(シアターガイド熊井)
永野宗典 やけに朝日が乱反射するなと思ってたら、新婚野郎・酒井のキラめく結婚指輪だった。学生時代から10年以上も一緒に過ごしている後輩に先を越された焦りのせいか、心なしか早歩きになってしまった気がする。早歩きしたって、結婚できやしないのに!い、いつか、子供連れて、ゆるウォーキングしよな!よ、嫁に弁当作ってもらってな!な、なんだよ、夢語るのは自由だろ!青春真っ盛りでごめんな!青大将で結構じゃい! |
本多力 先月の酒井に続き今月は諏訪さん不在のウォーキング。一人欠けると寂しいなあ。そしてそれとは関係なしで今回行くカフェは僕が選んだという重圧。プレッシャー。何日か前から探してて結局一番初めに見つけた店。写真で見る限りいい感じだったけど如何なものか?プレッシャーのせいでいつもより歩みが重い。いっそ牛歩作戦に出ようかとも思うが断念。にしても御池通りは道幅が広く、ビルと空とのバランスが抜群で歩いてて気持ちいい。あ、素敵な店があると思ったら目的地。 |
酒井善史 前回お休みさせていただいて久々だったし、結婚後初のゆるウォーキングではりきってメンバーとの会話に集中して歩いてたら、その間に最近知り合った方とすれ違っていたらしく、向こうは気付いてくださってたのに、うっかり気付かず素通りしてしまっていた。 ゆるウォーキングなんだしもうちょっと周辺視でいろいろまわり見なきゃなあと。ただ意識しすぎてもいかんし。ああ、もっとナチュラルに歩きたい。邪念が。ただ件の西垣君とはすっかりトークに花を咲かせられる仲になりました。 |
諏訪雅 今回のゆるウォーキングはお休み。 |
永野:諏訪さんがおらん、と。
本多:そうですね。東京でもモーニング行ってるんかな。 永野:モーニング行ってないんじゃない? まあけど早起きはしてる。 本多:でも、モーニング行かな考え事ができないって言ってたけど。 酒井:ああ、習慣として。 永野:けどもう午前中には起きて、昼前にはいなくなってたなぁ。前、一日一緒やった時は。 酒井:ああ、東京で。 本多:それ……そんなに特筆すべきことでは(笑)。 酒井:……わりと普通(笑)。 永野:いやいや、午前中のどのタイミングでね、いなくなってて……。 本多:いやもう、稽古が昼からでしょう? 永野:昼1時。 本多:じゃあ(午前中に起きるのは)当たり前じゃないですか。 永野:昼1時だよ。30分でも間にあうんだよ。 本多:僕、でも昼1時からの稽古の時、稽古場に11時半に行ってましたよ。 永野:あ、そう! 酒井:へえー。 永野:で、稽古して。 本多:いや、ストレッチして。ひとりの。それからみんなでストレッチして、読み合わせやって。 永野:うわ、へえー! 酒井:それが、稽古前。 本多:そう、稽古前やった。 酒井:他の方はどれぐらい前なんですか? 本多:他の人は……。 永野:11時半は1等賞? 一番早いでしょう? 本多:いや、遅いほうやった。 酒井:え! 本多:11時の人とかもいてた。 永野:誰? 本多:いやそれはもう。 永野:イニシャルでいいよ。 本多:……Dさん。 永野:D!! Dはひとりしかいねぇ(笑)! 酒井:いや、まだどの演目か分からないですからね。 本多:いや、先輩方が早かったですよ。 永野:Dは……。 本多:デーブ大久保さんですけど。 永野:デーブ大久保さん出てないでしょう。 本多:はい。 永野:伊達暁さんも出てないし。 酒井:Dは、だいぶ。「だ行」は。 永野:クルム伊達も出てないし。 本多:出てないですよ。堂島孝平も、出てない。 酒井:(笑)。 本多:今日、顔洗ってないでしょう? 永野:顔、洗ってないよ。 本多:さっきのお手拭きで顔拭いたのが、顔洗ったことになって。で、トイレも……。およそ家でやるべきことをこの店で済ませたでしょう! 酒井:朝やるべきことを。 本多:トイレも行って。 酒井:顔拭いて。 永野:そうね。たいてい、そうよ。毎回喫茶店でトイレ行くでしょう? けど、気持ちいいトイレだったよ。 本多:まじっすか。やっぱトイレって重要。 永野:大事! もう、チェック。チェックがてらやからこれは。姑として行ってるから。京都の喫茶店のトイレをチェックする。 本多:あの人……夏木マリさんやったかな、「つるとんたん」が好きな。 永野:ああ、つるとんたん好きな。 本多:つるとんたんの店行ったらまずトイレ行くらしいよ。 酒井:ああでも、飲食店ってトイレが綺麗やったらやっぱり全部そこで見るんですって。衛生管理とかの面で。 本多:へえー。働いてた時からそうやった? 豆腐カフェとか不二家とか。 永野:そういうんじゃなくて? 酒井:去年お店(カフェ・ド・念力)やったじゃないですか。 永野:ああー。 酒井:それで色々調べてたら、そういうのが書いてあった。 永野:あーそっか。けど、たいてい綺麗やな。今まで行ったことは。 酒井:まあ、汚いとこってねぇ。 永野:ねぇ。あんまないでしょ。 本多:え、来月は全員一緒にやれるの? 永野:本多くんは? 10月末。 本多:あっ、僕いないかも。そっか。なかなか揃わんもんで。 永野:芝居の稽古入るともう無理やな。 本多:うんー。そうですねぇ。 永野:調整効かんわい。 酒井:長期間ねぇ。 永野:調整効かんくなるからなあ! 本多:グアム行くんやって? 酒井:明日から。あの……ハネムーン……。 本多:新婚旅行って言うかハネムーンか、どっち言うんやろうと思ったら、ハネムーン。 酒井:ハネムーンの方が、ちょっと。 本多:え、関空から? 酒井:関空から。 本多:へえー。 永野:関空から直で。 酒井:直行ですね。 本多:何分くらい乗るの? 酒井:3時間半くらい。 本多:へえー。 永野:ジャンプとか持って行くの? 酒井:でもジャンプはー、今日読んでー……。 永野:今日読んだら済むの? 酒井:はい。かさばるし。 永野:そやな。 酒井:まあ、ね。奥さんとのトークをね。 永野:トーク! 酒井:大事にしないと……完全に怒られることに……なりかねないので。 本多:そうや。ハネムーン行ってねぇ。 酒井:マンガはちょっと持っていかない方向ですね。 本多:DVDとかやったらね、一緒に見れるけどね。 酒井:ひとりになりますからね。マンガはね。 永野:マンガはな。共有できんからな。 酒井:日本で読めよ、っていうね。 永野:でも「このコマ最高ー!」みたいなんで喋れるよ。 酒井:ああ、一緒に読んで。 永野:一緒に読めばね。 酒井:けど自分のペースで読みたいですよね。 本多:でもそれは亭主関白で行ったらいいやん。「俺のペースで読むけどお前、ついてこいよ」みたいな。 永野:関白宣言。 酒井:関白宣言、そんなとこでしてどうするんですか。ページめくる速度で。 永野:(笑)!! 本多:なんか今、志村けんさんみたいでしたね……なんかよく分からんけど。 永野:僕が? 本多:なんか「ボケに対して後輩が的確なツッコミをして、むっちゃ笑う」っていう。 酒井:(笑)! 本多:何すんの、グアムで。 酒井:海……ビーチがあるのと。 本多:奥さんとはもう、一緒に行くん? 関空で待ち合わせとかそういうのじゃなくて? 酒井:一緒に。 永野:一緒でしょう。 本多:でも逆に、待ち合わせたほうが、いいとかいうのもあるじゃないですか。 永野:まあまあ。 本多:もう今から待ち合わせってなかなかない訳でしょう? 永野:でも今回できるなら、いつでもできるじゃん、そりゃ。 本多:あー、そっか。 |
酒井:まあでも確かにね。1回のことですからね。
永野:ああー新婚旅行っていうのは。 本多:その、生活の延長で行くんじゃなくて、関空で。それまでそういう道で来たとかいう話もできるじゃないですか。 永野:怖いね、けど成田離婚とかね。 酒井:ね! あると聞きます。 永野:信じられないよね、そんなね。 酒井:ゲート入るまでに成立する。 本多:え! 行くまでに離婚するの!? 酒井:っていうのもある。わりと……なんというか「新婚旅行で」っていうのもあるけど、そこまでの結婚式とかで、男性の方が何もしないとか。 永野:ああー。 酒井:そこでこう、色々露呈して、というか。 本多:まあ、初めての共同作業っていうけどね。 酒井:嫌な面を知って、みたいなことがね、あったりするんですって。 本多:へえー。そっか、もう離婚も意識してるわけやね。結婚しちゃったから。 酒井:いや、離婚は意識してないけど(笑)。 永野:けどもう、ね。 本多:僕ら離婚なんか絶対不可能ですもんね。結婚してないから。 永野:そうそう。 本多:酒井だけ、可能性がね。 酒井:与えられた権利としては、そうですけど。まあもう、随分長いんで。 永野:付き合ってねぇ。 本多:どれぐらい? 酒井:付き合って……ちょうど5年。 永野:ほえー。 酒井:先日5年になりました。 永野:あ、9月に付き合ったの? 酒井:9月の20日くらい。 本多:記念日はちゃんとお祝いしたん? 酒井:あの、お互い忘れてて……結婚したんが1週間前やったんで。 本多:あ、そっか結婚記念日に移行するんや。 酒井:「そう言えば忘れたね」っていうのは言ってたんですけど。 本多:「そう言えば忘れたね」(笑)。なに、ワイン飲みながら? 永野:そう言えば忘れたね、ハートマーク、やな。 酒井:いや、バーとかではないですけど(笑)。 永野:じゃないの? 本多:え、結婚記念日っていうのは結婚式を挙げた日なのか、入籍した日なのか。 酒井:なんかね……ほんまは入籍した日らしいんですけど。まあ、人によって。全然離れてたりする人もいるし。僕は1日違いなんですけど。 永野:あー、そっかそっか。 酒井:まあ、気の持ちよう。 本多:どっちにしたん? 酒井:いちおう12日ということにしようかと。 本多:12日は? 永野:9・12。 酒井:結婚式の日です。ちょっとまあ入籍が(9月11日で)ちょうどテロの日なんで。 本多:あ、入籍したんがテロの日。何やってんの(笑)。 永野:テロ的に入籍した、っていう。ちょっと茶化すような。 本多:ええー! 酒井:そうですね。僕なりのテロ……。 永野:「僕なりのテロ」……「僕なりのテロ」。すごいねぇ。 本多:えーまじで? 酒井:言わんかったらよかった(笑)。 本多:テロ意識したんや。 酒井:いや、テロっていうか大安だったんですよ。 本多:テロの日が? 酒井:いや、今年はね。 本多:大安がいいんや。仏滅は、やっぱあかんやつ? 酒井:うーん。10日が仏滅で11日が大安やって。 本多:やっぱ、そういうの考えるんや。 酒井:その方がいいですよ、って結婚式場の人に言われたりとか。 永野:そっか。 酒井:ゼクシィに書いてあったりとか。 永野:ゼクシィ! 読むの? 酒井:あんま……分厚いんですよ。電話帳みたいな雑誌なんで。 永野:コロコロくらい? 酒井:コロコロより、判もでかいですし、コロコロの倍からありますし。 永野:まじで! 店員:ホットコーヒーのお客様。 永野:ホット! 本多:ホット。 永野:ここ2人です。 店員:アイスコーヒーの方。 酒井:あ、こっちです。ありがとうございます。 永野:すごいなぁ。結婚したくなる回になったな。このトークが。そんなことないかな。 酒井:ああー。 永野:読んでる人は。 酒井:前回ね、それで僕休ませていただいて。それで、というか。 永野:あ、前回休んでるんだっけ。 酒井:前回、そうなんです。結納的なやつをしに行ったタイミングでして。 本多:ああー。 本多:(食べながら)あ、お先です。 永野:うん。 本多:そっか、結納で先月は休んで。 酒井:ちょうど、奥さんの実家が佐賀なんで、福岡公演の時に前ノリしてちょっと行かせていただきまして。 永野:ああー。 酒井:で、ちょうどその日しかこっちにみんな、いなかったので。 本多:で、今月は明日からハネムーン、と。 酒井:はい。イベントがちょっと終わりまして。 永野:そらまあ9月は結婚の……あ、8月から(準備を)やってんのか。 酒井:あ、そうですね。 本多:来月は何やろ。なんか、毎回その結婚の行事とかありそうやんね。 酒井:今後? 永野:まあ、メインイベントは。 酒井:あ、でも引っ越ししますね、来月は。 永野:引っ越しがあって、新居に行って。……さて。 本多:子供。出産とかね。 永野:「さて、子作りに」っていう感じでしょう。 酒井:そっから最短でも十月十日かかりますから。 本多:子作り宣言はしてほしいですね。 永野:ああー。“関白宣言”に続いて“子作り宣言”。 酒井:“関白宣言”してへんけど(笑)。子作りねぇー。子供欲しいですけどね。 永野:子供欲しいなぁー。 本多:子供欲しいですか? 永野:欲しいよねぇ。 本多:へえー。 永野:面白いやろ。子供おったら。 本多:いやぁ、僕は……。 永野:あ、そう。いらん? 本多:今はね。 永野:そやなー。子供……が、いない老後って寂しいかな、とか。老後のことを考えてしまうな。 本多:まあね。 永野:子供ができたら免許取ろうかな。 酒井:……先取っといたほうがいいんじゃないですか(笑)? 永野:そっか(笑)。 本多:だって……。 永野:そんな暇なくなる? 本多:やし、奥さんが妊娠した時に、そら車の免許持ってたほうがいいじゃないですか。 永野:ほんとやほんとや。 本多:「どっか行く」ってなっても、運転してねぇ。 永野:うんうん、そやね。 酒井:子供できたら、車絶対あった方がいいって……まあ、住んでる場所にもよるかも分からないですけど。なんかあった時ほんとに。 本多:急に熱出したりとか。あるもん。 永野:そっか、うんうん。 本多:そうやって病院連れて行ってもらったこと覚えてるわ。 永野:あ、子供ながら。車があってよかったと。 |