[ヨーロッパスタジオ][火星の倉庫ができるまで 〜上田ウィークリーインタビュー〜]>[第2回]






第2回「稽古初日」

 

中路:今週も始まります。

中路:「火星の倉庫ができるまで〜上田ウィークリーインタビュー〜」

中路:準備はよろしいでしょうか、上田さん。

上田:どうもー。

中路:こんばんわー。

上田:ただいま、東京は新宿の、マンガ喫茶マンボーです。

上田:本多くんの出ている「Fabrica[12.0.1]」観てきましたよ。

上田:とても身につまされるお芝居でした。

中路:観たいなぁー。

上田:よかったですよ。是非是非、関東に住んでる皆さんは。

スタジオ編集部:Fabrica[12.0.1]→http://fabrica.playxmovie.com/index2.html

中路:前回は永野さんが出てらっしゃいましたけど、

中路:今回はヨーロッパ企画から本多さんが。

上田:本多君、いい役で出してもらってましたね。

中路:へぇー。

上田:なので今日は、東京−京都の2元中継ですね。

中路:本多さんは、ファブリカ終わってから稽古参加になるんですよね。

上田:そうそう、そうなんですよ。

中路:もう、稽古初日迎えたんですよね?

上田:そうです、昨日やりましたね。

中路:どうでしたか、始まりの感触としては

上田:うーん、

上田:まあ、いつもの調子ですかね(笑)。

中路:なるほど(笑)

上田:最初はみんな、出方をうかがいつつ始まる感じなので。

上田:競輪の最初みたいな感じですね。

中路:探り探りな感じですか

上田:そうですね。役者さんに、いろいろエチュードをしてもらいました。

中路:上田さんの感じを見るというよりは

中路:演者さん同士の感じを見てるんですかね

上田:そうですね。「今回、お前らはどんなテイストで行くんだ」っていうのを

中路:挑戦的な。

上田:お互い、はかりあってる感じですね。

中路:前回は、「港の話」ってとこで終わってるんですけど

上田:はい。

中路:今回は、また話をちょっと戻しまして

上田:ええ。

中路:舞台を迎える感じなんか

中路:を聞きたいんですけど、また。

上田:まあまあ、毎公演、新鮮ですよ。

中路:新作ということで。再演との違いみたいな・・・。

中路:お客さんの感じもそうですけど、

上田:やっぱり、劇団って、よっぽどのことがないと、やってて飽きてくるの
で、

上田:毎回、新しい趣向をいれよう、とは心がけていて、

上田:なので、「今回はどんなことやらされんだろう」みたいな感じで

上田:役者さんが集まってくる、ってのが、理想ですよね。

上田:電波少年のアイマスクされたあと、みたいな。

スタジオ編集部:この時間は、スタジオ編集部の中路が、ヨーロッパ企画第25回公演「火星の倉庫」作/演出の上田誠さんにチャットインタビューし、お送りしております。

中路:劇団の流れみたいなものに、興味を持って集まってきてくれる

中路:みたいな、感じですかね

上田:そうそう。稽古初日は、そういう雰囲気になれば、成功だと思ってます。

中路:アイマスクのドキドキ感みたいな(笑)

上田:そうですね、新作は、そういう感じを心がけてますね。

中路:けっこうな、スリルがありそうですけど

中路:稽古初日まで、まったく内容については話さないんですか?

上田:そうですね。あんまり、話さないようにしてます。

上田:ちょっとは、情報出すようにはしてますけど、

中路:あー、小出しにして興味を・・・

上田:やっぱり、役者さんの前で、今回のコンセプトをバッと発表して、

上田:それで、みんなのリアクションから、「これはイケるな」とか「弱いな」とかを探る、みたいなとこがあるので。

中路:それを上田さんが感じてしまうのが、あまり

中路:いいことではない、という感じですか

上田:「弱いな」ってことを?そうですね。

上田:そしたら、アイデアが足りないんだな、と思って、足したりします。

中路:それに、左右されて続きを書けなくなったり

中路:みたいなことは、ないんですか。

上田:あるある。すごいあるよ。

中路:ぇえー、そうなんですか。

中路:常々、アイデアってどこから沸いてくるんだろうと・・・

上田:役者さんが、つまんなさそうだったら、ガラっと変えたりします。

上田:アイデアは、恥ずかしながら、日々、メモするんですね。

上田:ケータイでメモして、それを、自分のパソコンに送るようにするんです。

上田:自分のパソコンのアドレスは「あ」っていう名前で登録されていて、

中路:ケータイで、とはびっくり。

中路:いつも、考えてストックしてるんですな

中路:してるんですね、

上田:なので、アドレス帳の一番上に「あ」が来ていて、送りやすい、ってい
う。

中路:いつでも送れるように。

上田:(笑)突然、中年の口調になったから、驚いたよ。

中路:すいません、ミスった。

中路:でも、メモの時点ではバラバラのものじゃないですか

上田:ええ、ええ。

中路:選んで繋げるというよりは、拾って当てはめるって感じなんですか?

上田:「タイトル」で、つなげますね。

中路:タイトルに合いそうなのを選ぶってことですか?

上田:例えば、ぼんやり「大学の青春モノ」っていうメモと、「客観視点のタイムマシンもの」っていうメモが、

上田:「サマータイムマシン・ブルース」っていうタイトルで、バシバシとつながる感じ、ですかね。

上田:先週言ってた「タイトルから」っていうのは、そういう意味なんです。

中路:「タイトルから考える」ってことですよね?

上田:そうそう。ミにならない話で申し訳ありませんが…。

中路:いえいえ!ミになりますよ(笑)じゅうぶん。

中路:メモの大事さが・・・

上田:なもんで、今回は「火星の倉庫」なので、

中路:バシバシッっと

上田:「港モノ」とか、「モータリゼーションもの」とか、

中路:繋がりつつあると。

スタジオ編集部:この時間は、スタジオ編集部の中路が、ヨーロッパ企画第25 回公演「火星の倉庫」作/演出の上田誠さんにチャットインタビューし、お送りしております。

上田:「荷物で舞台を構成する」とか、

上田:そういう、前からあったアイデアが、結びついてる感じですね。

中路:へぇー。

中路:まだ、足されたり引かれたり、の段階ですが

上田:そうですね。いっつも、6時間分ぐらいのアイデアを,

中路:そんな量のアイデアを!

上田:バーっと書き出して、そこから、焦点をしぼっていくのが、いいのか
な、と…。

上田:いえいえ、そんな大したもんじゃないです。

中路:かなり、濃くなりますね。

上田:そんなことしか、考えてないわけですから。

中路:うーん、でもすごい、です。

中路:そろそろ、時間なんで今週はこんな感じですが。

上田:おお、そうですか。

中路:はいー。

上田:抽象的な話しをする、チャットになってますね。

上田:制作チームに叱られませんかね。

中路:ずいぶん、ぼんやりした感じで、すんません(笑)

中路:怒られるかなぁ。

上田:まあでも、情報を出しすぎるのも、アレですからね(笑)。

上田:せっかく、新作を見ていただくのに。

中路:そこは、もう、小出し小出しでいきましょう。

中路:はい、すみませんが。

上田:明日は、こちらで舞台美術の会議です。

中路:上田さん東京からお疲れさまでしたー

上田:スケッチとか、あがってくるのかも。ドキドキです。

上田:お疲れさまでしたー。

中路:会議終わっても、情報は小出しで(笑)。

中路:お疲れさまでしたー。

上田:興をそぎますからね。

スタジオ編集部:火星の倉庫CM→ http://www.europe-studio.net/marscm/index.html

スタジオ編集部:火星の倉庫→ http://www.europe-kikaku.com/projects/e25/main.htm

上田:ではでは、失礼しますー。

上田:どうもありがとうございました。

中路:はいー。来週もお願いします。

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