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なるほど、そういった話をヒントに「主婦」という、テーマも決まり。 |
永 野 |
で、母に「生まれ変わったら。次なにになりたい」とか・・・まあ何でも質問してたんですよ。そしたら母が「次、生まれ変わっても、女として生まれたい」って言って。「え? わりと苦労してきたじゃん」って思ったんですよ。子育ての人生やったし。「男がうらやましい」っていうこととかも、聞いてたから。けど、嬉しかったんですよ。 |
なるみ |
うんうん。「女として生きてきたことに、後悔してない」って、ね。 |
永 野 |
うん、そうそう。「人生をちゃんと、自分のなかで納得できてる」って。嬉しくて、それで完全に主婦寄りの思考になってきて。で、そのアイデアを「よし! これだ! 次世代の主婦像を描くっていうのをなるみさんに持っていこう!」と思って。それでなるみさんに、「主婦ってすごく、自分の人生をないがしろにしてて、すごく虐げられてる存在じゃないですか。そういう主婦が奮起して、人生を豊かにしていくっていう話をしようと思ってるんですけど。その役をなるみさんにやってもらいたいんです」って言ったら、なるみさんが「主婦、そんな悩んでへんで」って。 |
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なるみ |
(笑)。すごい、ネガティブな・・・世代によると思うけど、お母さんたちの世代と、今の主婦の人って、すごいおしゃれやし、楽しんでるひともすごいたくさんいるから、そこのギャップがあるかもしれないっていう話をね、みんなでして。「吉本・女子チーム」と「ヨーロッパ・男子チーム」が。で、「そんな、かわいそうじゃないよ」っていう話になって・・・最後先生の頭から煙が出て。 |
永 野 |
そう(笑)!! 東京でガッツリこさえてきたのが、ねぇ。 |
| なるみ |
でも、ほんまに思ってること言ったほうがいいと思ったから。 |
永 野 |
そう、だからよかったですよ。そのままだったら、「男目線の、かたよった、女のはなし」に、なる可能性があったんで。まあ・・・ちゃぶ台がえしですよ。 |
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ひっくり返された、と。 |
なるみ |
持ち帰る、的な。 |
永 野 |
ヨロヨロでしたよ、帰りみち。 |
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なるみ |
そうそう、「女はそんな、ヤワじゃないから」っていう話になって、プレゼントの話とかもしたよね。 |
永 野 |
「女」について、もう、むっちゃくちゃ聞いたんですよ。僕、よっぽど「女偏差値」が低いんやなって思った。「女性は、コロコロ変わるんやで」と。 |
なるみ |
プレゼントでも、「嬉しいけど・・・嬉しいねんで。けど、ちゃうやん、これ」ってあるやろ? |
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ええ、ええ。 |
なるみ |
その話になったとき、先生の「コートの話」になってね。 |
永 野 |
そう。むかし、浪人時代・・・まあ、宮崎にいた時代に彼女がいて。そのころ僕バイトしてたけど、稼いでも月3万円くらいなのね。で、プレゼントで3万のコートを買ったんよ。 |
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なるみ |
すごくない? |
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え、稼いだぶん、まるごとですか? |
永 野 |
まるごと。その意気込みが、嬉しいだろうと思って。しかもかわいいコートだし、と思って。で、あげたら「うわあー!」って喜んでくれたけど、1回もそれ着てるところ見たことなかった。 |
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悲しい(笑)!! |
なるみ |
でも、あるやん。「嬉しいで!! 嬉しいけど・・・それ?」っていう。女の子は、そういう強い部分もあるから。 |
永 野 |
ほんとに「嬉しい」っていうのはあって、けど・・・ダサいのも、ほんとやし。両方の気持ちが、100%ある。 |
なるみ |
両方。そうやな、女ってそんなんやから。「ヤワじゃないから、そういうことでも冷静に判断してるよ」っていう話をして。「だから、主婦の人でも、みんながみんな閉鎖的っていうのじゃないと思います」って。 |
永 野 |
「器用やで」って。なんかもう、「女は強い」って。でもそれは、うちの母も言ってたから、みんな女性は自分でそう思ってるんだなぁって。 |
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なるほどー。それを受けて・・・。 |
なるみ |
もうちょっと、持ちかえって・・・。 |
永 野 |
考えて・・・。でも、「群像で」っていうのもなんとなく、あって。「主婦で」っていうのも、あって。「主婦」から離れるのも、ちょっと嫌だなと思って。「主婦」は、話として何かあるぞ、と。だから、主婦の話にはしていこうと思いながら。 |
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