| 中川:宜しくお願いします。 |
| 安居:宜しくお願いします。 |
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| 中川:今回ゲスト監督ということで、SSMFに参加していただくんですけれども。以前僕ら(ヨーロッパ企画)はカミロボでお世話になりまして、今ももちろん・・・やってるんですよね?カミロボ。 |
| 安居:はい。 |
| 中川:ご自宅で? |
| 安居:えーっと今は・・・アメリカでカミロボの映像の配信とグッズ展開をやるっていうので、先月の末にサンディエゴのコミックコンベンション2007っていう大きな大会で。 |
| 中川:スケールがおっきくなってきてますね(笑)。 |
| 安居:(笑)アメリカのオタクの祭典みたいなイベントの会場でカミロボファイトをやるっていう企画で。行ってきました。 |
| 中川:へぇ〜!アメリカでもカミロボ盛り上がってるんですか!? |
| 安居:なんか、会場歩いてたら「お前、カミロボの!」って声かけられて。 |
| 中川:もう皆カミロボを知ってるんですね! |
| 安居:いや、全然知らないですけど!その祭典に集まってきたやつらが、やっぱりキャラクターとか好きな人たちで。 |
| 中川:あ、コアな人なんだ。 |
| 安居:自分で作ったキャラクターとかを「プレゼントフォユーや!」みたいな感じで(笑)。 |
| 中川:へぇ!だって前回のカミロボのイベントでも「1人遊びで楽しんでたのが、今回(イベントで)こんなにたくさんの人に観てもらえるようになりました」って言ってたのが、今やもう海外にまで行ってしまってる訳ですもんねぇ。やばいですね!? |
| 安居:おかしなことになってきましたねぇ。 |
| 中川:人生がもうなんか(笑)。だって遊びだったわけでしょう!? |
| 安居:そうなんですよねー。だから、遊びのままのスタンスでいる感じなんですかね?一応自分なりの本業は別にあるんで。 |
| 中川:ええ。 |
| 安居:最近は(本業の方とカミロボが)クロスしてきてるかなっていうのはありますね。 |
| 中川:じゃあもう、自宅で1人で酒飲みながら・・・なんてのはもうしてないんですか? |
| 安居:あんまりやってないですね。それがいいのか悪いのかっていうのは分からないですけど。 |
| 中川:情熱みたいなものはどうなんですか?薄れていったりしないんですか? |
| 安居:薄れてきたというか、楽しみ方が変化してきたとは思います。例えば、ワークショップをする事もあるんですけど、ちょうど僕がカミロボで遊び始めた頃の小学5、6年生の時と同じくらいの歳の子がキャラクターを作って持ってきてくれるんですよ。 |
| 中川:あ〜。 |
| 安居:アメリカでも高校生くらいの子が「俺も(キャラクター)作ってきたよ!」って言って持ってきてくれるんですよね(笑)。そういう意味ではいろんな人と交流したり、一緒にモノを作ったり、一人でやってきたもの以外の"新たな楽しみ"みたいな感じになってますけど。 |
| 中川:あ〜なるほど。僕らのSSMFもまさにそんな感じで。最初自分たちでカメラを買って、撮ったものを打ち上げとかで見るっていうぐらいのスタンスで映画みたいなのを作っていたのが、今はこうやっていろんな人と繋がって一緒にイベントやっていろんな人に観てもらうっていう風になっていったんですよね。まぁ安居さんと規模は全然違いますけど。なんかそーいうのって、「おもしろいなぁ」って思いますよね。・・・作品ってもう作りだしてるんですか? |
| 安居:こっから「黄金」の話ですよね? |
| 中川:はい(笑)。 |
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| 安居:昨日、粗編集をやってきて、ここから色々加工していくと思います。 |
| 中川:いろいろ? |
| 安居:撮影は終了して、大まかな編集を昨日して。で、だいたい「こういう感じでいきましょう」っていうのが決まりましたね。 |
| 中川:その辺のスタッフワークというか。例えば撮影とか編集とかはご自分でされるんですか? |
| 安居:それがですね・・・かなり話長くなると思いますけど(笑)。 |
| 中川:全然いいですよ! |
| 安居:まず最初にSSMF参加するか?みたいな話になったのは、酒の席で軽く聞かれて。こっちも飲んでるし「おもしろそうですね!」なんてノリで答えてて。 |
| 中川:ええ。 |
| 安居:その次が、上田さんから携帯にメールが来たんですよ。携帯のメールってなんか気軽な感じだから、「やりますよ」なんて軽く返してたら。次に家のパソコンに「宜しくお願いします」みたいな内容のちゃんとしたメールが来たんですよ(笑)。 |
| 中川:仕事のメールでしたよね(笑)。 |
| 安居:それを見て「エラいことになってるやんけ!」って思って。・・・うわっやばいなぁ!参加せぇへんほうが良かったんちゃうかなぁ、と。「完全にガチの戦いやん!」って思いましたよ。 |
| 中川:(笑)そうですね。 |
| 安居:どうしたもんかな〜って考えてるうちに、カミロボでマネージメントをしてもらってるバタフライストロークの方から「どっちにしても手間と時間をかけて作るのなら、ちゃんとそれなりのクオリティがあるものを作ったほうがいいんじゃないか?バックアップするから」って言われまして。んで、いつもカミロボの映像を一緒に作ってる映像関係の方達が来てくださって。 |
| 中川:はいはい。 |
| 安居:「本業」の方が来たんですよ。 |
| 中川:(笑)プロの方が来られたと。派遣されて。 |
| 安居:僕としては、まぁ「言うても草野球やろ」って思ってたんですよね。そしたら僕の草野球チームにプロ野球選手がいっぱい来てしまったっていう感じに(笑)。 |
| 中川:そうですよね(笑)僕らも草野球のつもりでやり始めてるんですけど。 |
| 安居:そう!これ(プロの方が来られたこと)はこれで、また大変なことになってしまったなと!! |
| 中川:(笑)。 |
| 安居:そうなんですよね〜。まあ、でも最終的に撮影は草野球っぽいノリで進みました。 |
| 中川:すごいもんが出来上がりそうですねぇ。 |
| 安居:(笑)。 |
| 中川:主役はカミロボですか? |
| 安居:カミロボっていうか、紙工作みたいなことは・・・やってます。 |
| 中川:なるほど。映画を作るっていろんな制約があるとは思うんですが、今回のこの「黄金」っていうタイトルについてはどう思われました? |
| 安居:最初は「黄金」っていうテーマで撮ればいいんだと思ってたんですよ。よくよく参加基準読んでみたら「タイトル『黄金』で」って書いてあって!テーマとタイトルとでは全然違うじゃないですか?「黄金」ってタイトルをつけて映画を撮るなんて、まず自分の中にはないので。 |
| 中川:はい、そうですよね。 |
| 安居:あまりにも(自分とは)かけ離れた言葉すぎて、悩みましたね。すごい悩みました。 |
| 中川:へぇ〜!大丈夫ですか?ちゃんと「黄金」ていうタイトルをクリアした作品になってますか? |
| 安居:まぁ、僕的にはクリアしたつもりなんですけどね。 |
| 中川:観終わった後に「これは『黄金』や!」と思える映画になりましたか? |
| 安居:(思える)と、思うんですけどねぇ。撮影中は「『黄金』て何やねん!?」っていう独り言がずっと口から出てましたね。顔洗った後とかのちょっとした時に「・・・『黄金』て何やねん」って。ちょっと逆ギレみたいになってましたね。 |
| 中川:(笑)。じゃあ、そこはもう抜けて、あとは編集だけって感じですかね? |
| 安居:そうですね。 |
| 中川:撮影は楽しかったですか? |
| 安居:楽しかったです! |
| 中川:良かった。そう言ってもらえて(笑)。 |
| 安居:モノ作る仕事はもう15年以上やってるんですけど、やっぱり「作るだけ」というよりは「作って更にそれを使って表現する」っていうか。子供の頃から漫画とかは書いてましたけど、自分1人で完結するよりは、書いたもので人を笑かせるというか「コミュニケーションツール」として使うというか。 |
| 中川:あ〜。 |
| 安居:よくよく思い出してみるとそういうことが多かったなぁって。そう思うと今回ちょっと頑張る機会を与えてもらって、良かったなって思います。 |
| 中川:ありがとうございます。嬉しいです。 |
| 安居:ただ、それに順位を付けられるっていう。そっから先がかなり気が重い(笑)。 |
| 中川:(笑)1位から20位まで付けられますからね。大阪本選だと本広監督が審査しますから。 |
| 安居:これは・・・キビしいな〜。 |
| 中川:はい。カミロボ界代表として・・・。 |
| 安居:怖いなぁ〜。 |
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| 中川:大会出ていただくからにはやっぱり優勝を目指して臨んでほしいんですけど、自信の方はどうですか? |
| 安居:自信はあんまりないですよね〜。まぁ自信ない代わりに、中途半端な順位になるぐらいやったら、ちゃんと20位になりたいなっていうのはありますね。 |
| 中川:(笑)どうせなら0か100かで行きたいと! |
| 安居:どうせなら(笑)! |
| 中川:では最後に意気込みをお願いします。 |
| 安居:難しいなぁ。でもまぁ、自分としては納得いくものが撮れれば。客観的な評価が下されることはあまり考えずに。自分としてどんだけのモノができたか、に重きを置いて完成まで持って行きます。 |
| 中川:なるほど、分かりました!ありがとうございました! |
| 安居:ありがとうございました! |
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