集部より、「雪組」、「砂組」の各座員へ聞いたアンケートの内容

@座長に点数をつけるなら、10点満点で何点ですか?
A座員から見た、座長に対しての感想(評価)、点数の理由などを書いてください。

 
永野:じゃあ、まず雪組中川座長の評価から。ちなみに何点くらいとってると思いますか?
中川:平均9点か8点くらいはとってんじゃないかな?
永野:自信ありげですね。
中川:まぁ、途中病んでしまって、みんなに迷惑かけた時期はありましたけど。
永野:あったね。
中川:けど僕、頑張りましたから、それくらいいってんじゃないかな。
永野:胸張って言えるっていうのが、すごいですよ。
中川:自信ありますよ。
永野:それは、大事なことかも知れない。
中川:永野さんはどうですか?
永野:僕は低いと思う。3点…?とか2点とかゴロゴロありそう。被害妄想はなはだしいけど。
中川:なるほど。
永野:あとで、平均の点数も出してみましょう。
永野:じゃあ、まず雪組メンバーの回答は僕が読みあげますんで。
中川:はいはい。
永野:まず、本多くんから。
 
<本多>
@10点
A普段の練習では部屋の隅っこを陣取り一匹狼な雰囲気を醸し出している中川さんが、今回の練習初日みんなとコミュニケーションを取ろうと部屋の真ん中の机に座ったものの、部屋の半分の机が片付けられ結局その机が一番端になってしまい、いつもの位置になってしまったのに、それでも端っこから頑張ってコミュニケーションを取ろうとしていた姿が満点の理由です。
 
中川:おお!(笑)。分かってんな、本ちゃん!本多くんは、よく僕のことを見ててくれた。サポートしてくれたし、副座長と言っていいね。
永野:すごいなあ。良い評価ですよ。じゃあ、どんどんいきますよ。
 
<土佐>
@10点
A稽古、本番ともに常に先頭にたってやってくれてとても頼もしかったです。大阪公演終了後のヤケ酒の理由が気になります。
 
中川:あー(笑)、嬉しい。
永野:また、10点ですよ。ちなみに誰が一番低い点数だと思います?
中川:うーん。人羅。
永野:なんで?
中川:「点数低くして、おもろしたろ」っていうのがアイツにはありますからね。
永野:そうですか(笑)
 
<諏訪>
@10点
A冬のユリゲラーを引っ張っていこうとするあまり、もうユリゲラーに見えたもん。
 
中川:僕が、ユリ・ゲラーに(笑)。
永野:すごい、いまパーフェクトやん。
中川:ちょっと、嬉しい。
永野:そっち(砂組)の評価気になるわー。
中川:それは、また後でしますから。
永野:かなり、優秀じゃん。
中川:ほらね。
 
<岡嶋>
@9.5点
Aクールな座長。仕込みの朝、ちょっと遅刻してきた砂組(昨日楽日を終えた)のあるメンバ―に対して、「セックスしてたんだろ?セックス?本番終わってすることっていったら、セックスだろ?」と執拗に嫌味を言ってた座長。その発言によりマイナス0・5ではなく、プラス0・5。肩の力抜いて下さい。もっと下ネタとか言って下さい。他は完璧なので。では東京も宜しく座長(パルキ―)。
 
中川:あははは(笑)。
永野:パルキーはあだ名ですね。
中川:そうですね。嬉しい。ありがとうございます。
永野:9点だったけど、プラス0・5っていうのが(笑)。
 
<首藤>
@8点
Aタバコ・コーヒー・ホットケーキ。この三つがおそらく稽古・公演期間中の中川座長のエネルギーだったんじゃないかと思います。スーツを選びに某ジャスコへ行ったときの「俺はここによくきて癒されてるぜ」(こんな口調だったかは分かりませんが)とショッピングモールで純粋な顔になってたのには新たな一面を垣間見た気がします。
 
中川:首藤くんの、このコメントに関しては3点。
永野:0点。
中川:(笑)。
永野:何ですか、これは。タバコ・コーヒー・ホットケーキ関係ないじゃないですか。
中川:いつも、麻雀しかしないから、人間「中川晴樹」に対する点数が、8点だったんじゃないですか。
永野:ああ、座長として見てないね。
中川:見てない。
永野:平均から引いときましょうか。
中川:引かなくていいですよ。
 
<山脇>
@7点
A「山脇さんは強いから」と言われたのが 女心をわかってない感じがしてマイナス3点です。女の強がりに気づいてください。でもシャイでいい座長です。
 
中川:「山脇さんは強いから」?言った覚えねえな。
永野:(笑)、そういうズボラさが、このマイナス3点に含まれてる気がします。
中川:なるほど(笑)。でも、7点ですからね。
永野:じゃあ、最後は人羅さん。
 
<人羅>
@3点
A演技が若干物足りない。
 
中川:あははは!読み通りじゃねえか(笑)。
永野:読み通りですね(笑)。
中川:コメントもそんなけ?役者として、駄目出し?(笑)。
永野:東京公演では人羅さんのアドリブに倍で返してやってください。
 
永野:平均は、8.2点!すごい。
中川:評価高かったな。その紙(回答が書かれた紙)、宝物として持って帰っていいですか。
永野:励みになると。
中川:はみげになるな。
永野:はみげ(笑)。
中川:(笑)、励みになる。
永野:今のちゃんと文字に起こしてよ。
中川:じゃあ、次は砂組メンバーからの評価を。これいい企画ですね。
永野:あなた、良かったからでしょ。始めるまで思ってなかったでしょうが。
中川:じゃあ、いきますよ。
 
<石田>
@10点
A座長としてはすごく頼りになりましたが、永野さん担当の小道具を作るのに10日ほどかかっていた。小道具としては0点でそのかわり座長としては、という感じです。
 
永野:おおお。いいじゃないですか。彼からもらえるとは思わなかったですね。今まで仕切ってたのは石田くんだから。
中川:その石田が「いいじゃないか」と。永野さん担当の小道具っていうのは「犬とジャッカル」の盤ゲームのことですよね。それに10日かかった事件。
永野:事件じゃないよ別に(笑)、まあクオリティは高いと。東京公演でも目をこらしてみてくれたらなと。
 
<中西>
@9点
Aある日、本番直前、舞台そでで「おい、これ客席に聞こえるんじゃねぇか?」と思うほどの声でみんなをもり立ててくれました。気合いの入ったいい座長です。とともに、あの時の声の大きさが減点材料になりました。 あれがなかったら満点です。
 
永野:あー、諸刃の剣やね。はみ出すほどのバイタリティがあるってことだね。このマイナス1点は勲章ですよ。
中川:なるほど。
永野:このままで東京公演臨みます。
 
<西村>
@8.5点
A本番前に舞台裏にいたら、座長がよくウォークマンを大音量で聞いていて、それがノリノリで、ドタドタしてる音が客席に聞こえるんじゃないかと、何回かハラハラした気持ちのまま本番を迎えるというのがあったから。
 
永野:なるほどね。
中川:ハラハラした気持ちのまま、本番をむかえさせてますから、迷惑かけてますね。
永野:あー。メンタルでマイナス1点で、音が0.5かな。まあ、大したことない数字にしてみたら。乗り切ったんやから。
中川:大したことない?西村はハラハラしたまま、本番むかえちゃってるわけだから反省した方がいいよ。迷惑かけてますよ。
永野:あ、そっか。気をつけるわ。勲章とか言ったらいかんわ。
中川:そうですよ。
 
<松田>
@7点
A総じてがんばってはりましたが、どうしても役者永野が顔を出すのか、気が付くとなぜか石田さんが仕切っており、永野さんは何をしているのかと探すと、脚本に没頭していることがよくあったので二点引きました。あと本番直前に舞台裏でみんなを鼓舞しようと、今日のテーマ的なことを発表してくれるのは良かったですが、その声が尋常じゃないくらいでかく、そのことに一切気付いていない感じが狂気をはらんでいてたまに恐かったので一点ひきました。永野座長、東京公演もよろしくお願いします。
 
永野:みんな同じこと言ってんなー。
中川:松田暢子は怯えてるんですよ。
永野:反省しますけど、でも、脚本に没頭してたっていうのは、弁解させて頂くと座長に一時専念しすぎて芝居がおろそかになってしまって、それは本末転倒だってことで…そういう時期の出来事ですから。
中川:その後は、盛り返したと自分では思ってると。
永野:はい。
 
<酒井>
@6点
Aかなり必要以上に座長という肩書きを背負い込んでいたように感じられました。
何から何まで自分でやらなきゃみたいになってる時期もありましたが、おそらく永野さんは前線でみんなを引っ張るリーダータイプが向いていると思います。 ただ、そのリーダーっぷりが裏目に出て、今日は俺が多く払うと宣言した飲み会で、最終お金が足りずに僕に借金を申し出たあたりがさすがにかっこ悪かったので、今のところぎりぎり「可」の6点にしてみました。東京公演に期待してます。
 
永野:ははは(笑)この日、しっかりしてれば良かったー。
中川:これは?どういうことですか(笑)。
永野:この日、頑張ってたら、みんな満点やったのになー。
 
<角田>
@0点
A悪影響を及ぼしかねない間違った発声練習を指導した。(−3点)
稽古場で流れていた今時のJ-POPが全て同じ曲に聞こえる。(−1点)
いきいきうどんにいきすぎた。(−1点)
砂組親睦会の席で、酔った勢いで本性を表した酒井劇団員の真情の吐露を受け止めきれていなかった。(−1点)
公演までの時間のほとんどを小道具制作に費やした。(−2点)
開演直前の幕間での声がデカすぎた。(−2点)
大阪公演が終わったとたん、気を抜き過ぎた。(−MDウォークマン)
 
永野:点数引き過ぎじゃない?ちょっと見せてもらっていいですか?みんな、見てんな。座長だから注目されちゃってんだな。
中川:永野さんが教えた発声練習を見てた、スタッフさんに「それ、喉潰すよ。」って言われたやつですね。いきいきうどんは、永野さん行きつけのうどん屋さん。あと、MDウォークマン無くしたっていう。
永野:うん。無くした。マイナス出てるな。
 
中川:平均、6.8点です。
永野:ちょっと、角田を人数から引いて欲しいわ。
仲井(スタジオ編集部):ここまで、各座員の評価を聞いてきたんですけど、演出からの評価っていうのも聞いてきましたんで。
中川:あっ、そうなの?
永野:点数もあるの?
仲井:はい。じゃあ、まず中川座長に対してのコメント読みます。
 
<上田>(中川座長に対して)
@8点
A基本的には大変頼もしく、大いに助けてもらいました。8点ぐらい行ってたと思う。
ただ、座長すなわち看板役者なのですから、もっとスター性でぐいぐい引っ張ってくれれば10点行ったと思います。正直、稽古途中ぐらいまではスター性に乏しかった。へこたれとった。
 
中川:なるほど。その通りだと思います。甘んじて受けます。
永野:そうですか。
中川:へこたれた時期ありました。ホットラインでも言ってましたからね。
永野:へこたれは、全員に見せてしまいましたもんね。
中川:はい。これからまだ、いけると思うんで、頑張ります!
仲井:じゃあ、続いて永野さんに対してのコメントを。
 
<上田>(永野座長に対して)
@8点
A気負いすぎて本番前にのどを嗄らしたのが-1点。同じく気負いすぎて、本番の40分前から舞台裏でスタンバイしてしまったのが-1点。それ以外はパーフェクトだったように思います。みんなもよく付いていってたように思いました。ホントはのどを嗄らしたのは-1点どころではないのですけど、中川さんと点数に差があると気まずいので。
 
永野:(笑)。
中川:喉を嗄らしたのはまずかったですね。
永野:そうですね。なるほど。分かります。どうあれ、やれることやった結果ですよ。
仲井:そして、続きもありまして。
 
<上田>
そんなわけで中川さん、永野さんとも8点としましたが、初の座長にして、お互い一座を最高と思える方向に導いてたのはさすがだなと思いました。それぞれの芝居のよさやカラーを知り抜いてるからこその快挙だと思います。
なのでもう、2人とも10点や!
 
二人:あははは(笑)。
永野:書きながら、テンション上がってるやろ(笑)。
中川:なるほどー。いやー、今回、良かったですね。
永野:中川座長、平均8.2か。次回も座長お願いしますね。
中川:いやいやいや。永野座長よろしくお願いします。
永野:いやいやいや。
中川:でも、この点数は内のことで、お客さんには関係ないですからね。結局、芝居ですよ。平均が6.8の芝居じゃまずいでしょ?平均8.2でも駄目なんですよ。
永野:けどもう、「いきいきうどん」には行かないですし、MDも無くさない。
中川:その話じゃない(笑)。
永野:角田が悪いわけじゃない?
中川:お客さんから見た芝居が10点じゃなきゃいけないって話ですよ。
永野:くっせー奴がいるな。
中川:(笑)。
永野:そりゃ、そうです。
中川:良い反省になりましたね。大事に持って帰って、東京で活かせるように頑張りましょう。
永野:はい。
 
(4月30日 東京出発前日に収録)
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