(シアターガイド熊井)
永野宗典 2度寝してしまい、遅刻してしまった。そういえば高校時代は遅刻の常習犯だった。ちゃんと寝てすっきり起きて登校するのが、健全じゃない? 勉強もはかどるんじゃない?という睡眠至上主義の理念を掲げるただの堕落気味の生徒だった。朝起きて、運動して、ご飯を食べて、シャワーを浴びて、仕事を始める。今はそんな生活習慣を身につけたいと思っている。この連載で毎度「生活」を見つめ直している。もう6回目だというのに、未だ生活は一新していないけども。ん、高校からさほど変わっていないのか僕は? |
諏訪雅 行かなくなった美容院の前をうっかり通ってしまい、そこの店は以前永野君と僕が利用していたのだけど、永野君が別の店に変えたのをきっかけに僕も行くのが気まずくなりその店に行かなくなったのだけど、この日バッチリ出くわしてしまい、永野君も僕も一瞬「!」緊張したのだけど、そのタイミングで酒井が一生懸命何かを喋っていたので、酒井が喋り終わるのを待ってから永野君と「今ヤバかったよねー」っていう目で見合わせて笑ったんだけど、その笑いは自分の話が受けたと勘違いした酒井のトークにさらに勢いをつけた。 |
酒井善史 リュックか手ぶらかで迷ったけど、手ぶらはどうも不安になる。財布やらカギやら色々持っといたほうがいいなでポケットがパンパンになってしまうし、カバンもおなじようなサイズのしか持ってなくてウォーキングするにはちょっと大きい。しかも大きいから荷物入れちゃう。荷物持って歩きたくないけど、持ってないと不安というジレンマ。理想は四次元ポケットととりよせバッグなので、ひとまず実在商店でウォーキングに適した小ぶりなカバンを購入したい。靴も。結局ただの物欲の秋。 |
本多力 今回のゆるウォーキングはお休み。 |
諏訪:まあまあちょっとはやくもオレンジジュースが来てしまいましたけども、お先にいただきます。
永野:京都でもっとも贅沢な朝が迎えられるという、イノダのモーニング。 諏訪:うまい! 永野:うわ、いったか。 諏訪:うまいなー、酸っぱいな、ちゃんと。 永野:今、絞ったであろう。 酒井:もうだってほら粒とか繊維が浮遊してますからね。 諏訪:(飲み干す)ふう。 酒井:あ、もう。あ、もう飲み干したんだ。 永野:ショットでいった感じがありますが。 諏訪:このグラスのサイズいいよね。 諏訪:最近時間あって、ウォーキングをまた一人でやってんだけど。なんというかどこ行くときも歩きで。日々をノーチャリデーみたいなふうにして。 永野:たばこもやめてー。どんどん健康になってきますね。 諏訪:そうやね。でもね、この前断食もしてて、 永野:あら、断食まで。 諏訪:うん、断食して歩きまくってたらさすがに頭がカーって痛くなって。 永野:あらー。 諏訪:多分血糖値がゼロみたいになったんやと思うけど。 酒井:ゼロ!? はー。 諏訪:まあ、それで断念っていう。それでも、2、3キロくらいは痩せたからね。 永野:痩せましたよね、東京で会ったときよりも。 諏訪:あ、わかるー? (永野のミートローフセット、酒井・諏訪の京の朝食セットが運ばれてくる) 諏訪:うわー、すごい。 永野:ディナーが。メインデッシュが運ばれてきましたけど。 諏訪:ミートローフどう? 永野:うん、厚切りハム……。 諏訪:ハム? 永野:ハムはハム。ちょっと食べてみます? 諏訪:うん、(食べて)あ、うま。洋食みたい。 永野:スパムの柔らかさを想像してたでしょ。意外としっかりしてるっていう。 諏訪:でもさ、京都っていったらイノダでしょ。観光客とか結構。びっくりするやろね、この値段に。 永野:やっぱ朝ご飯に1200円だそうとはなかなか思わないからね。 酒井:夕食でもね、高い。 諏訪:月イチくらいで来たいけど。 永野:やっぱイノダに来ると記憶に残るもんな。毎回覚えてる。 諏訪:あー。 酒井:ちょっとしたイベントですもんね。 諏訪:どう?落ち着いた? 酒井:え?結婚ですか?っていうかこれ最近結婚の話しかしてないですよね。 諏訪:いやだって、お前が結婚するから。 酒井:いやまあ。あ、でも引っ越ししたんですよ。引っ越して、すぐ公演がはじまったので全然片付いてなくて。まだ落ち着いてない。 諏訪:旅行もバタバタで行って、もっと落ち着いて行きゃいいのに。 永野:いつゆっくりできるん? 諏訪:酒井ゆっくりできるん? |
酒井:でもこの公演終わったらとりあえずはカウントダウンまで。
諏訪:ふーん。じゃあもう一回新婚旅行行ったらええねん。 酒井:いや、もう一回行くの変でしょ。 永野:じゃあ、いよいよ家族計画が。 諏訪:え、今仕込んだらいつ出来るん? 酒井:仕込むって、ちょっと。まあ十月十日だから夏頃? でもその仕込む予定はないですけどね。 永野:あ、そう。でも分かるんでしょ、今日子供できるって。 諏訪:あ、女性の方は? 永野:うん。体がなんか。 酒井:へー、それきいたんですか? 永野:うん、女性のアナウンサーの方に。 酒井:へー。 諏訪:女子アナに。 永野:いや、女子アナっていうか、まあ普通に結婚して子供もいるっていう女性の、アナウンサーに。あ、芋がうまいね。ポテトサラダ。 諏訪:うん、あとクロワッサンが抜群にうまいね。 永野:さすがや。 諏訪:全然話し変わるけどさあ、酒井は嫁がおるからええけどさあ、ご飯食べに行く友達おらんねん。おる? 永野:いないなあ。新聞配達のころの友達がまあ大阪にいるけど、それくらい。 諏訪:そうなんよ。ほんとちょっとご飯行こうよ、ってくらいの友達がいないのよ、なんか。だから京都で行きたい店リストみたいなんがあって、20軒ちかく僕食べログでブックマークしてんねんけど、下手したらそのうちの一軒も行ってない。 永野:あー、だから夕方くらいに仕事が一緒のメンバーとかいたらうれしいですもんねえ。 諏訪:うん。流れでご飯いけるからね。まあ、だから飯食い友達みたいなの欲しいよねー。 永野:飯友(めしとも)なー。 諏訪:そうなんよ。 永野:まあ確かに一人で行くと店が決まってきますもんね。 諏訪:あー。 永野:やよい軒、王将、松屋、なか卯、 諏訪:玉屋は? 永野:あー、玉屋行きますねー。 諏訪:あと田舎亭? 永野:田舎亭も行く。ぐらいですかね。 諏訪:あら、6軒。コンビニとかスーパーは? 永野:あー、使わないですね。完全に外食。食生活ヤバイですよ。 諏訪:でしょー。 永野:僕この前風邪ひいて病院行ったんですよ。で、尿の検査してもらったら、「これやばいですよ、糖がでてますよ」って言われて。 諏訪:えー!糖尿やん。 永野:そうなんですよ。 諏訪:えー!うわー! 永野:いや、でもなんか、風邪で栄養ドリンク飲みまくってたからだと思うんですけど、尿がもう蛍光の。 諏訪:あー。あるある。うわーこわいなあ。 永野:気をつけないと。 酒井:結婚のお祝いにもらったんですけどティファールの電気蒸し器みたいなのいいですよ。 永野:なにそれ。 酒井:タマネギ一個それで蒸して、オニオンスープに丸ごと浸して。 諏訪:どんだけ幸せやねん。 永野:それちょっとメールちょうだい。商品名書いて。 |