中路:こんばんわー。
上田:どうもどうも。
中路:本日もよろしくお願いします。
上田:お願いしますー。
中路:「火星の倉庫ができるまで?上田ウィークリーインタビュー?」
上田:はいはい。
中路:はい。すいません、本日は事務所におりませんので
中路:ほんとにほんとに?生チャット。
中路:先週から質問をこの生チャットを見ていただいてる方に
中路:BBSの方に書き込んでもらいつつ
中路:インタビューを進めさせてもらったんですけども
上田:12は企画名ですか?
中路:いやいや、そんなサブタイトルいらないでしょう
上田:あっ、違うんだ。
中路:ちゃんとした、本タイトルあるじゃぁないすか。
上田:コーナー名を言ったのかと思った(笑)。
スタジオ編集部:ご質問がございましたら、BBSに書き込みお願いします。http://www.donet.gr.jp/%7Eeurope/cgi-bin/bbs_europe/ibbs.cgi
中路:いえいえ(笑)。違いますー。
上田:ごめんなさい、そうですね、BBSのほうに。
上田:書き込んでいただきまして、あれこれ。
中路:さてさて、はい。
スタジオ編集部:つきみさんより「こんばんは。からくりについての話、私もお聞きしたいです。」
上田:あっ、早速!ありがとうございますー。
上田:「からくり」かー。
中路:先週の最後に「からくり」についての質問を頂いてたんですが
上田:そうでしたね。どんな質問でしたっけ?
中路:時間がなくて、今週に持ち込みになりましたが。
上田:はいはい。
中路:「前に日記等で言っていた「からくり」「伏線」等についての話が聞きたいです。」
中路:サツキカさんより、頂きました。
上田:そうそう、漠然とした質問でした(笑)。
中路:ありがとうございますー。
上田:どうもですー。
上田:そうですねえ、分けて、お話しましょうかね。
上田:「からくり」ってのは、まあ、仕掛け、ってことだと思うんですけど、
上田:これを、舞台に持ち込むのが、僕は、好きでして、
中路:はい、「伏線」。
上田:「伏線」もですねえ、似てるんですけど、
中路:「からくり」っていうのは、またちょっと違うんですか?
上田:そうそう。「伏線」はねえ、
上田:暴論言っちゃうかもしれませんが、
中路:はい。
上田:ちょっと、先端のところでは、古い、と、されてるように、感じますね。
上田:書き手の間では。なんとなくですが。
中路:え、そうなんですか
上田:そうそう。やっぱり、流行りすたりって、あるのですよ。
上田:作家の間でも。
上田:えっと、そうだなあ、
上田:たとえばじゃあ、「事件」とか「事故」とかを、舞台で描くばあい、
中路:はい。
上田:いっときは、その事件を、直接描かないやりかた、というか、
上田:事件は、舞台の外で起こっていて、
中路:内容の流れで感じ取ってもらう、というような?
上田:そうそう。そのことを、舞台上の人たちが、わいわい話すというような。
中路:会話なりなんなり。
上田:それで、事件の全容を、あぶりだす、という、
上田:そういう、間接的な描き方が、「劇的」と、されてた、と思うんですね。
上田:きっと。
中路:直接的な表現はしないんですね。
上田:そうそう。「苦悩のピラミッダー」なんかは、そうですね。
中路:劇的というのは、生でこその というようなことですか?
上田:あれはまさしく、窓の外で、ピラミッドの現場が、動いていて、
中路:ほんとだ。
上田:あっ、「劇的」というのは、説明するのはむつかしいんですが、
上田:「手ざわり感を感じる」「リアルだ」「ぐっとくる」みたいなことですかねえ。
中路:お客さんが想像力を働かせてそれぞれ楽しむ感じですよね。
上田:そうそう。それが、いっとき、すごく主流だったんですけど、
上田:今は、そうじゃなく、「現場」を、舞台に、直接、乗っけてしまうやり方、というか、
中路:現場を舞台に持ってくるというのは、
上田:そっちのほうが、むしろ、流行ってる、感じがしますねえ。
中路:舞台がその状況になっちゃうってことですよねぇ
上田:そうそう。しょうもないことですが、ロードランナーで、「掃除をする」とか、
上田:「ウェーイ」で、「事故を起こす」とか、
中路:まさに、「その場で起きていること」というか
上田:そうそう。そういうことを、もう、舞台上で、やっちゃおう、っていうことですね。
中路:臨場感?なんていうんでしょう。
中路:分かんないですけども。
スタジオ編集部:質問がございましたら、BBSに書き込みお願いします。http://www.donet.gr.jp/%7Eeurope/cgi-bin/bbs_europe/ibbs.cgi
上田:そうそう、まあ、そういうことですね。
上田:そういうまあ、なんとなく、流行り廃りのようなものが、あるんですよ。
上田:それはきっと、時代にねざしたもの、だったりするんですけど。
中路:なるほど。
上田:ちなみにこれ、全然間違ってるかもしれませんからね。
中路:ぇえっ。
上田:あくまで、僕の私見として(笑)。
中路:でも、舞台上にそういった一目で観てとれるような状況を置くことによって
上田:長くなってますが、
上田:ええ。
中路:お客さんとしてはある程度共通な設定で楽しむことができますよねぇ
上田:そうですね、要は、「描いてもらう」ってことを、せずに、
中路:想像を働かせるというよりは
上田:そのものを、見せる、っていう、ある意味、プリミティブな、表現ですね。
スタジオ編集部:ものぽんさんより「上田さんは、その作家さんの間での流行を、大事にしたいほうですか?それとも、自分のおもしろいと思う方を片っ端から攻めたいほうですか?」
上田:あっ、ありがとうございますー、ものぽんさん。
中路:ありがとうございます?。
上田:そうですねえ、「作家さんの間での流行」っていうのは、
上田:やっぱり、面白いなあ、と思う、立場ですね。
上田:ただ、それが、まんま、エンターテイメントとして通るか、というと、
上田:ちょっと、まだ、とんがり過ぎてたりもするので、
上田:そこらへんを、うまいこと、解きほぐして、やりたいなあ、とは、思ってます。
上田:というのとは別に、
上田:「自分のおもしろいと思う方を片っ端から攻めたい」っていうのは、もちろんありますが、
中路:流行を取り入れつつってことでしょうか
上田:そうですね、流行をとりいれつつ、いきすぎないようにしつつ>中路さん
中路:その流行がすぐに反映されるような世界だったりするわけではないのですかね?
中路:作家さんたちの間 というのは。
上田:「自分の面白いと思うこと」は、さらに、偏執的だったり、伝えづらかったりするので、
上田:まあ、バランス、ですかねえ…(笑)。
上田:いえいえ、作家さんたちが、ものすごく、速い、ということですわ。>中路さん
上田:ちょっと、あれですね、なかなか、伏線の話に行きませんが、
中路:ぁあ〜。なるほど。
中路:そうですね(笑)。
上田:そんなわけで、「伏線」っていうのは、物語のつむぎかたとしては、
中路:はい、お願いします。
上田:ちょっと、古めかしい、といいますか、
上田:でも、面白いのは面白いんで、やりたいんですけど、
上田:今、なんでしょう、主流っぽいのは、
中路:はい。
上田:主流じゃないなあ。
上田:僕が書く上で、「これは面白い」と思ってる、感じとしては、
上田:「起転転転」みたいなこと、ですかねえ。
中路:上田さんがいま興味がある流れとして は。
上田:そうそう。
中路:話がどこまでも・・・転がってくような?
上田:横からピュッと、関係ない事件が入ってきて、かっさらわれたりとか。
中路:一瞬にして
中路:状況が変えられちゃったりとか
中路:「あれ?今まで?だったような・・・」みたいな
中路:終わりがどうなるか分かんないような、感じでしょうか。
上田:そうすねえ。展開がよめない、ってことでしょうか。
上田:まあ、でも、これも、全然、先端かというと、
上田:そういうわけでもないんだろうなあ、とは思うんですけど。
上田:今は、どんなんだろうなあ…。
上田:ちょっと、チャットでは考えがおっつかないので、
中路:う?ん、全体的な流行り廃れは全然分からないですが
中路:新しいものを観たときに感じていたいのは
中路:「次どうなるんだろう?」
中路:っていうハラハラ感だったりしますよね。
上田:はあはあ、そうですね。
上田:しかもそれが、お客さんによっても、違ったりするんですよねえ。
上田:そこが、一番、むつかしいとこ、ですかね。
中路:あー、そうですねぇ。
上田:とはいえ、いくら「伏線」が、ちょっと古いテクニック、といえど、
中路:はい。
上田:ものすごく、病的に緻密にやったりすると、やっぱり、すごいことになったりもしますしねえ。
上田:あ、「からくり」は、面白いですねえ!
上田:まだまだ、未開の分野じゃないかなあ、と、思っています。
上田:そんな感じです、まとまってなくて、ごめんなさい。
中路:「からくり」は舞台に使われる しかけ ですよねぇ
上田:そうそう。
上田:舞台とは限らないけどね。話そのものに、とか。
中路:内容にも
上田:まあ、なので、いろいろ、やっていこうかな、と思っています。
中路:伏線とからくりって混ぜ混ぜで使えたりするんですか?
中路:今回は割合的にどうなのかなぁ、と。
上田:もちろん、もちろん。
上田:今回は、そうですねえ、内緒にしといていいですか(笑)。
中路:ぉおっと。そうですか。
上田:そこは、お楽しみと、いうことで。。
中路:はい、まだまだふんわり行きたいと思います(笑)。
上田:僕としては、
中路:はい
上田:新作には、少なくとも、1個、新しいアイデアが、ないと、だめだろうなあ、と。
上田:アイデアというか、もっと根本的なこと、かもですが。
中路:あー、新しいものを開発 というか。
上田:そうそう。なので、再演とか、あと、コントライブとかは、
中路:革新的なことを。
上田:ええ。コントライブとかは、すごく、のびのび、やれてる感じですね。
上田:あんまり、飛びぬけて、新しいことというよりは、
中路:今までに蓄積したものを使い切ってお客さんを楽しませる、というような。
上田:そうそう。得意技を、出せればいいなあ、というようなイメージで。
上田:外でやらせてもらうお仕事も、そんな感じですね。
上田:きっと、そういうのを、求めてくださってると思うので・・。
上田:いやー、今日は、ずいぶんと、しゃべってしまいましたね。
中路:うわ、時間またすぎてしまいましたね。
中路:はい。今週もこのへんで終了したいと思いますー。
上田:時間制限、あるんですね(笑)。
中路:なんとなしに・・・30分(笑)。
上田:あー、そうなんですね。了解しました。
上田:「火星の倉庫ができるまで」っていう感じでも、なくなってますが、
中路:えっ、いや分かんないですけど!
上田:まあ、こんな流れもね。。
中路:「火星の倉庫」に向けて ではなくなってきてますね。
上田:ダメですね、もったいぶりグセが…。
上田:次回は、稽古場のこととか、話しましょうか。
中路:はい・・・。こんな流れで5週やってきちゃいましたけど
上田:みんな、がんばってますのでね。
中路:そうですね、よろしくお願いしますー。
上田:また、質問なども、お待ちしておりますー。
スタジオ編集部:ご質問がございましたら、BBSに書き込みお願いします。→http://www.donet.gr.jp/%7Eeurope/cgi-bin/bbs_europe/ibbs.cgi
中路:はい!よろしくお願いします。
中路:上田さん、ありがとうございました。
上田:はいー、ありがとうございました。