#13 トキ小箱カプセル

13回目は不肖、黒木が御案内致します。

そこは「トキ小箱カプセル」というワインBARであります。
近年、デザイナーズマンションが立ち並ぶ西木屋町の一角にたたずむ美松会館という郷愁に誘われる二階建てのビルに在ります。
先ず階段を登るのですが多分、どこぞのダンジョンに入り込むんだろうか?っていう気分になるかと思います。
そんな気分(そんな気分じゃなくてもいいですよ)で階段を登り、一番奥のドアを開け…否、「トキ小箱」という小箱を開ければ…そこはカウンター8席ではっきり言って狭いが、気取りが一切なくアットホーム感丸出しで気が緩くなるしかないっていう空間なのです。

この感じは店主であるトキちゃんこと、岡田時美さんの性格がそのままお店に表れてると小生は思うのです。
一人のお客さん同士をトキちゃんが介し結んでいくというノリで会話の連鎖が途切れないのです。
オーダーも一本のワインをみんなでシェアするというシステムなので自然と会話が生まれるのです。
ボトルが空き、丁度オーダーする人がどんな風味のワインを飲もうかな?と周りの人たちと相談し合い、そのリクエストを聞いたトキちゃんが選んだワインを又みんなでシェアするという…だから、今日のグラスワインはコレ、と決まっておらずいろんな種類のグラスワインをみんなと愉しめるノリなのです。

小生の思い出を書きましょう。
料理に余り興味がないのですが料理トークで盛り上がった流れがあり「お豆腐ディップ」という料理の作り方を教えてもらう事になったのです。
で、先ず玉ねぎの微塵切りが出来ないとアカンという事で包丁の握り方から始まり、「口で呼吸をすれば目は痛くならへんで」「水中眼鏡をかけたらええねん」など、周りのお客さんからもアドバイスをいただきつつ、アットホームな空間で習得したのでありました。
それと去年は「硬派探偵2」のロケ現場として使わせてもらい、18時開店なので日中の店内ではありましたがシブいシーンばかり撮れました。
次、「硬派探偵3」を撮る時も使わせて頂きたい所存。

最後に不肖、黒木の思い出を書き入れた次第になりましたが「トキ小箱カプセル」を一言で言うなら…
『此処は仲のいい友だちがいる部室のようだ』と、これは初めて来た方が発言した言葉です。
愉快に寛げる空間だと思います。

(2015.8.14)

京都案内人:黒木正浩

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[トキ小箱カプセル]

場所:京都市下京区河原町松原上ル
清水町454 美松会館 2F
TEL:075-343-5510

※定休日等詳しい情報については各スポットへお問い合わせください。

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