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第5回
「 土井コマキと SpicaDesign 
 
中川:では、よろしくお願いします。
土井・SpicaDesign武部(以下、武部)(※1):よろしくお願いします。
中川:土井コマキさんって、DJじゃないですか。映像作品は作ったことないんですよね?
土井:ないですねぇ。経験ゼロです!
中川:ですよねぇ?なんで、引き受けてくださったんですか?もともと、興味はあったんですか?
土井:何でですかねぇ。作品を観るのは好きなんですけど、自分で撮ってみようと思ったことはなかったです。なので、何で私に(ゲスト監督としての)依頼があったのか・・・分かんないんですよ。「(私が撮って)いいのかなー?」みたいな(笑)。今回、SpicaDesignさんと私と3人で作品作るんですけど、実はこの3人でビデオポッドキャスト(※2)の番組を、私のホームページの中でやってるんですよ。
中川:はいはい、ありますね。あの番組を一緒にやってらっしゃるんですね!
土井:はい。なので、どうもその番組を誰かが見てくれはって・・・。
中川:なので、「作品も作れるやろう」と。
土井:そう、思ってくれたのかなぁと。
中川:なるほど。じゃあ、「すごく自信があるから参加してみよう」とか「作品が撮りたい」って思って参加する、とかじゃないんですね。
土井:いやいやいや!!でもSpicaDesignは映像をしたいって・・・。
武部:昔から映像を作りたいと言ってたんで。
中川:井上さん(※3)が僕に直接「一般応募でもいいからSSMF出たい」って言ってくれてたので。
土井:そうそうそう。「こんなイベントやるんで来てくださいよ〜」「出します出します!」みたいな感じで言ってたら・・・。
中川:軽い感じだと思ってたら、実はがっつりゲスト監督枠が用意されていた、と(笑)。
土井:なんか・・・すいません。
中川:いやいやいや(笑)。土井コマキさんが参加してくれるって聞いて、「それなら一般とかじゃなくゲスト監督として出てもらおう」と僕らもお願いしたんですけど。
土井:ありがとうございます。
中川:ただ、土井コマキさん自身は映画を撮りたいとかいう思いはなかったんですか?
土井:「映画を作る」って・・・「曲を作りたい!」っていう思いと同じレベルな感じがしてて。私なんかが・・・そんな!!っていう。
中川:あ〜なるほど。DJっていうものとは全く違うジャンルというか。
土井:そんなクリエイティブなことを私には!とてもとても(できない)!!
中川:僕ら役者が音楽を作ることと似てるんですかねぇ?
土井:そうなんですか!?それ(役者が音楽を作ること)はジャンルが一緒なのかと思ってました。
中川:いやいや!"演劇"と"バンド"はジャンル違うじゃないですか!
土井:でも、両方とも「自分を表現する」という面では一緒でしょう?
中川:DJだって、「自分を表現する」わけでしょ?
土井:いやいやいや・・・(笑)。だってDJなんかハッキリ言うて、他人が書いた曲・他人が歌ってる曲ですよ!他人がやった芝居・他人がやった映画・他人が描いた絵とかを紹介してるだけですよ(笑)。
中川:何でそんな、謙虚なんですか(笑)。でも、僕が紹介するよりは土井さんが紹介した方がいいじゃないですか。そこを否定しちゃったら・・・。
土井:ねぇ?
中川:自信なさすぎるでしょ(笑)!一般で参加してもらった方がいいんですかね!?
土井:(笑)。いや、もうぶっちゃけて言うと、今回の「黄金」っていう意味を昨日まで取り違えてたんですよね。
中川:昨日まで「取り違えてた」?
土井:昨日の夜中に「『黄金』って何やったっけ!?」って分からなくなってきて!
武部:ひたすらウィキペディアとかで「黄金」の意味を調べてましたね(笑)
中川:まじですか(笑)!・・・やっばいことになってますねぇ〜。
武部:「金」と「黄金」は違うのか!?「ゴールド」とは違うんかな?みたいな(笑)。
土井:「金」と「黄金」は意味が違うらしいですよ(笑)。
中川:へぇ〜。
土井:タイトル「黄金の○○」は駄目って仰ってたでしょう?
中川:はい、そうですね。
土井:そのタイトルが駄目なんやと思ったら・・・すごい深いテーマですよねぇ。
中川:そうですよ。勘違いされる応募者の方もいらっしゃるんですけど。なので「黄金」という言葉を、どういう風に捉えて表現するか。ですからね。
土井:そうですよね。「黄金」という概念が・・・っていう話を夜中にしてたんで、何かすごいことになってきて(笑)。
中川:でも、皆さんわりと「黄金って何やねん」みたいな考えになってくるらしくて。ゲスト監督の安居さんも最近は口癖のように「黄金って何やねん」って言ってるらしいですからね(笑)。それぐらい皆さん悩んでるみたいです。
土井・武部:(笑)
中川:じゃあまだ「黄金」に関しては悩み中って感じですか?
武部:でも、たぶん最初に出たアイデアで行こうと今朝・・・決まりまして。
中川:この大会は、作品を上映してお客さんに投票をしてもらって、1位を決めてしまうというガチンコのイベントなんですけど。どうせ参加するならぜひ一番を目指してやって欲しいんですけど、どうですか?
土井:うわー(笑)。そりゃそうですよ!本気でやりますよ!
中川:自信はありますか?
土井:リーダー(井上さん)がこの場にいたら、間違いなく「自信がある」って言い切ってると思うんですけど。
中川:なんでリーダーがインタビューに来てないんですか(笑)!?
武部:リーダーは・・・6時半くらいには来れると思うんですけど。
中川:いや、遅いですよ!
土井・武部:(笑)
土井:でも、そんな中途半端な考えなら明け方まで「黄金」について話し合ったりしないですよ。
中川:なるほど。
土井:我々3人は「本気で遊ぶ」がテーマなんで。
中川:ぉお!ありがとうございます。ヨーロッパ企画のテーマも一緒なんで。
土井:本気でやってますよ。過去の優勝できなかった作品とか観て勉強してるんで。
中川:チェックして頂いてるんですか!あーゆうの(優勝できなかった作品)が優勝できないんで(笑)。分析なども?
土井:はい。他の作品とかぶらないようにどうすればいいのか?とか。ヨーロッパ企画に笑いで挑んでも絶対に勝てない!とか。
中川:(笑)。かなり悩んでる、と。
土井:悩んでますね〜。
中川:すごく楽しみですね。今回、かせきさいだぁ≡さんもグラフィックデザイナーの田口陵さんと一緒に作品を作ったりだとか、ヨーロッパ企画内でも何人かのグループで作品を作ったりだとか、あるんですけど。大概のグループは意見が合わなくてケンカするらしいんですよ。土井コマキさんとSpicaDesignさんは今のところ、まだ揉めてない・・・ですか?仲いいんですか?
武部:仲いいですよ。
中川:ホームページに載せる写真送ってもらったじゃないですか。あの写真を初めて見た時、「井上さんと武部さんが土井さんを叱りつける」っていう関係性を表してるなのかなぁと思ったんですけど(笑)。
武部:まぁ、そうゆう感じがなくもないですけどね(笑)。
中川:(笑)。
土井:私は「やりたい!」と思ったアイデアを広げることは限りなく出来るんですけど、そのアイデアをどう形にしたらいいのかっていう具体的なことも分からないですし、技術もないので。
中川:はい。
土井:そーゆうことにSpicaDesignの2人は、一緒におもしろがって乗っかってきてくれるんですよね。だから、両側にいてくれて「大丈夫だよ」っていう感じを表してる写真なんですけど。
中川:へぇ〜。なるほど。いい関係性ですね。
土井:はい。
中川:ところで他のゲスト監督の方は・・・例えばミュージシャンのゲスト監督の方は「黄金」っていう曲を新しく書いたりだとか、それぞれの自分の職業を生かした作品作りをされてると思うんですよ。土井コマキさんはDJというお仕事を作品にどういう風に作品作りに生かすのかなぁと、すごく興味があるんですけど。
土井:ど〜やって生かしたらいいんでしょうねぇ?
中川:例えば仲の良いミュージシャンの方に出ていただくとか、土井さんがものすごく喋るとか・・・。
武部:今出ているアイデアの時点では、ほとんど喋らない感じですね。動きで見せる感じですね。
中川:DJなのに(笑)!?
土井:DJなのに!もう、DJ辞めようなかぁと思って(笑)。
中川:何を言い出すんですか!ここでそんなこと言われても(笑)!
土井・武部:(笑)。
 
中川:では最後に意気込みをひとことお願いします。
土井:はい。作品を観ていただく方にも、他の監督の方にも失礼のないように真剣にしますので!挑戦したことのない畑の人間だからこその私に出来ることを。SpicaDesignはずっと前から映画を撮りたかったみたいなんで、その思いを昇華する形で参加できたらいいなと思ってます。
中川:分かりました!ありがとうございました!
土井・武部:ありがとうございました!!
 
※1「SpicaDesign」…武部さんが所属する大阪のデザイン事務所。
※2「ビデオポッドキャスト」…ポッドキャストの動画版。映像ファイルを公開・配信する。
※3「井上さん」…SpicaDesignのメンバー。実はこの井上さんの紹介で、8/4にSSMFアップルストア番外編をすることになった。
(7月17日 収録)
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