(シアターガイド熊井)
永野宗典 起抜けに部屋で流れていた『東北新幹線はチヒロちゃんを乗せて(銀杏BOYZ)』が頭から離れず、車窓からの東北の風景がよぎって(あんまり馴染みないけ ど)、今日の一日のTO DOリストを頭に浮かべながらも、頭使う作業は一切したくないなあ、3日くらいどこかでのんびりしたいなあ、なんて旅情をそそられ て、やがてお腹が空いて、気づいたら「高木珈琲」のモーニングのポテトサラダのことで頭がいっぱいになっていました。 |
本多力 ウォーキング日和な晴天。あ、日焼け止めも帽子も忘れた。しかし酒井が日焼け止めを。なんてつかえるやつだ。それにしても朝早いのに人が多い。午前8時過ぎ。普通に皆起きて活動してるんだなあ。寝てちゃいかんな。高校の同級生K君(京都市役所勤務)が自転車に乗って出勤している姿を見掛ける。テンション上がる。10年ぶり位の邂逅にも関わらず声掛けれず、そんな自分にテンション下がる。結果、通常テンションでウォーキング。 |
酒井善史 路地を歩いていたときに見かけたお札、それがどうも気になって頭から離れない。 普通の民家の軒先に貼ってあった紙のもので、パッと見サルっぽい生き物が描かれていた。でもなんか画風が西洋っぽくて、あとから思うとどうにもゴブリンだったような気がしてしょうがない。ゴブリンのお札て。下に比叡山何とかって書いてあった気もするし。あ、でも比叡山てサルいるし、つじつま合ってしまうぞ、これ。サルのお札やったんやろうか。お札に振り回されたなあ。 |
諏訪雅 三条商店街にいつもいる、なんだかエロい八百屋の女が消えていて、歩く時のドキドキをひとつ失ってしまった。こうだからエロいという明確な理由があるわけでもないんだけど、なんかエロい。裸である、とかだったらそりゃまあエロいわけで、でもちゃんと服も着ていたし、それがエプロンである、ならばとてもありがたいんだけど記憶ではニットくらい厚手の生地を身にまとっていたように思われるがなんだあのエロさは。会えないから妄想でエロくなってしまったのか。 |
諏訪:だいぶんもう、ウォーキングしやすい時期になったなー。 本多:汗かかないと、ウォーキングやった気になんないからね。 諏訪:何分くらい歩いたんかな? 永野:ここまで……20 分? 30 分? 本多:いや、40 分くらいは歩いてるんじゃない? 永野:40 分か。また戻りで40 分かかるのか。 諏訪:で、酒井が20 分くらい遅刻したから……。 酒井:いや、その20 分は……。 諏訪:あ、関係ないか、酒井の遅刻は。でも「帰ったらもう、昼」みたいなんは嫌やからなぁ。 本多:前に、帰ったら昼の2 時やったときがありましたねー。 諏訪:あー。 本多:もう、それで“今日” が終わりそうになった。 永野:そんだけ動いてたら、クタクタやからね。 酒井:片道2 時間、とかねぇ。 諏訪:これ、連載の第1 回目で……第8 回までやるのかな。7 回か8 回やるんか。だから、ベストを全部出していかんと。 永野:ああ〜。 諏訪:全部の店を、最高の店で。 本多:じゃあ、4,000 円くらいのこと行きましょうよ。あの、お粥の。 諏訪:あっ、あのお粥定食! 永野:おおー。あれ、比叡山にあるの? 本多:南禅寺じゃない? 永野:へえー。 諏訪:で、「ないとう」になると2,500 円のモーニング。 永野:うわー。 |
諏訪:でも、近所でも行ってないカフェ、いっぱいあるよね? 永野:うん、あるある。 諏訪:いい感じの喫茶店ね。 酒井:よくないとこもあります? 諏訪:モーニングがないとこも、ある。 永野:あー、そりゃいかんな。 諏訪:一回適当に入った喫茶店でスクランブルエッグ頼んだら、ほとんど黄身が生で。 永野:えー。 諏訪:もう、お皿にベターってくっついてて。 永野:うまくない? 諏訪:もう、うまくない。 永野:飲み物は? 諏訪:ふつう。 永野:へー。 (モーニング運ばれてくる) 諏訪:うわ……これは。 永野:写真より、よく見える。 諏訪:メニューの写真よりね、豪華に見える。 一同:いーただーきまーすー。 永野:うまい。このポテトがうまかったなーっていう印象が。 本多:あっ、おいしい。ポテトと卵の境目。 永野:出会ってるとこ? 酒井:「出会ってる」(笑)。 永野:この時間が一番、幸せやなー。 諏訪:うん、うまい。なかなか超えられへんやろ、ここは。 |