[ヨーロッパスタジオ]

智恵光院雀鬼会会長・中川晴樹の言葉
 麻雀は公演の打ち上げの時にやるぐらいだったのに、僕が東京から京都に戻ってきたこと、諏訪が麻雀を覚えたこと、第17回公演「平凡なウェーイ」が終わってみんな暇になったことなどが重なり、最近よく麻雀をするようになった。

そのうち稽古前や会議前に数時間。明日朝からバイトなのに徹マン。やらなければいけない作業があるのに、俗世を忘れて卓を囲む僕ら。上田に小言を言われても止められない。

じゃあそんな僕らの対局をHP上で報告をしていこう、そうすれば、麻雀をすること=仕事ですよ、誰にも文句は言わせませんよ、と。まあそういう訳で、「智恵光院雀鬼会」を発足します。麻雀を通じて演劇界を問わず、色んなジャンルの方々と繋がっていければいいんじゃないか、などと考えています。

(2005年4月)

ヨーロッパ企画代表・上田誠の言葉
 上の文章を読んで震えた。麻雀するのが仕事なもんか、と。正直麻雀だけはどうにも理解しがたく、大の大人が4人も集まって何時間もぐずぐずと何をやっとんだ、というのが本当のところだ。しかも、それが例えばゲストを交えたりして和気あいあいとやるならまだしも、大体同じメンツで背中を丸めてチマチマとやっておる。そりゃあラチがあきませんワ。このように升田幸三口調になるのも致し方ないといったところだろう。

しかしながら逆に考えると、ひたすら時間を吸い込みつづけるこのブラックホールのような遊びに、何か途方もないポテンシャルを感じるのもまた事実で、果てしない点棒のやりとりの末に、ひょっとしたら凄いものがアウトプットされてくるかもしれない。新しい表現が生まれるかもしれない。そう思うと、もう少しこの流れを見守ってみてもいいかなという気がするし、そう思わないとやってられない。

(2005年4月)