[ヨーロッパスタジオ]>[ゆるウォーキング うまモーニング]
ゆるウォーキング うまモーニング
第2回「ヨーロッパハウス(二条城周辺)→カフェSHIFT」
7/28から全国ツアーがスタートした、ヨーロッパ企画の新作『サーフィンUSB』。その本番中というハードな状況にも関わらず、今月もウォーキング魂を貫いてしまうのが、彼らウォーキング・チームだ!……とはいえ、同じコースをぐるぐるしてる辺りに、どうにも涙がチョチョ切れます!?

(シアターガイド熊井)



永野宗典
寝坊してしまった。諏訪さんの電話で目が覚めた。僕は、小さい頃から朝が苦手だった。夏休みのラジオ体操なんて、ほとんど行ってなかった。夜更かしを覚え、徹夜明けでラジオ体操に向かうような子供だった。電話を切って慌てて外に出て、灼熱の太陽にさらされて、夏休みに嫌々ラジオ体操に参加していた幼少の自分とダブった。正直、この日ばかりはウォーキングをお休みしたかった。怠惰な夏への憧憬を抱きながらゆるーく歩いた。
  本多力
曇り空ウォーキング。下を見がち。目に入るのは数ヶ月ぶりに見る永野さんのMBTのシューズ。埃かぶってないか?二条城久しぶり。相変わらずランナー多い。昔見かけた後ろ姿100点女子ランナーが現れて顔見れないかなあ。すれ違いざまに「すいません」と謝ってきた中年の男性ランナー。いったい何に謝ったのか?この疑問を考えるのに邪魔な、パンツも短パンもデカいから股がスースーしてスカートってこんな感じかなあ?という気付き。
  酒井善史
西垣くん?さん?今回カメラマンとして来てくれた、入ったばかりの映像スタッフ西垣くんの年齢を僕は知らない。他のみんなの接しかたから見ても多分年下で間違いないと思うけど、万が一ということもある。僕の一つ上の先輩、石田さんが西垣くんにタメ口で喋っていたので石田さん以下の年齢、かつ同い年の接し方ではなかったので、すなわち僕以下、この脆弱な推理でもってタメ口で話しかけてみたところ、大丈夫っぽい感じだった。そもそもこの文章がタメ口ベースだもんなあ。
  諏訪雅
まあ二条城3週という基本中の基本のコースを選んだわけですが、なんだろか。ここに限らずウォーキングでぐるぐる回る人たち。確実にあきるんだけどなー。あきずに毎日毎日ぐるぐるぐるぐる、景色とか相当つまらんのになあ。音楽も聴いてない人がいる。ストイックだなあ。何を考えてるんだろう。まったく知らない人たちの歩きながら考えたことを集めたらきっとつまらんのだろうなあ。まあこの連載はそういうことをやってるのか。すいません。


諏訪:まあ公演がね、始まってね。
永野:そう。
酒井:京都公演中ですね。
永野:本番の朝。
本多:今日も、夜6時から公演がね。
諏訪:まあ公演で怪我して。
永野:(笑)。
諏訪:足を怪我してるのにウォーキングはするんやから。
永野:ねぇ。するのかなぁとは思ってたけど。
諏訪:僕がこの連載にかけるアレは、すごいものがあるよ。
本多:ほんとですねぇ。
酒井:自分で言っちゃうんですね(笑)。
諏訪:公演があって、足の怪我してるのにウォーキングする、っていう。
永野:もう、やめようって言うかと思ったけど。
本多:そう。僕も、もう。
酒井:あ、本多さんも、腰を。
本多:腰が痛いんですけど、やっぱその情熱に押されて、やっぱ。
諏訪:本多くんも、そうか。
酒井:包帯(笑)。
永野:1ステ目やったからな。
本多:1ステ目(笑)。
諏訪:(笑)。
本多:僕もなんか、あちこちちょっと痛いんだよなー。
酒井:うわー(笑)!
永野:早いねぇ。
本多:昨日、マジで痛くて。
酒井:湿布なんですか? それは。テーピング?
本多:サロンパスみたいな。
永野:ほんと、銭湯とか行ったほうが良さそうやね。
諏訪:電気風呂は、いいと思うよ。今日帰り、コバヤシさんとこ行くけど、寄ってく?
酒井:「コバヤシさんとこ」(笑)。
本多:あー、寄ってこうかなー。保険証持ってくればよかった。
永野:あ、けど「今度持ってくればいい」って。
本多:言ってくれる? コバヤシさん。
諏訪:そやけど月末やで。月初めに見せるやろ? で、この前なくて行ったんよ。じゃあ、その月中に持ってきてくれって言われて。
本多:あら。
永野:あ、じゃあ明日には。
本多:そっか。保険証なかったらどれくらいなんですかね。4,000円くらい?
諏訪:5,000円は超えるんちゃう? あっ、分からん、種類にもよるんじゃない?
酒井:3割負担ですしねぇ。
本多:うーん。え、永野さんは体全然大丈夫なんですか?
永野:いやいや、首がおかしかったから……。
本多:寝違えじゃないですか(笑)?
永野:違う違う(笑)。
酒井:首は……。
永野:なんか、サロンパスみたいなの貼ってみた。
本多:じゃあだいぶ。
永野:うん。足もまあ、痣がちょこちょこあるし、傷の絶えない。
本多:(永野さんは)なんで今日遅刻したんですか?
永野:いや僕も、起きれんかったからダメやなぁと思ったけど。
酒井:あれ(笑)?
永野:這い上がって。
本多:情熱で(笑)。
永野:うん、情熱。みんなの情熱があったから来れた。
酒井:なんか、ふわふわしてますけど。
本多:情熱がなかったらヤバかったね。
永野:なかったら、ヤバかったね(笑)。

諏訪:クーラー効いてる?
本多:ぬるい店ですね。
酒井:自然な。
諏訪:暑くない?
本多:暑いっすねぇ。
永野:言ってみる? 誰か言う?
諏訪:ちょっと冷房下げてきて、本多くん。
本多:えっ。
永野:ボタン探して。
本多:いやあれ、だって奥ですよ。カーテンの(笑)。

永野:ここは作業しに来たんですか? 普通にフラっと来たんですか?
諏訪:1回、何かやろうとして来たら、何も集中できんくて。
酒井:あー、ガラス張りやし。
諏訪:“集中喫茶”ではないよね。
永野:いや、モーニングメインですよ。コーヒーもおいしいし。 “集中喫茶”じゃない、っていう。
酒井:そっか、使い方をね。
諏訪:最初ちょっと、ナメてた。ナメてて、入らへんかった。
永野:なんでやろ。どっか、ナメてた。
酒井:「ナメてた」(笑)。
永野:なんでやろ。横文字かな。なんか、軽かったのかな(笑)。
本多:まあ、家の近くっていうのもあるのかもしれないですね。
永野:あー。頻度で言ったらチロルが多いしね。

本多:ツアーで行きたいとことか、あります?
永野:どういうこと?
本多:「東京で、どこかの店行きたい」とか。
酒井:ごはんですか?
諏訪:うーん。
本多:もうあんまりないのかな。何回も行ってるし。
酒井:あっ、東京でなんか、むっちゃウマいとんかつ屋さんがあるっていう……。
諏訪:あんまり魅力的じゃないけど、まあ聞くわ。
酒井:じゃあもう、やめときますよ(笑)。
諏訪:いやいや(笑)。なんやろう、とんかつ屋ってなんかあんまり……引きが。
永野:引きがないよね、なんでやろね。とんかつ屋。
酒井:そっか……。
永野:想像つくからですかね。
本多:とんかつってまぁ、あんま……(笑)。
永野:どこいってもそこそこ合格点出しそうな。
諏訪:酒井が言うからかなあ。魅力がないのは。
酒井:いや、なんかね。高田馬場の「とん太」っていう。
本多:学生の町やしな、しかもそれ。
永野:期待できない……ですけど(笑)。
酒井:これちょっと、ひとりでリサーチしてきます。

店員:スペシャルモーニングでございまーす。

永野:おっ!
酒井:来ましたー。
本多:いただきまーす。
諏訪:いただきまーす。
永野:オレンジジュース。これ飲んだことない。
本多:これさっき、ジューサーで作ってたんですかね?
永野:音がしてたね。
酒井:搾りたて。
永野:おいしっ。
酒井:おいしい。
永野:ちゃんとツブツブが入ってるね。
本多:わー。
永野:食べよかー。
本多:うん、うまい。
酒井:マーマレード。
本多:うわーすごいな。
永野:おいしそう。スープからいこう。……うまい。
諏訪:あちっ。