[ヨーロッパスタジオ]>[「なだぎ式殺人事件」構成作家鼎談・コント台本の方法]
ザ・プラン9、チョップリン、ヨーロッパ企画の3組によるコント番組『なだぎ式殺人事件』。
その収録現場にて、今回のコント作家である、ザ・プラン9のお〜い!久馬さん、チョップリンの西野恭之介さん、
そしてヨーロッパ企画の上田誠に、コント台本の方法について語っていただきました。

72年、岸和田生まれ。
吉本興業所属の4人組お笑いユニット、ザ・プラン9のリーダーであり、脚本を担当。

76年、兵庫生まれ。
松竹芸能所属のお笑いコンビ、チョップリンのツッコミ担当。

79年、京都生まれ。
ヨーロッパ企画の代表であり、全公演の作・演出を担当。
上 田
今回僕は、台本をまとめさせてもらう役やったんですけど、
かなり難しかったんですよホントに。
久 馬
ああ、でしょうね。
上 田
はいはい。
久 馬
あ〜。
上 田
けっこう、プラン 9 さんって、アドリブいれたりしはるじゃないですか。
だから、その余地をどれだけ残すか、みたいな…。    
西 野
僕、お笑いを(昔は)ぜんぜん見てなかったんですけど、ブーイングとかも、
仲いい友達がお笑い大好きで。
−−−
ええ。
西 野
ビデオで久馬さんやなだぎさんが出てるのを見せてもらったことがあるんですよ。
でその友達が、
「久馬さんっていうのは、仲ええ友達とおるときは、 1 分間に 87 回ボケるんや」とか。
一 同
(笑)
西 野
そういうのを聞いてて…どんな人やねん、ていう
上 田
1 分間で 87 コ・・・(笑)。
久 馬
いやいや!そんなことないですよ(笑)。
−−−
1 秒間に 1 コ以上ボケるってことですからね(笑)。
西 野
ほんますごいわって。無理やろ!みたいな。
 
上 田
だから、アドリブにツッコむのも難しいですよね。
西 野
いや、ホント難しいですね。
最初のオープニングのやつなんか、ホンマどないしよ〜思いながら。
上 田
ああ(笑)。
西 野
どこまで攻めていけばいいんやろ、みたいな。
−−−
ああ、そうだったんですか?
西 野
僕としては、「画面上やし、あんまデカイ声で舞台みたいにツッコんでもなぁ」
みたいなんも思ってて。でも「ツッコめるとこはちゃんとおっきい声でツッコまなあかん」
とか、・・・いや、めっちゃ真面目に考えてましたよ!
久 馬
上 田
(笑)
上 田
あの、妄想のコント、めっちゃ大きい声やったじゃないですか。
あれ「(小林さんと) 2 人だから大きめの声でつっこんでんねんやろな」
と思ってたんですけど(笑)。
西 野
いや、そうなんですよ。ツッコミって、やっぱ元気ないとだめじゃないですか。
僕ぜんぜん元気ないから。
オープニングのコント終わってから、「声は出そう!」とかたく決めましたね。
一 同
(笑)
 
−−−
オープニングだけ撮りなおしたいみたいな・・・(笑)。
西 野
撮りなおしたいです。
一 同
(笑)
西 野
いや、ほんま撮り直したい。めっちゃ探り探りでしたよ。
上 田

いや、僕ずっと「西野さんキレてはんねやろか・・・」って思ってたんですよ、声小さいから。ずっとドキドキしてましたよ。

一 同
(笑)
上 田
西野さん、機嫌わるいんかな〜って思って。
西 野
僕ね、それもめっちゃ言われるんですよ!機嫌わるいとか、全っ然ないですよ!
臆病もんですから!
上 田
そうなんですか(笑)?
西 野
それは、「どうしよ〜」って思ってる顔なんですよ、きっと。
全然キレてないです。
上 田
最初のコントは、ちっちゃくツッコむというか、ボケをこまごまひろうというか。
それは調整中やったんですね。
西 野
調整というか(笑)。「やばいやばい」って思ってるだけですけどね(苦笑)。
いや、ほんま撮り直したい。
一 同
(笑)